【2023年】廃墟のおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. 廃墟のおすすめ本・書籍│『漫画・アニメ・ゲームなどのための背景資料集廃墟＊スキャン・トレース可能なPDF送付』

漫画・アニメ・ゲームなどのための背景資料集廃墟＊スキャン・トレース可能なPDF送付

廃墟のおすすめ本・書籍レビュー│『漫画・アニメ・ゲームなどのための背景資料集廃墟＊スキャン・トレース可能なPDF送付』

個人撮影とは思えない量とクオリティに圧倒されます。
廃墟好きな方なら見ているだけでもテンションが上がると思いますが、背景資料としてもとてもよくできています。
「いい」写真であると同時に「使いやすい」と言うか。
キャラを配置して絵を描くのにちょうどいい感じの写真が多いと思います。

しかも写真は著作権表記なしでそのままトレスしたり、加工して背景に使ったりも自由と、絵描きに嬉しい仕様です。
無料でPDFも付いてくるので（メールで依頼する一手間はあります）、使いたいページをそのままフォトショなどに取り込んで利用できます。

他シリーズもぜひ出していただきたいです。

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2位. 廃墟のおすすめ本・書籍│『ホテル廃墟エンタメ廃墟写真集＆探訪記』

ホテル廃墟エンタメ廃墟写真集＆探訪記

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3位. 廃墟のおすすめ本・書籍│『廃墟のメシ１ (アルファポリスCOMICS)』

廃墟のメシ１ (アルファポリスCOMICS)

廃墟のおすすめ本・書籍レビュー│『廃墟のメシ１ (アルファポリスCOMICS)』

色の白い薄味ブラムって感じです。でも悪くないです。作者もかなり好きなんでしょうね。重力子放射線射出装置は出てこないので敵が弱いです。

「砂ぼうず」の様なハイブロウな背景とくっきりした線で描かれた人物の対比が素晴らしい作品です。
近頃では数の増えた「終末世界グルメ」ものですが、作画のレベルの高さはなかなかのモノではないかと思います。
作者様は本作が初の連載作品との事ですが、デビュー作でこれだ描けるのであれば今後も楽しみです。

廃墟系のSFが好きな人なら、誰でも楽しめると思う。
SFにありがちな、SFファンしか付いてこれない設定や、長々とした設定語りがないので、その手のが苦手な軽いSFが好きな人でも楽しいつくりになっている。
絵もうまく、躍動感があるバトルシーンなどもかっこいい。

イラストレーターとしての氏のファンだったので、紙芝居状態でも絵がたくさん見られればよいかと思っていた。そういうものだろうと思っていたので連載は読んでなかった。ページを繰ってみたらきっちり漫画だったので驚いた。これは凄い。

PS現実の漫画表現には興味のない無頓着なファンのかたが週刊誌のネームと月刊誌のネームの違い等を知らず安易に「ドラゴンボールに学べ」とおっしゃるのをネットではよく見かける。週刊誌作品の構成に学ぼうとするのは月刊32～40ページ構成の作品を描く上ではマイナスしかない。万が一、氏がレビュー欄を読んでいるならその点だけはお伝えしておきたい。

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4位. 廃墟のおすすめ本・書籍│『廃墟の歩き方　探索編』

廃墟の歩き方　探索編

廃墟のおすすめ本・書籍レビュー│『廃墟の歩き方　探索編』

数多あるこの手の本などのなかで最初に読むならこちらがお勧めです。
廃墟についてだけでなく探索上の注意事項なども記述があるので参考になりますし、読み物としても面白いですね。

　３千円以上もするカラーの写真集もいいけど、この本に詰め込まれた写真は、殆どが白黒であるせいか、妙にノスタルジックでイマジネーションをかき立てられたりする。
　尤も、一種のマニュアル本でもあるので、廃墟に足を踏み入れる上での注意事項など様々な注意が書かれていて、実際に行かなくとも、行ったような気分にさせられえる。
　コストパフォーマンスは高い。是非続編を出して欲しい。個人的には、全国廃墟マップみたいな情報本位のものを希望。

廃墟探索とはなにか。この本を読めば、何も知らない状態からでも大変
よく分かるように書かれています。他のレビューにもあるように、探索
時の危機管理や装備から、ガイドまで。この本を読み終わると、自分の
周りの廃墟を探したくなってしまうほど、廃墟探索の魅力がつまってい
ます。写真はモノクロのものが多くなっていますが、値段を考えると十
分すぎるほどの内容です。

廃墟探索の「マニュアル」としてはかなりオススメです。
ただ、写真を見る事をメインで考えると、白黒が大半な事もあり、少々物足りないかもしれません。
白黒の写真もとても雰囲気があるのですが、もう少しだけカラーがあっても良かったかも。
それでも文章は読みやすく、廃墟探索のマニュアルとしては実に親切で丁寧に書かれています。
情報量もかなりのもので、それで1500円は実際お得なのでは、と言う感じ。
廃墟に興味があるなら買って損のない本です。

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5位. 廃墟のおすすめ本・書籍│『バイコヌール宇宙基地の廃墟』

バイコヌール宇宙基地の廃墟

廃墟のおすすめ本・書籍レビュー│『バイコヌール宇宙基地の廃墟』

　２００３年のスペースシャトル事故で明らかになったシャトルや、米国のナショナルジオグラフィックの番組などでも、

「米国の有人宇宙船の方が危険性がおおかった。特にバンアレン帯より遠方の有人宇宙飛行は、太陽黒点活動の少ない７３－７４年にソビエトと共同で国際的に米国は行う」とケネデイーが公式発言する前に暗殺されたため。１０７５のアポロも死亡事故の一歩手前。

　チェルノブイリの事故の４－５年後の大量の病人の発生でソ連の崩壊がなければ、液体水素のノズルがないだけ米国よりも高性能。廃墟になったのが惜しまれる。

ソ連の崩壊と共に宇宙への計画も閉ざされてしまった技術者や宇宙飛行士の無念が写真からも想像してしまう写真集だ。
宇宙への計画も大国どうしの追いつけ追い越せがあって加速していた時代が確かにあった事も感じられる。
ここまで進んでいたのになぁと思う設備が朽ち果てつつあり、如何にも「夢の後」という感じで物悲しさが漂う風景を興味深く見させていただいた。

膨大な資金と労力を投入して開発したものの、使われなくなって朽ち果ててゆく技術の塊。
土地が沢山余っている国では、撤去とか解体ということはしないらしい。
いきなり人がいなくなって放置される、あとは野となれ山となれ。
「侘び・寂び」という言葉を越えた物悲しい世界が画面一杯に拡がって何とも言えない
味わい。一見の価値ありという感じ。

宇宙は男のロマン。そして廃墟も男のロマン。
つまり、ロマンのダブルファンタジーである本書は、もう2度と出会うことのできないであろう宇宙基地の廃墟を美しく記録した写真集として、宇宙に夢見た男子であれば必携の書であると言わざるを得ないものです。
NASAの基地ではなく、それが旧ソ連のものであるところが、尚一層の侘しさを感じさせる逸品です。

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