【2023年】資本主義のおすすめ本・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、資本主義のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

目次

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1位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『資本主義に出口はあるか (講談社現代新書)』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『資本主義に出口はあるか (講談社現代新書)』

レビュー
自由、平等についてのロックとルソーの違いを説明したあと、ロック的な社会に対するルソー側からの試みを軸にわかりやすく近現代史をまとめています。

「専門家」からみてどうなのかはわかりませんが、非常にわかりやすく、説得力があります。頭の中に整理しきれてなかったことが綺麗にまとめられたような読後感です。
「専門家」に対する筆者のぼやきなどもありますが、全体的に丁寧で読みやすい本でした。

別のレビューでLとRが逆だとの指摘がありますが、筆者も「LとRの対応がちょうど逆になってしまうのは非常に残念です」と記述しているように、ロックが右の代替でルソーが左、が筆者の意図している構図です。

レビュー
内容自体は分かりやすく、良いです。タイトル通り、見出しを挙げて説明(字数)を減らして結論を最初に持ってきたらもっと良かったと思います。今は絶版になった実務教育出版(?)から出ていた「社会学の要点」のような本を期待していました。しかし大学の一斉講義口調であるため、まだるっこしく感じます。内容は良いので、経済ジャーナリストの荻原博子氏のような内容構成だったらもっと分かりやすくて良かったと思います。
レビュー
良い本でした。

1人の人間が許容できる多様性の限界点を無いものとして理論を構築することは不可能かと経験的に思われます🤔

先生はかような経験はございませんか?

レビュー
左翼と右翼の共通性は多くの学者や評論家が言っていることですが、ロックに対するルソーの思想の異なる現れ方として説明されています。
近代史の流れを二人の思想の対決の過程とした描画は大変納得の行くものでした。
二人の思想を乗り越えた新たな社会を考える最終章は物足りない気がしましたが、新書としては久しぶりに読み応えのある内容でした。

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2位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『欲望の資本主義3―偽りの個人主義を越えて』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『欲望の資本主義3―偽りの個人主義を越えて』

レビュー
まずは、第5章のマルクス・ガブリエルの「資本主義と民主主義の危機を哲学する」から読みたい。全体的に刺激的な内容の中で、ドイツ観念論の旗手ガブリエルが解くこの章は、他の章を読み解く前提となる。ガブリエルの「新実在論」を踏まえて、他の章を読むと深い気づきがある。
また、ガブリエルは、ポストトゥルース(客観的な事実よりも、事実がなくても個々の感情に訴える力が大きい主張や情報の方が、世論形成に強い影響力を持つ状況。事実を軽視する社会風潮)に警鐘を鳴らし、周回遅れで日本で流行り始めている「社会構成主義」に釘を刺している。
必読です。
レビュー
一連のシリーズで、論者も馴染みの人達だが、ヨーロッパでの全体主義の経験を経て、アメリカを頂点とするグローバリズムに疑義を感じていることは理解できる。その立ち位置が、日本の「知識人」と親和性があるのも分かる。しかし、イスラムの社会や中国の国家資本主義的な動向にどうアジャストするのか、また自分たちの立ち位置が既得権益者(の腐敗)にあることを意識していないと、その先の一歩は難しいのではないか?
レビュー
マルクス・ガブリエルがトランプを斬るところは面白いです。AIと人間については、なるほどと思います。自由についても考えさせられます。
レビュー
行き過ぎた資本主義・自由主義に規制をかけるとするギャロウェイ、ティロールの意見は明快でわかりやすい。

ホスキンソンのいう仮想通貨のメリットというのは、あまり魅力的に感じられない。
ティロールも否定的であるが、仮想通貨、ビットコインは現状有益な面はない。これは同感。

ガブリエルのポストトゥルース論は秀逸、示唆に富む。真実はわからない、という我々の思い込み、思いこまされ
が問題というのは的確と思った。しかし、真実はわからない、(人文的)知識は約に立たない、という風潮だけでなく、情報が氾濫することによって、真実・事実はわかりにくい、と思ってしまう状況を変えるのはどうしたら良いのか。とりあえずカジノであるソーシャルメディアと距離を置くこと、ヤフーニュースのだら見やその類を遮断することだろうか。

