【2023年】高山なおみのおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. 高山なおみのおすすめ本・書籍│『日々ごはん（1）』

日々ごはん（1）

高山なおみのおすすめ本・書籍レビュー│『日々ごはん（1）』

高山さんの料理本が大好きで、本の中に出てくるエッセイも大好きでした。
ホームページの掲載時より、はやく書籍化されるのを心待ちにしてました。
表紙も素敵で、おまけレシピがついているのでお得感もいっぱいです。
著者の日常に触れる事が出来るのもこの本の魅力の一つですが、毎日の献立がちゃんと書いてあるのが、とても参考になりました。
改めて高山さんの魅力に、どっぷり浸ってしまいました。

人の日記を読む感覚、盗み見感覚になりました^^;

旬の魚、旬の野菜などを使ってシンプルな食卓です
使われる調味料もシンプル

○○菜ゆで、みたいなメニューが多いのですが
旬の野菜ってそれが一番おいしいよねーって再確認。

品数が特別多いわけでもなく、奇をてらった料理もなく
玄米と食べたらおいしいだろうなーなんて思いながら
高山さんちの食卓を妄想しています

外ではお酒を（割りとしっかり）飲まれるようですが、
家での基本、晩酌はされないんですね。
えらい。

続けて一気になぜか読破。

　２００２年７月２５日、高山さん家の夜ご飯は、茄子といんげんの炒め煮、秋刀魚の干物、生ゆば、麩と葱の味噌汁だ。夏野菜がおいしそう。この日の私は何を食べていたのかな？
　２巻も早く読みたいな。
　

エッセイというか、日記。日々の生活と食事が出てくるのが楽しい。大好きな本です。星マイナス１は本の状態が悪かったから。まず、製本があまりきれいじゃない。そして、本文の紙が、若干日焼けした感じ。返品も考えましたが、なんとなくぱらぱら読み込んでしまったので、今回は見送りました。

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2位. 高山なおみのおすすめ本・書籍│『高山なおみのはなべろ読書記 (ダ・ヴィンチブックス)』

高山なおみのはなべろ読書記 (ダ・ヴィンチブックス)

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3位. 高山なおみのおすすめ本・書籍│『高山ふとんシネマ (幻冬舎文庫)』

高山ふとんシネマ (幻冬舎文庫)

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4位. 高山なおみのおすすめ本・書籍│『たべもの九十九』

たべもの九十九

高山なおみのおすすめ本・書籍レビュー│『たべもの九十九』

高山さんの本を読むたびに、この人の少女のような感性に驚かされたものです。ライフワークのエッセイや、旅ものなど。
まるで20歳そこそこの自分と重なるようで、ついつい読んでしまう、不思議な魅力があります。

けれど本作は、あまりそれを感じませんでした。回想、思い出にまつわる話が多かったからでしょうか。
違和感、とまではいかないんですけど、なんだか高山さん自身が、ちょっと変わられた気がしました。哀愁漂うというか、実年齢に近づいた、というか。

高山さんが少女でいられたのは、旦那さんの影響だったのでしょうか。わかりませんが。

気抜けごはんが好きだったので、ちょっと似ていることを期待したのですが、どういうわけかぜんぜん違うものでした。同じような構成で、同じ人が著者なのに。
でも、読み終わるとこれはこれで気持ちがトーンと落ち着いて良かったです。過去の話多かったせいか、食べもの九十九はこれで終わりというかんじがすごくしました。

高山さんの本のなかでも大好きな一冊となりました。とても淡々としていて、これまでのエッセイとは少し違った印象を持ちました。どちらの感じも好きなのですが、今の高山さんの気分が分かるというか、読むと自分まで清々しい気持ちになります。たぶん一人暮らしの女性が元気に楽しく過ごしている様子が伝わってくるからかなあと思いました。どこから読んでも面白いですが、「あ」から順に読むと人物などの流れも分かり、また良いです。個人的にはレシピの部分良かったです。長年つくってこられた高山さんの中のベストオブな感じが出ていて、どれもつくりたくなります。

過去、現在の食べ物の記憶。
その時々の季節、色彩、形、香り、大切な人達も
甦る・・かけがえのない日々。
そして、今を生きてゆく・・・
　開放感ある画に魂が宿る。

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