【2023年】文化人類学のおすすめ本・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、文化人類学のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

目次

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1位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『文化人類学入門(増補改訂版) (中公新書)』

文化人類学のおすすめ本・書籍レビュー│『文化人類学入門(増補改訂版) (中公新書)』

レビュー
言語・婚姻・家族・親族・民族性等の観点から文化人類学(社会人類学)を平易な文章で解説している。入門書として広い知識と考え方に触れることができ興味深い。交差イトコ、兄弟逆縁婚などという言葉は始めて知った。白川村の合掌造りの家がなぜ大きいのか、妻訪婚の風俗から説明しているのも意外で面白かった。またベネディクトの「菊と刀」がフロイド学説の影響を受けた日本人論であったことも始めて知った。すでに30年近く前の改定版ではあるが版が重ねられているのもうなづける。
レビュー
大学のレポートの課題図書としてこの本を読みました。以前に一般教養の文化人類学で教わった内容は全て入っていましたし、それ以外にも植民地の影響で文化が変化したりといった興味深いことも書かれており、入門として十分な内容なのではないかと思います。
私のように文化人類学の授業の内容を深めたいと思っていらっしゃる方にはもってこいの本だと思います。
レビュー
留学した大学の先生が楽しそうに話してましたので買いました。上のほうが少しぎざぎざ?というか変な形になっていましたが、これはこれでレアだと思い満足しました。
レビュー
外国人の留学生です。人類学のある大学院に進学したいのでネットでおすすめの書目を調べてみました。この本は役に立つかもしれないと思って購入しました。増補版といっても、やはり内容はちょっと古いですね。

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2位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『文化人類学の思考法』

文化人類学のおすすめ本・書籍レビュー│『文化人類学の思考法』

レビュー
というタイトルの序論から本書ははじまる。

他者との差異を通した他者理解と自己理解の経験が、自分自身を見出している。
文化人類学は、差異の説明の難しさ、危うさを認識して、他者と自己の関係を考えてきたという。

我々が当然として受容している「あたりまえ」を遠くから見直す、客観視することによって我々が生きる世界のあり方を捉えなおすのが文化人類学なのだという。
「あたりまえ」をゆるがし、「ちょっと待て、ほんとうにそうなの?」と問いなおす思考の旅へと誘う。

まずいきなり1章から考えさせられる。
フィリピン、ハヌノオの人々は、植物を発芽の仕方、茎の伸び方など、生長上の特徴に即して分類しているというのだ。

ややもすると未開社会として見下してしまうのが自動的に発動される思考なのであれば、
既存のフィルターでみることが如何に危ういかを思い知らされるだろう。

自らの頭脳にパラダイムシフトを引き起こすような、そんな一冊になるのではなかろうか。

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3位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『文化人類学への招待 (岩波新書)』

文化人類学のおすすめ本・書籍レビュー│『文化人類学への招待 (岩波新書)』

レビュー
本書は、5回にわたって多摩市で行われた市民講座での講演を編修して1982年に出版された。
28年前の本書を読んでみて、「学問の春」には、微妙な進化?とも思える部分が多く読み取れることに気がついた。
巻末で、山口先生からの要請に応えて、演壇に立って話した大江健三郎氏が話したことが印象に残った。
大江さんは、この5回にわたる講演を全部聴講しに来たからからだと思うが、巻末での氏の感想が的を得た話となっている。
”かれ自身の学問の総体にわたる講座をやっていただければ、私のいう「山口昌男の全体像」が、生きいきとした大きい仕事として実現するのではないかと考えるのです。”と、話していたが最近読んだ「学問の春」などが、大江さんが期待した仕事の一部をなしているのだろう。
レビュー
前使っていた人が赤ペンで書いてくれて意識的に読むことができて良かったありがとう価格以上
レビュー
一般の人向けに、文化人類学についておこなった、入門的な5回の講座の講義録。
人類学者ではない、ポーランド人のヴィトケヴィッチを、全体の最初と最後で取り上げているところに、
普通ではない、山口昌男独自の、文化人類学入門であることが、よく現れている。
特に、政治における演劇性に注目している部分が、
この本が書かれた後に、小泉純一郎の登場を、まるで予言しているような内容で、とりわけ興味深かった。
レビュー
 書名にもあるとおり山口昌男山脈の入口の立て札といった趣。
 多摩市の市民向け講座で先生が講演した内容が再現されています。この講座を企画されたのは,大場悟さんという方です。多分,多摩市の職員の方だと思います。大場さん,ありがとう!
 そんな次第で,本書は話し言葉でかついろいろなギャグもあって,そこそこわかりやすいです。オススメです。私は備中神楽の話のところが一番興奮したかもしれません。「ブンカジンルイガク」なんて難しいことを言わず,舞踊や風習などを興味を持って見てみるとエライ面白いぞ,と,そんな視点を提供してくれています。
 この市民向け講座に,何と大江健三郎氏が毎回参加されたそうで,講義の最終日に発言をされています。それも収められています。そのお話がまた,なかなかイケテまして励みになります。