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3位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点』

レビュー
リスクの最小化と最大化にもアービトラージとハック、事業にも、金融や不動産投資にも、人的資本投資、つまりスキルやキャリアにも…、どれに対しても応用可能なので、本質的で即効性がある分、それなりの心構えが必要になると思います。
ただし、その心構えは、読み進めていくうちに内から湧いてくるようになる不思議な感覚を得ました。資本主義がハックできると自信がみなぎっていくことが出来る本、それこそが著者の最も深いハックなのでしょうか。
レビュー
あなたが日常で常に不自由さを感じているとしたら、本書で具体的で実践的なノウハウを学ぶことができる。

自分の人生は自分で選ぶという思考

読み終えた頃には納得感を持って次の一歩に踏み出す人が増えているでしょう。

レビュー
一つの物の考えとしては、自分の目的のために時間をアウトソーシングなどで生み出して利益につなげることは参考になりました。もう一度読み返して次は実践につなげて行きたい。
レビュー
営業手法の参考になる。金融資本についても学べる。世の中の最新の動きがわかる。

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4位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)』

レビュー
資本主義は投資とリターンで成り立ちますが、同時に”周辺”から”中心”に富を集めるという核心が説得力をもって伝わってきました。
地理的な”周辺”、すなわちフロンティアがすでに開拓し尽くしてしまった今、仮想電子空間にそれを求めて資本(カネ)が流れ込んでいる理由が分かります。
また、火星移住プロジェクトは”周辺”を宇宙に広げる試みであると捉えることもできます。

資本は投資してそのリターンがあって成り立ちますが、行き詰まった現代、企業が生産財に投資せず、社員の給与を上げずに内部留保を溜め続けている理由もここにあったのか!という発見がありました。自分の給料が上がらないのは、会社の都合というよりもマクロ経済がそういうステージに入ったからだと納得できました。

レビュー
バブル崩壊とその後の失われた20年、現在の社会の閉塞感、この原因が少しわかったような気がする。みんな薄々感じながら漠然と不安に感じていたことを資本主義の説明と経済史の観点から丁寧に説明されていてとてもわかりやすかった。こんなに長いこと経済が停滞するのは、資本主義のシステム自体がもう成り立たなくなったんだと。これからを生きる若い人にこそ読んでほしい本。
レビュー
この本は長期に続くゼロ金利から、資本を投資してもリターンを得られない資本主義の
「死」が近づいているとしています。その最終局面にいち早く立つのは日本です。

この本の内容はすでにある多くのレビューを参考にしてもらうとして、私が一番理解出
来たのは、”近代の定員15%ルール”の項目です。「そもそも、資本主義は、少数の人間
が利益を独占するシステムであるとし、20世紀末までは、地球の全人口の15%が豊かな
生活を享受できました。日本の1億総中流が実現出来たのものこの時代です。

 今進んでいるのはグローバリゼーションとは「中心」と「周辺」の組み替えですが、
現在の先進国にはもう海外には「周辺」はありません。そこで、資本は国内に無理やり
「周辺」を作り出し、利潤を確保しようとしているのです。日本では労働規制を緩和し
て非正規雇用者を増やし、浮いた社会保険や福利厚生のコストを利益にしているのです」

この本で、日本で景気が良いと言われているのに、どんどん非正規雇用者が増えている
状態がやっと理解出来ました。

レビュー
金融・経済・社会問題を時間軸、空間軸の両方からとらえ、かつわかりやすい表現で解説してくれる。未来への提言は行いつつも、判断は保留するというのは、いたずらに不安を煽らない点で良い印象を持ちました。

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5位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義』

