【書評Lv.204】テクノロジーの力で人間の「できる」を拡張する方法とは?「サイボーグ時代 」吉藤オリィ

ぴんと
こんちわ、柿田ぴんとです!

今日紹介する1冊はこちら

サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~』吉藤オリィ

本書は、語りながら手を動かし、走りながら問題を見つける時代のライフスタイルを象徴する一冊。

あの落合陽一氏も賞賛する、テクノロジーの力で人間の「できる」を拡張する方法とは一体何なのか?

自らをアップデートするためにも、

ぴんと
さっそく書評していきたいと思います!

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「サイボーグ時代」とは?

まずはじめに、「サイボーグ時代」について紹介!

「サイボーグ時代」とは、テクノロジーを日常生活にうまく取り入れることで、いままでできなかったこと、これまでの”当たり前”を更新し続ける時代。

つまり、テクノロジーの進化によって
自分が今までできなかったことができる時代がくると!

20年前の日本(1999年)で、例えるのならば

  • SNSが存在しない。
  • 携帯電話にネットがない。
  • 電車に乗りには、切符が必要。
ぴんと
いや、不便すぎじゃない!?

と思うわけですが、
20年前は、これが”当たり前”ではなく、
「テクノロジー」が発展して、今があるわけで。

「テクノロジー」と聞くと、
最先端技術を想像するわけですが、
そもそも「テクノロジー」とは何なのか?

そこで本書では、「テクノロジー」について!

テクノロジーとは、つまりは「便利な道具」のことだ。

スマホ、ハンガー、箸置き、車、リモコン、
「便利な道具」であれば、すべてがテクノロジー!

人が「便利な道具」を創り、使いこなし、
不可能を可能に変えてきたのが現代があるように、

個人が不可能なことも、
テクノロジーを駆使することで、
その人の能力、生活、人生をよくすることができる、それが「サイボーグ時代」というわけですね!

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「努力と根性と我慢」で問題を解決しない

「テクノロジー」を使えば、不可能が可能になる。

そのいっぽうで、「テクノロジー」を使わず
「努力と根性と我慢」で不可能を可能にする人もいるわけで、

本書では、「努力と根性と我慢」で問題を解決することは、かえって自らの可能性をつぶしてしまうことがあるといいます。

 たとえるなら、道をふさいでいる邪魔な岩を割りたいと思い、素手で殴り続けて手がボロボロになっている状態だ。

厄介なのは、いまの社会では修行を何十年も続け、素手で岩を割れてしまう先輩がいてしまっている点だ。
そして彼らは「努力すれば素手で岩を割れる。割れないのは君の努力が足りないせいだい。大丈夫、俺もできたんだから、君もできる!」と叱咤激励してくる。

 このような環境にいると、視野が狭くなり「素手で岩も割ることができない自分は社会の役に立てない人間なんだ」と考えるようになってしまう。

ぴんと
素手で岩を割ることって大事だよね!
ぴんこ
いやいや、本質は”道をふさいでいる岩を排除すること“でしょ…。はやくハンマー持ってこい!

なんて思うわけですけど、「無知の知」って本当に怖いなと。

簡単に岩を割れる「便利な道具」を知っていれば、
の行動と選択肢を広げることも出来るわけで。

もちろん努力は大切ですが、しなくてもいい努力もあるし、その努力を他人に強要するのは、「その人の可能性をつぶす行為」。

テクノロジーだけが進化するのではなく、
「自らをアップデート」し、進化し続けていく姿勢。

「自分のやりたいこと」を見つけて、
それに役立つ適切なツールを取り入れること
は、

「サイボーグ時代」を生きるうえで、”当たり前”になるのではないでしょうか?

「万能主義」から脱却せよ!

さて話は変わりまして、ここからは
社会の「万能評価主義」の横行について!

本書では、例えを用いて、わかりやすく紹介しています。

たとえば、学校では、理科だけ100点満点でそれ以外の教科は50点しかとれない生徒よりも、全教科80点をとれる子のほうが高く評価される。

これはつまり「なんでもこなせる人のほうが偉い」という価値観だ。

ぴんと
「万能的」を評価軸にしちゃうと、「できない部分」に注目されがちだよね・・・
ぴんこ
そうねぇ。「減点方式」で評価される社会だと、長所を伸ばすよりも、「欠点をなくそう」と考えてしまうわ・・・。

他人のちょっとしたミスや
失敗に厳しい人って本当に多いですよね。

ぼくが読書を始めたのも、
自分のダメなところを直すためで、

苦手なことに我慢して取り組んで、短所をカバーした結果、自分の強みを見失うっていうね!

もちろん、いろいろできることは悪いことではない。

けれども、現代は自分のできないこと苦手なことよりも、自分の得意なこと好きなことを極める時代に変化することが重要!

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「好きなこと」だけに専念できる社会

そこで本書では、苦手なことを、得意な人にお願いすることについて!

 フリーランサー向けのマッチングサービスで検索すれば、Webサイトの構築をしてくれたり、イラストを描いてくれたりする人がすぐに見つかる。

そういう人がなぜたくさんいるのかというと、副業や小遣い稼ぎとして気軽に仕事ができる個人が増えたからである。

 これはまさにテクノロジーが発達し、多様な働き方・お金の稼ぎ方を人々が実現できつつある社会になったからこそだろう。

つまり、苦手なことを我慢するのではなく、
もっと自分の得意なこと、好きなことに専念する。

そして、得意なことを持った人々が集まれば、集団として「万能」になれると。

マンガのワンピースで例えるならば、
麦わら海賊団は、個性豊かなキャラクターが集まってるから強いわけで、

メンバーが全員チョッパーだったり、
ルフィが「俺は泳げないから、泳げるようになる!」とか言い始めたら、本末転倒!

つまり言いたいことは、テクノロジーで気軽に世界中の人と組めるいま、「万能な人間を目指すことは、最適な戦略ではない」ということ。

個人でも、組織でも、自分に足りない部分を外部から持ってくる。

自分の得意なこと、好きなことに専念し、
無駄な我慢をする必要のない「適材適所社会」を実現することが、とても重要になってきます。

ぴんと
自分が役割を持てる「適所」は、一体どこにあるのか?
ぴんこ
インターネットが発達したこの社会で、自分が求められる場所を探していかなきゃね!

書評まとめ「サイボーグ時代」吉藤オリィ

『サイボーグ時代』いかがでしたでしょうか?

まとめ
・テクノロジーを取り入れることで、できなかったこと、これまでの”当たり前”を更新し続ける。

・好きなこと、得意なことに専念し、無駄な我慢をする必要のない「適材適所社会」を実現する。

テクノロジーの重要性はもちろん、
今後10年で起こる変化にあわせて、
自らをどうアップデートすればいいのか。

自分になにができるか悩んでいる人
できないことに不安を感じている人

そんな人にぜひ読んでほしい、
未来に対する考え方が変わる1冊でした!

本書は上記以外にも

その他の内容
・「できない」を武器に変える
・できることを見つける4つの方法
・「ありがとう」は言い過ぎると負債になる
・これからの時代を生き抜く6つのストラテジー
 
などなど、テクノロジーの力で
人間の「できる」を拡張する方法を紹介しています!

そして最後に、これからの時代は、
周囲に生かされるのではなく、だれもが自分の意思をもち”自分を生きる”ことが重要になってきます。

「できない」から「できる」に変え
ツールを使い、希望を遺し、未来を楽しめる

時代のライフスタイルを象徴する1冊だと思うので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!

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引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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