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こんちわ、柿田ぴんとです!
今日紹介する1冊は
と悩む人にオススメの1冊
『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』山口周
本書では、読書を仕事につなげることのみにフォーカスし、この問題を解決するための具体的でシンプルな方法を紹介しています!
どのような「読み方」を知れば
仕事の成果を発揮することができるのか?
さっそく書評していきたいと思います!
目次
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読書を仕事の成果につなげるには?
と思うわけですが、本書ではこのように
「読書量こそが成功のカギ」と誤解をしている人が多いと!
「量は必要条件ではあるけど、十分条件ではない」
つまり、読書で得た知識や感性を仕事に活かそうとした場合、大事なのは「読んだ後」だといいます。
読書を通じて知識を得るというのは、シェフが食材を仕入れるようなものです。
しかし、仕入れた食材をそのまま顧客には出しませんよね。
シェフは、仕入れた食材を冷蔵庫にしまって、客の要望に応じてそれらの食材を組み合わせることで素晴らしい料理を生み出します。知的生産に従事するビジネスパーソンも、 さまざまな本から得た知識を貯蔵し、文脈に応じてそれらを組み合わせることで知的成果を生み出すことが求められます。
なるほどう。
自分が読書をそれなりにしても
いまひとつ成果に繋がらないのは
読んで知識を得ただけで、いい材料を集めただけで、満足してたからか!!
どれだけ材料を仕入れても、料理しなかったら意味はないと。
読書も同じ、本を読んで知識を得た
「読んだあと」がポイントになってくる。
このような意識をもつことが
仕事の成果につながるポイントでっす!
本を読んでも成功できない理由についてこちらの記事もぜひ!
【書評】なぜ自己啓発本を読んでも、成功できないのか?『夢をかなえるゾウ』
本は、全部読まなくていい
と思う人も多いはず!
けれども本書では、本を全部読むことは非効率だと!
本は「2割」だけ読めばいいといいます!
そんなんもったいないやん!と思うわけですが
筆者はそのことに対して、このように説明しています。
ここでポイントになるのは、 読書を投資行為と考えた場合、もっとも大きなコストになっているのは「自分の時間」 だということです。
つまり、読書というのは、自分の時間を投資して、それによって何らかの利益を回収するという投資行為にほかならない、ということです。
せっかく買った本なのだから、全部読まなければもったいない、という人は、自分の時間という希少な資源をムダにしている、筆者からすればとてももったいないことを平気でやっている人なのです。
時給1000円の人が
1冊すべて読むのに3時間かかったとしたら
それだけで3000円なくなっていると!
逆に、1冊を30分大事なところだけ読んで
仕事に活かした結果、仕事上の評価や昇進したら
たった500円が、何倍にもなって返ってくると!
あれ、今まで時間かけてたくさん本読んだのに
何も仕事に活かしてないって、めっちゃもったいなくね!?!?
と恐怖すら感じるわけですが
そもそも本を全部読まない考え方って
日常ではふつうに出来ているんですよね。
たとえば、朝食のバイキングとか
全部食べようとせずに、好きなものだけ食べるし
辞書とかも、自分が知らない単語だけ検索する
ゲームの攻略本を、自分が知りたい情報だけ読んで、ストーリーを進めていくと思う。
どれも全部食べよう、読もう!なんて思う人はいないはず。
それは読書も同じ!
自分が仕事で悩んでいるところだけ読んで
現場で成果をだすことが大事になってくるんですね!
読書を仕事の成果に繋げたい!
という人は、まず「本を全部読む」という思い込みをやめることからはじめてみましょい!
1日1冊本を読みたい人はこちらの記事もぜひ!
【書評】1日1冊本を読むには?速読の4つのコツ『遅読家のための読書術』
外資系コンサル流「3回読み」読書術
ってことで、ここでは読んだ内容を仕事に活かすための読書ノートを作る方法。
外資系コンサル流「3回読み」読書術を紹介していきまっす!