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4位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『カミの人類学 不思議の場所をめぐって (講談社文庫)』

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5位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

文化人類学のおすすめ本・書籍レビュー│『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

レビュー
長期にわたる実地調査を幸福学に落とし込む事によって幸せとは何かを深く考えさせられる本になっています。
この本を購入後に、東京オリンピックの競技場を作るための森林伐採のせいでプナンの人々に被害が出ているという記事を読み悲しくなりました。
レビュー
プナンには財が個人所有されるという前提がそもそもない。しかるに貸し借りがない世界である。
ここから所有とはそもそも何か?「私」「排他」とは、と我々の常識としていることを覆されることばかり。
読むことで自ずと哲学することになる。
レビュー
素晴らしい。その一言に尽きるのではないか。人類学を通して現代に疑問を投げかける類は山ほどあるが、本書においてはフィールドワークを通し、ある種の答えを明示している。著者の勇気と考察の深さに☆13個は捧げたい。
レビュー
プナンという、東南アジアの民族の生活全般について哲学的に考察している。どうして謝る必要がないのかなどについて。
日本にいる限りは日本の価値観は捨てられないだろうが、現代にこういう生き方をしていて、幸せというか、充実というかそういう日々を送っている人がいると思うと、窮屈な生活をしないでのびのびとした発想をもって生きていいんだと思えた。

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6位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』

文化人類学のおすすめ本・書籍レビュー│『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』

レビュー
良い本でした。
主題はそんなに多くないのでもっと短くても良い気がしましたが、
その分丁寧に様々な解説を拾っていて、その脇道部分が個人的には面白かったです。

しかしながら、個人的にはこの本って相当テキスト慣れしていないと
なかなかスムーズに読めない本だと思うのだけれども、
本当に高評価している方はちゃんと読んでいるのだろうか?
なんとなく空気的に高評価する流れがあって、それに押されている気もする・・・
良い本なのは間違いないんだけど、もうちょい人を選ぶような気がするんだよなぁ。

レビュー
1万2000年前に起こった農業革命は、実は史上最大の詐欺であり、
食糧分野でのイノベーションが起こらない限りは、完全犯罪となりそうです。

詐欺には騙す側と騙される側とがいるわけですが、自分がどちら側の子孫なのかがはっきりさせられるでしょう。
怒りに震えながらではなくても、心ざわめきつつ読むことになるのは請け合いです。

特定の穀物を主食にして歴史を紡いだつもりが、実は穀物の奴婢として使役されていたのでは?
という問いは、様々に応用がきくと思います。

電子機器はどうでしょう。我々は使っているのか?使わされているのか?とか。

人類250万年史と現在をつなぐ、壮大という語にふさわしい物語が垣間見られました。

なお、柴田裕之さんの翻訳はガザニカの「人間らしさとはなにか?」に続いて二冊目ですが、
訳本とは感じさせない軽妙な訳で、素晴らしい仕上がりだと思いました。

レビュー
今さらながら読みました。ずっと興奮しっぱなしでした。こんなふうに教養や素養となる内容を、興奮させながら読ませるという、作者の力量に脱帽です。学者は講義はおもしろくても本になると途端に退屈になるって人が多い。こういう本といいタイミングで出会えることが、若い人のその後の人生に強く影響すると思う。
レビュー
最近ビッグヒストリー流行りだが、これもそのひとつ。我々の人種(ホモ・サピエンス)の発生から現在までの歴史を俯瞰するという試み。
この手の歴史書は大体退屈で途中で飽きてしまうものだが、論述の巧みさもあってなかなか飽きさせない内容になっている。まずこれまで地球上の最も多くの生物を絶滅に追いやってきた最凶の動物としてホモ・サピエンスを描き、さらに彼らがネアンデルタール人など体力・知力に勝る旧人類を凌駕して発展してきた要因を『認知革命』としている。
具体的にそれがどんなものかは、実際に本書を参照してもらうとして、その論はかなりエキサイティングかつ説得力に富む。なるほど、我々が無意識に形作ってきた集合知の発展形と言えるものが、実は地球上の生物の頂点に立つ要因だったのか…と思うと感慨深い。
なかなかの長編歴史書だが、あっという間に読んでしまった。

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7位. 文化人類学のおすすめ本・書籍│『ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)』

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文化人類学のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『文化人類学のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった文化人類学の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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