【2023年】野口英世のおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. 野口英世のおすすめ本・書籍│『日本人物史4 明治天皇／伊藤博文／野口英世ほか朝日学生新聞社日本人物史』

日本人物史4 明治天皇／伊藤博文／野口英世ほか朝日学生新聞社日本人物史

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2位. 野口英世のおすすめ本・書籍│『遠き落日　上 (集英社文庫)』

遠き落日　上 (集英社文庫)

野口英世のおすすめ本・書籍レビュー│『遠き落日　上 (集英社文庫)』

野口英世を公平な立場に立って描いており、
史実と筆者の推量が明確な、
伝記として非常に質が高い一冊だと思う。
また内容も非常に充実しており、野口英世について知るには十分なものになっている。

笑える所　イライラする所　感動する所

総じてずっと心配しながら読んでました。
特にお金の使い方に。
論文の発表に。

この本を読んで本が好きになりました。

野口英世に対する私の認識の稚拙さを思い知らされました。正直言ってものすごく勘違いしていました。子供の頃に見聞きした野口英世の伝記では二宮尊徳と並び評される偉人であり、孝行者であると教えられました。だからこそ現在でも千円札のモデルにもなった人物だと思ったのですが、もし本書の内容が本当であれば、偉人ではあるがとてもお札のモデルになるような人物では無い事が分かります。そして私が最も勘違いしていた部分は実は野口英世が黄熱病のワクチンを発見したのだと思っていたことです。知っているようで実は知らない事実って結構多いものですね。

英雄的なイメージは変化しましたが、同時に地に足が着いて人間像を感じてホッとしました。

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3位. 野口英世のおすすめ本・書籍│『やさしく読めるビジュアル伝記8 野口英世』

やさしく読めるビジュアル伝記8 野口英世

野口英世のおすすめ本・書籍レビュー│『やさしく読めるビジュアル伝記8 野口英世』

普段、あまり読書をしない小学生の息子（4年）に買ってあげたところ、何度も読み返していました。これを機に本を好きになってくれればと思います。

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4位. 野口英世のおすすめ本・書籍│『小学館版　学習まんが人物館　野口英世小学館版学習まんが人物館』

小学館版　学習まんが人物館　野口英世小学館版学習まんが人物館

野口英世のおすすめ本・書籍レビュー│『小学館版　学習まんが人物館　野口英世小学館版学習まんが人物館』

野口英世の生い立ちが分かりやすい。
英世の母は学校には行けなかったが賢い人だ。
英世に語学の才能があったことを初めて知った。医師になるための努力も大変なものだ
。一方、留学のためのお金を飲み代に使ってしまうなど、英世の弱さも描かれている。
子供がこの漫画を読んで、以前より科学に対する興味が増したようだ。

小1の娘に購入しました。おもしろく、すぐに読み終わりました。またこの学習まんがシリーズで買いたいと思います。

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5位. 野口英世のおすすめ本・書籍│『明治・父・アメリカ（新潮文庫）』

明治・父・アメリカ（新潮文庫）

野口英世のおすすめ本・書籍レビュー│『明治・父・アメリカ（新潮文庫）』

短編小説の名手の星新一にこのような著作があるとは知らなかった。氏にしては珍しい長編、というか筆者の父親の半生の伝記的小説である。この作品が優れているのは、本のタイトルにある通り、単なる伝記ではなく、明治という時代の高揚感と日本の近代にとってのアメリカの内情をも詳らかにしているところである。明治という時代については、これまでも幾多の優れた小説が書かれているが、この時代の米国社会、そして米国における日本人たちの生活についてはあまり書かれていなかったように思う。本書は、特に後者について充実しており、裕福な白人家庭でスクールボーイとして多くの日本人が働いていたことを本書を読んで初めて知った。

本書では野口英世や新渡戸稲造も登場するが、筆者の父親と野口や新渡戸は同時代人だったのである。開国からそれほど経っていない時代であるにもかかわらず、海外に飛び出し、世界的な学者になった二人の軌跡は、今から見ても驚異的だし、筆者の父親のエネルギッシュさもこの二人に劣らない。若いうちに読んでおけばよかったという本にたまに出会うが、本書がまさにそれである。是非、多くの中高生に本書を読んでいただきたい。

様々な方の立志伝があるが、こうも正統派の立志があっただろうか。運を呼び寄せる勤勉さ、志を曲げない強靭な意志、人に対する豊かな思いやり、今の日本人に是非とも必要なものを教えてくれる一冊！

明治という時代に、海外に目を向けた人に興味があって本書を手にしましたが、読んでいくうちに著者の実父である星一氏のすごさにビックリ。
こういう方が、今も生きていて、お会いできたらどんなに素晴らしいことでしょう。当時の時代背景や海外事情、明治期の混乱した我が国のありようがよくわかる一冊です。

少年期には興味の持てなかった内容でしたがシニア期の入口に立つ昨今になり初めて先達の偉大さがわかるような気がしております。

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