①回目:線を引く
②回目:5つ選ぶ
③回目:転記する
1回目 気になった文章全体に、線を引く
ここで大事なのが
・「文章の冒頭から末尾まで」しっかりとアンダーラインを引くこと
線が多ければ多いほど、その本は価値があり
キーワードだけ線を引くと、後で見返した時に文章の意味が理解できなってしまうと!
つまり、1回目の読書は「重要な箇所がどこにあるかを見つける」作業で「目安をつけること」が目的でっす!
2回目 線を引いた箇所に優先順位をつける
ここでは、1回目に引いたアンダーラインの中から
自分が重要だと思う線を5つ選ぶこと!
どんなに線が多くても9つまでには絞ると!
5箇所に絞るポイントとしては
・自分にとって何が重要かを考えながら読んでいくため、内容が定着しやすくなる!
「思考を広げる」ためにも、この作業は重要になってきます!
3回目 仕事への示唆を書き出す
ここでやっと読書ノートを作成するわけですが、
ここで大事なのがビジネスや実生活における「示唆」を書き出すということ!
整理の仕方は
②ビジネスや実生活に対する示唆
③具体的なアクションの仮設
たとえば
①本を全部読むな!って面白かったな!
②仕事も全部やろうとすることが多いな、もしかするとムダな仕事をしている可能性もあるんじゃなかろうか?
③よし、毎日のタスクに優先順位をつけて、大事な仕事だけに力を入れよう!
みたいな感じ!
このように、自分がなぜ面白いのかを深く考えたりすると、ビジネスや実生活につながるヒントが得られることが多くなってくる!
あとはノートや、携帯のメモアプリに書き出して
何度も見返すことで、読書を仕事の成果につなげることができるというわけだと!
まとめると
①回目:線を引く
②回目:5つ選ぶ
③回目:転記する
このように、どう本を読めばいいかわからない人は
ぜひこの外資系コンサル流「3回読み」読書術を試してみてくださいね!
読書を記憶に残したい人はこちらの記事もぜひ!
【書評】勉強した内容を記憶に残す3つのコツ『読んだら忘れない読書術』
書評まとめ『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』山口周
『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』山口周
いかがでしたでしょうか?
・読書は投資であり、本を全部読むことは「自分の時間」を失うこと
・①線を引く②5つ選ぶ③転記することが読書ノートのコツ!
紹介されていること何一つやってねえ
そりゃ読書が仕事の成果に結びつくことはないわな!
と、読書に対する考え方を改める1冊になりました。
本書は上記以外にも
・本当に読むべき71冊「ビジネス書マンダラ」
・9割の普通の人と1割の成果を出す人の差
など、読書を通して
どれだけ仕事の成果を出すか?
をとことん追求しております。
中でも、1000冊以上の本を読破した著者がオススメする71冊は「これだけ読めば、仕事で成果がでる」という、色々なジャンルの成功するための近道になる本が紹介されており
ぼくもいくつか読んでいるものがありましたが、どれも自分にとっての原点になる本ばかりで、さすがだなあと!
最後に、ぼくが本書を読んで
自分の読書の時間をムダにして、仕事の成果に繋がらない読み方をしていたことに気づかされ、もっと早く出会えておけばと後悔しています。
だからこそ
「本を読んでも、仕事に活かすことができない」
そう思う人は、ぜひ本書を読んで、これからの人生を有意義にすごしてみてはいかがでしょうか?
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
第1章 「仕事につなげる読書」6つの大原則
第2章 ビジネス書は「これだけ」読めばいい
第3章 古典には読む「順番」がある
第4章 好きな本を読んで「ライバルと差別化」する
第5章 情報の「イケス」をつくれ
第6章 「書店を散歩する」技術
第7章 「本棚」で読書を仕事につなげる
特別付録 これだけ読めばいい! 「ビジネス書マンダラ」