【書評Lv.90】プレゼン力を上げる研修が体験できる!『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』

こんちわ、柿田ぴんとです!

ぴんと
自分の企画が通らない
ぴんこ
会議でのプレゼンが苦手

そのような悩みを抱えている人も
多いのではないでしょうか?

そこで、今日紹介するのはこちら!

世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』田口力

本書は、GE(ゼネラル・エレクトリック)の研修機関
クロトンビルにおけるプレゼン研修の
マスター・トレーナーとして活躍する著者が「プレゼンの基本」を紹介!

・意思決定のスピード化
・本質的な思考の加速
・あらゆる仕事の生産性が向上する

いいプレゼンとは一体何なのか?

さっそく書評していきたいと思います!

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「いいプレゼン」「いい話し方」の基本—ABCD構造

ぴんこ
それで結局、何が言いたいの?

この言葉、仕事の報告、会議のプレゼンで
一度は言われたり、思ったことのある人も多いはず!

それを解決するために
プレゼン資料をつくったり
スライドを使って補足するわけですが

スライドを使うことで問題がより一層ややこしいことになっていると本書!

ここでプレゼンテーションあるあるを紹介!

・スクリーンやパソコンのモニターばかりを見ていて聞き手を見ない
・スライドや資料に書いてあることをただ読んでいるだけ
・無関係な話に脱線してばかりいる
・長い。とにかく長すぎる
・早口で滑舌が悪いので、なにを言っているか聞き取れない、理解できない
・退屈で眠くなる
・「あの〜」「え〜っと」といった言葉癖が多くて耳障り
・ロボットが話すよりも単調で熱意が感じられない
・話の筋道が論理的ではない
・スライドに情報を詰め込みすぎていてポイントがわからない
・情報量は多いが、肝心のメッセージが伝わってこない
・専門用語や横文字をちりばめ、「自分の知識をお披露目する会」になっている
ぴんと
当てはまり過ぎなんやが!?!?

と少し落ち込んでいるわけですが
本書ではこのような問題が起こる理由は

スライドを含めた会議資料の
「作成」に多くの時間を取る一方

その前段階の「分析」や「構想」プレゼン現場での「実施」に備える時間が不十分だからといいます!

ぴんと
学生の頃「スライド作成=プレゼン」だと思ってたわ!つらい!!

てなわけで、ここで!
いいプレゼンをするための
一般的な時系列のプロセスを紹介!

①聞き手の分析(A—-Analyze Audience)
②メッセージ構築(B—-Build Message)
③スライド構成(C—-Construct Slide)
④伝え方の工夫(D—-Deliver Presentation)

本書では頭文字をとって

ABCDストラクチャー(構造)

と名づけているわけですが

簡単に言えば

A:「聞き手はどういう人か」
B:「メッセージをどう組み立てるか」
C:「簡潔なスライド・資料をいかにつくるか」
D:「わかりやすく伝えるにはどうするか」

料理で例えると

A:「カレーが好きな人!」
B:「材料を集める!」
C:「レシピをつくる!」
D:「盛り付けをして食べてもらう!」

って感じかなと!

つまりこの手順を踏まないと
簡潔で熱意のある「人を動かす」ようなプレゼンはできないってこと!

いきなりスライド作成に取り掛からないよう
「ABCDストラクチャー(構造)」に従って
いいプレゼン、いい話し方を身に着けていきたいですね!

【書評Lv.11】プレゼンテーションのコツは子供に学べ!『プレゼンは「目線」で決まる』

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GEが教える、プレゼン研修とは?

ここでは本書で「めちゃんこおもしれえ!」
と思ったプレゼン研修をぴんと君、ぴんこさんを使ってわかりやすく紹介!

ぴんこ
スライドを用いて、クラスで10分間のプレゼンを実演してもらいます!
ぴんと
10分間!
ぴんこ
最近、仕事で実際に使用したスライド、あるいはこれから使用するスライドを持ってきてください!
ぴんと
よしゃ、やったるでい!

研修当日・・・

ぴんこ
用意していただいたスライドは、事前課題の案内の通り10分間のプレゼンを前提としていると思います!
ぴんと
もちろん!10分間、話す内容全部暗記してきましたよ!はっはっは!!
ぴんこ
しかし、これから皆さんに実演していただく時間は、その半分に変更します!
ぴんと
えっ、うそやん!?!?
ぴんこ
今から20分差し上げますので、手元のスライドを5分用に修正してください!
ぴんと
オーマイグッドネス!!!

ってな感じで
僕も過去のスライドを掘り出して
実際にやってみたんですがこれがまたエグい!

短縮した時間に短銃に比例させて
スライドの枚数を減らしても全然うまくいかんくて\(^o^)/

実際に5分で話せ言われても
話はつながらないし、ガタガタやし
20分で発表キッツと思うわけですが!

本書では、参加者に失敗を体験してもらった後に
短縮版のプレゼンがうまくいかなかった原因
わかりやすく紹介しています!

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プレゼンの基本①「削る作業」を繰り返すと何が残るか

ぴんこ
まず、書いてあるものを3分の1にして、さらにそれを3分の1にしてください

と、ズタボロな発表をした柿田ぴんと君に
簡潔なプレゼンを行うためのコツを教えるわけですが

ここでプレゼンで重要なことについて本書!

冗長なプレゼンテーションになってしまう根本的な原因は、プレゼン全体のメッセージの中で自分が一番伝えたい「コア・メッセージ」がなんなのかをプレゼンする本人がわかっていないということにあります。

何を伝えたいのか
その中心的メッセージがはっきりしていない!

メッセージに対する確信が持てないから
いろいろな情報を1枚のスライドに詰め込んで不安を解消しようとする!

