【2023年】アクアリウムのおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

本編中の作画も安定しており、表紙より若干下がった程度のレベル。
ニヤニヤしながら読めました。

ただ、他の方も書いていますが、4コマ漫画らしくない作品。

4コマ漫画ですが
ガツガツ笑いを取りにいく感じの作風ではなく、
基本のほほんとした内容です。
ストーリーはまだ序章という感じですが、
青春の甘酸っぱい人間関係や葛藤を正統派に描いた作品です。

DK同士の恋で海洋生物オタクとクローズゲイのカプ♡

ゲイであることを隠して生きる自分とは反対に人の目を気にせず正直に生きる小笠原の魅力に徐々に惹かれていく由利の気持ちがピュアで、小笠原が好きなあまり夢の中で彼に見られながら海洋生物に弄ばれるエッチな夢を見てしまうのが面白い✨

個人的には小笠原の海洋生物に関した蘊蓄が面白く、濡場ではオオワニザメの交尾を真似て由利に噛みついちゃうのがツボ♡
海の中にいるようなキラキラと澄んだ2人の恋が魅力的✨』

流行りの女の子だけで、きゃっきゃうふふ。な世界ではなく、
ちゃんと恋愛を絡めた作者の強い意志に、座布団一枚。

やっぱでも絵好きだなー。羨ましい画力です。

もっこちゃんは、お魚たちの「声」や「本当の姿」が見える不思議な女の子。
小さい頃からずっとずっとアクアリウムが好きで好きでたまらなくて・・・・
お小遣いを全部アクアリウムの入館料につぎ込むほど！！
そんなもっこちゃんが、子供から大人になるまで見守ってくれる「おじいちゃん」
そんなおじいちゃんとの「別れ」や「再開」、とても不思議で、柔らかい雰囲気の物語。
すぐにその世界観に引き込まれていってしまいます。

須藤先生が好きな方も、今まで知らなかった方も、とても面白いので是非読んでみて下さい！！

人がすべて水辺の生き物から生まれた世界。無口な少女杢子と、彼女の叔母（と言っても若い）しずか。
一人では見られない世界が、二人だとみることが出来る。
そういう関係の二人が出会い、別れて、また出会う
水にまつわるさまざまな生き物たちと、「おじいちゃん」の話。
非常に優しい筆致で描かれてはいますが、これはおそらく昔だったら大家族の中で知らず知らずのうちに教えられてきていたであろう
人の生き死にについてをテーマにした話です。
漫画ではあるけれど童話に近いのかもしれません。非常にしんみり、染みる本です。

これは本当に万人向けの良いお話です。
話の内容やセリフで感動するというよりも、絵の表現や全体の雰囲気で感動します。
昨今のドラマや映画等で多い、ポイントが明確で押し付けがましい感動とは全然違う、
ぼんやりしててじわじわと心が洗われていくような、そんな感覚が味わえます。

これ読んだときはちょっとびっくりした。

始めての長編で、「恋愛」してんのも始めてでは？と。

（それでもじじと魚満載だったりしますが）

勝手な想像でありますが、この頃今の旦那さんと恋愛してたのかもな。

もっこちゃん（魚とお話できる主人公）としずかさん（一応叔母さんだが親友）のコンビがいい。

母親になったしずかさんもいいなー

このレビュー書いているのは「長い長いさんぽ」読んだ後だったりしますが。

みんなあっちへいったり、こっちへきたり。

誰かに会いにいく。

「さよなら」じゃなく「いってらっしゃい」で送り出してください。