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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、カントのおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. カントのおすすめ本・書籍│『純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫)』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫)』
- 2位. カントのおすすめ本・書籍│『カント入門 (ちくま新書)』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『カント入門 (ちくま新書)』
- 3位. カントのおすすめ本・書籍│『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』
- 4位. カントのおすすめ本・書籍│『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』
- 5位. カントのおすすめ本・書籍│『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』
- 6位. カントのおすすめ本・書籍│『道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)』
- 7位. カントのおすすめ本・書籍│『純粋理性批判 ─まんがで読破─』
- カントのおすすめ本・書籍レビュー│『純粋理性批判 ─まんがで読破─』
- カントのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. カントのおすすめ本・書籍│『純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫)』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫)』
それは、「純粋理性」とか「批判」とかという言葉に恐れをなしたからという、きわめて表面的な理由である(でも、人生にこういう浅薄な選択がしばしばある)。
この訳を手にとって、それらの言葉がなぜ使われたかが素直に理解できた。
そして、カントがなぜこの本を書いたのかという動機もよくわかった(とくに「初版の序論」が簡潔で納得的)。
その上で、カントの記述のいまいちすんなり納得できなかったところを、中山氏の解説で理解できた。
たとえば、「7と5の和は12になるのは総合的な命題だ」といったようなところについて「現代の数学では、このことを分析的と捉えている」という解説や、「ヒュームの懐疑論をカントは否定しているが、それはまだまだ深い根がある問題なのだ」という解説に、訳者の並々ならぬ見識が窺えて、読書の楽しみを味わわせていただいている。
覚悟はしていて、最初から日数をかけて小分けにして読むつもりでしたし、
実際そうしました。
評判通り。
日本語で書かれた本としてほぼ自然に読める、読みやすい本です。
注釈はもちろん、主語や目的語や修飾語が[カッコ]で丁寧に補足されている。
ただし、少なくとも本文については、
「読みやすい=わかりやすい」ではない、
ということも、よくわかりました。
そこで、解説登場。
これが詳しい。
本文を読んだ後にこちらを読むと、後光がさして見えます(笑)。
結果として、本文と解説の両方を読むことで、
確かになんとなくわかった気にはなれます。
しかし、勢いでまとめて三冊買ってしまったのだけれど、
いつ読もうかな、残りの二冊。。。
カントのおすすめ本・書籍『純粋理性批判 1 (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. カントのおすすめ本・書籍│『カント入門 (ちくま新書)』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『カント入門 (ちくま新書)』
理性の意味を問うた「純粋理性批判」、その主題である純粋理性のアンチノミー(二律背反)をカントはいかに解決したかが本著前半で、中盤以降は道徳の本質を問うた「実践理性批判」の定言命法、仮言命法が丁寧に解説されています。どちらも比喩を交えてわかりやすく説明されているのが特徴です。ただ難解なところも多々あるので個人的には全てを理解できたわけではありません。また後半の「判断力批判」、「宗教論」についての部分も難しかったです。
本書は総じてわかりやすく書かれていますが入門書としては敷居が高く感じたので、ある程度基本を押さえてから本書に進むことをお勧めします。
私がカント哲学の中で最も好きなのは「~すべし」という定言命法のみが真の道徳法則であるとした道徳論です。自己の利益を求めずに人はこうあるべきだから行動する、といった倫理が直接心に訴えかけてきます。道徳法則そのものを尊敬し義務を遂行する、といったあり方にも崇高なものを感じます。
カント哲学を学びたい人は是非本書をお勧めします。
私は哲学や論理学には疎いのですが、そんな素人の自分でも肩を張らずに読むことができ、良質なミステリー小説を読んだ時のような読後感を味わうことができました。
カントのおすすめ本・書籍『カント入門 (ちくま新書)』を読みたい方はこちら↓
3位. カントのおすすめ本・書籍│『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』
解説の中山さんは、そういうカントを丁寧に説明しており、わかりやすく古典の中心に迫った感じがした。
邦訳がどこまで原文と離れているかの判断できませんが,わかりやすい解説がついていたので,理解が進みました。
ついでに「永遠の平和のために」がありましたが,ちょうどEテレで取り上げた番組があったので,読む機会になりました。
西洋人と東洋人の考え方の違いがあるかもしれませんが,これはこれで理解できました。
カントのおすすめ本・書籍『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)』を読む
4位. カントのおすすめ本・書籍│『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』
本書は、その『プロレゴーメナ』の注釈書(と記すと味気ないが)、引用文と解説文が交互に示され、授業を受けているかのようである。引用文にある言葉・用語に、解説が逐一ヒモづけられていくといった感じだ。それが、たいへん分かりやすい。授業にもツマラナイ授業とそうでない授業とあるが、ツマラナイ授業ではない。血が通っている感がある。著者は本書を刊行するにあたり、大学院で学生を前に原稿を音読し、不明な点の指摘を受けたとあるので、その好影響があるのだろう。
カント哲学だけでなく、哲学書をどのように読まなければならないかということも学べる。
本書を読めば、巷に氾濫する「わかりやすい哲学」なるものが、いかにいい加減な床屋談義にすぎないかがわかるだろう。
カントのおすすめ本・書籍『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』を読みたい方はこちら↓
『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く NHKブックス』を読む
5位. カントのおすすめ本・書籍│『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』
ラッセルの哲学の問題群の巻末でも勧められていたと思います
恐らくその通りでしょう
実際純理のつまずいた(というかほぼ敵前逃亡)私でも何とか読み通せました
訳もいいと思います
しかしそれでも難しい
ただ本書の序文で坂部恵先生も述べているように「世界の名著」版に収録されていた『人倫の形而上学』が抜けているのは痛い。『人倫の形而上学』はカント倫理の集大成ともいうべき作品であり、今後「中公クラシックス」にも収録してほしい。
カントのおすすめ本・書籍『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』を読みたい方はこちら↓
『プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス)』を読む
6位. カントのおすすめ本・書籍│『道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)』
岩波は全然読めませんが、こっちはスラスラ読めました。さらに後ろには解説もあり理解しやすいです。
カントのおすすめ本・書籍『道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. カントのおすすめ本・書籍│『純粋理性批判 ─まんがで読破─』
カントのおすすめ本・書籍レビュー│『純粋理性批判 ─まんがで読破─』
そもそものテーマが難解で、私の理解力の問題が大きいのでしょうが…
少し時間を置いてまた再読したいと思います。
しかし、まんがだからといって優しくはないです。本気で理解するにも、
かなり思考を必要とします。
学術本でも難しいカント。マンガでも難しかった。
しかしカントって誰?とか、なんとなく哲学に触れたい!という読者には、
良いと思います。よく分からない。でもそれも哲学です。
マンガなのですが、哲学をちょっとでも勉強していて、カントが難しいから
本を探していた人にはおススメな本です。
面白さだけで読むなら、別な方が面白いです。
カントのおすすめ本・書籍『純粋理性批判 ─まんがで読破─』を読みたい方はこちら↓
カントのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『カントのおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったカントの本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!