結果、スライドの枚数が増えてしまうと!

ぼくも新卒の頃の自己紹介で
スライド25枚、発表10分(本来は3分)ていう
なかなかにKYなことをやらかしたわけですが!!!

何を伝えたいのかがはっきりしていれば
スライドは使用しなくてもプレゼンはできるなと。

スライドはあくまでプレゼンにとってのサプリメントでしかないとあらためて気づかされる!

では簡潔なプレゼンを行うためのコツに戻って
「まず、書いてあるものを3分の1にして、さらにそれを3分の1にしてください」の続き!

 本項冒頭の「書いてあるもの」という言葉には2つの意味があります。

1つは、〝スライドの枚数〟に対してという意味で、全体のスライドを3分の1に削り、さらにそれを3分の1にしてもらいます。

「書いてあるもの」の2つ目の意味は、〝1枚のスライドに書いてある文字数〟を同様にして減らすということです。

こうして ギリギリまでぜい肉をそぎ落とすと、プレゼンの骨格が見えてきます(その後で、必要最低限の肉付けをしていくという作業をしてもらいます。)

(中略)

2つ目の質問に対して私は、「その残った1枚のスライドは、あなたのプレゼンで最も伝えたかったメッセージを表したスライドになっていますか」と質問を返します。

プレゼンで余計なスライドを作って
文字や図表を入れ込みたくなったり!

日常会話でも
ついつい関係ないこと話したり!

ブログで文章を書くときにも
あまりメリットのない個人的意見を入れたり!

ぜい肉だらけの人生を過ごしてるなと!!

「3分の1」×「3分の1」を実践すると
「本当に必要なもの」だけが残るようなるので

簡潔なプレゼン、話し方、文章を書きたい人はぜひ試してみてくださいね!

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プレゼンの基本②脳が「わかりやすい」と感じる話し方

ここで本書が一番伝えたいことは
プレゼンは”簡潔さ”が大切である。」ということ!

そこで脳科学の知見から
「簡潔さを重視すべき理由」について
このように説明しています!

 脳は、体全体から見たら体重比でわずか2%にすぎませんが、エネルギーの消費量は全体の 20 ~ 25%という大きな割合となっています。そのため、脳は自動的にエネルギーの消費量を抑えようとします。
 難しいことを考えたり、わかりにくいことを理解する努力をしたりすると、エネルギーの消費量は増えますので、脳はそうしたことを自己防衛として嫌います。
 反対にわかりやすいことに対しては、エネルギーの消費を抑えることができますので「好ましい」と感じます。

つまり、煩雑なスライドを使ったり
論理的でない文脈をプレゼンですると

聞き手の脳は「わかりにくい」と判断し
無意識のうちに「キライ」というレッテルを貼ると。

聞き手の脳が短時間で処理できる情報量を考え
聞き手の好みを推測して、できるかぎり簡潔にする!

それができれば「わかりやすい」プレゼンも夢ではないと思うので、

聞き手が「大好き!」と反応するような、最大限の簡潔さを目指してわかりやすさを追求していきたいですね!

簡潔さにおける、脳の仕組みを
さらに詳しく紹介している記事はこちら!

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書評まとめ『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』

『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』田口力
いかがでしたでしょうか?

「いいプレゼン」「いい話し方」の基本—ABCD構造!

①聞き手の分析(A—-Analyze Audience)
②メッセージ構築(B—-Build Message)
③スライド構成(C—-Construct Slide)
④伝え方の工夫(D—-Deliver Presentation)
・「3分の1」×「3分の1」を実践すると「本当に必要なもの」だけが残る!
・その簡潔さを脳が「わかりやすい」と判断するようになる!
・スライドはプレゼンにとってサプリメント!コア・メッセージを見つけよう!

いままでスライドという
サプリメントにこだわりまくってたなと

ぜい肉だらけの話し方、文章
そりゃプレゼンもうまくいかんわと

今まで読んだプレゼンの本の中で
一番オススメしたい超絶な良書でした!

本書は上記以外にも

・デキるリーダーは発表者の「目」を見ている
・安物ワインを高級グラスに注いでもおいしくならない
・プレゼンはライブ 「理性」と「感情」に訴えよ
・立つ位置を変えるべき「意外な3つの理由」
・早口になりがちな人への処方箋
・伝え方「これをやってはいけない」
・「ご質問はありませんか?」と言ってはいけない

などなど、メッセージの流れ
スライドの構成、人を動かす話し方
質問と反論の対応まで

全ての内容を紹介したいくらい
プレゼンのテクニックが満載!

Amazonの評価が高いのもわかるし
日々のコミュニケーションや
仕事の生産性にも役に立つ
オススメな1冊となっております!

恋人に「もっと会う時間をつくってほしい」
奥さんに「今日の晩ご飯は外食にしよう」
子どもに「もっと勉強しなさい」

プレゼン力は日常全てに当てはまる!

相手が望んで自分の思うように動いてもらいたい!

そう思う人は、ぜひ本書を読んでみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
【Amazon】本を無料で読む方法!

 本を読むときは『Audible』の
『30日間無料体験』がおすすめです!

ライトノベル・小説・ビジネス書など、
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ぴんと
毎日の料理やジョギング、通勤中など、いつでもどこでも好きな時に聴けるので、1日1冊ラクに本が読めちゃう!
ぴんこ
再生した後でも何回も交換OKだから、
実質無料の「聴き放題サービス」ね!

また、あのメンタリストDaiGoさんも
本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

読書やPC作業で目が疲れたときもインプットが続けられますし、移動時間も無駄にならない。

通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
\忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる!/

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