レビュー
アトキンソン氏の著書はこれまでもかなりインパクトがあったが、本著は今まで以上に、この大きな問題を論理的に喝破している。少子高齢化と人口減少をダブルで迎える特殊な状況を乗り越えるために、同氏が導き出したのが「最低賃金の引き上げ」という「目から鱗」というか、「コロンブスの卵」的な対策。これが数々のデータや論文を引き合いに、非常に論理的に説明されていて面白い。同時になにより勇気が湧いてくるのが嬉しい。政治家はもちろん、今日本人が一番よむべき本かもしれない。
レビュー
流石元ゴールドマンサックスということだけのことはあります。すべての論点に関して主観的な感情論ではなく客観的なデータで説明してるためとてもわかりやすい。分析に関しては日本のビジネス書ではい1番深く考察していると思う。

しかも、参考している論文が圧倒的に他のビジネス書よりも多く海外の最新の研究のものも参考にしているため説得力が増す。

おすすめです

レビュー
D.アトキンソンさんの最新刊「日本人の勝算」を読破しました。目から鱗が落ちました。これは本当に凄い本です。全日本人必読の書であると思いました。ぜひ、皆さんも読んでみてください。読んだら、必ず、新たな知見を生かして、考え方と行動を変えてみてください。
レビュー
アトキンソン氏一連の著作の「集大成」と言える。
企業経営者、特に中小企業経営者こそ読むべきだろう。
人口減少と超高齢化という2重の鎖が進路をはばむ。
日本国の信用失墜は、底なしの経済不況を起こしかねない。
そうなれば「円」は、どこまでも買いたたかれるだろう。
多くの物資を輸入に頼る日本は、何も買えない事態に陥る。

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6位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』

レビュー
本書には、これまで(私が読んだ範囲で)宇沢氏自身が書いてこなかった多くのことが明らかにされている。経済学の研究を始めるまでの葛藤の詳細、近代経済学に出会ったときのエピソード、米国での活躍、日本への帰国、そしてその後の活動…すべてが興味深く、一気に読むことができた。社会主義への強い思い、スター研究者として輝いていた米国時代、水俣、地球温暖化、人生のすべてにヒューマニズムがあったことがよくわかる。そしてその過程での多くのエピソード、たとえば不破哲三との関わり、サムエルソンに対する評価、シカゴ大学での学生の反戦活動の支援、ジョーン・ロビンソンの秘めたプライベートなど、多くが興味深いことこの上ない。唯一不満といえば、開銀の研究所で接点があった某T氏の「事件」に対する言及がなかったことか。ネットでは、この件に対し宇沢氏が「犯罪行為」と憤っていたことが記されている。本書にその事件の正確な仔細と宇沢氏の肉声が含められていれば、世間的には著名な経済学者としてくくられがちな宇沢氏とT氏の「経済学者としての質」が天と地ほど異なることが客観的に強く印象付けられたであろう。
レビュー
真摯に、社会を良い姿に持っていきたかったんだと感じる。近代経済学とそれがもたらしたグローバル化と一人一人孤独な存在にならざるをえなくしてしまった社会の流れやその流れを理論的に支えた思想やモデルに、独自の思想や理論を武器に、日本で唯一世界的に評価された経済学者が闘争した軌跡がよく分かる。グローバル化の進展で一人一人が瑣末な存在になっている。強者も明日にはどうなるかわからない。そんな弱肉強食の、お互いがお互いを信用できず、バラバラになった共同体に、適切な理論を移植し、社稷を作っていくことに、愚直に出来る範囲で挑戦している。怒りや憤りを持って、熱く社会を憂えた、どこか晏子のような存在だなぁと感じる。
レビュー
 「日本で最もノーベル経済学賞に近い」と言われ続けていた経済学者の評伝。600ページを超える大著。前半の約300ページが宇沢の生い立ちからアメリカで活躍した時代まで、後半が40歳を迎える年に日本に戻り、新古典派経済学への懐疑から、社会的共通資本を軸とした理論構築と社会的実践へとすすむ足取りという構成。
 前半部は、理論経済学者としての赫々たる成果と経済学の第一線での交流・交友関係が描かれ「きらびやか」と評してよいぐらいなのに対して、後半部は、宇沢夫人の「宇沢は、ひとりぼっちでした(p.631)」という言葉や、「日本では、相変わらずひとりで走りつづけなければならなかった。宇沢は走りに走ったが、伴走者はついに現れなかった(p.630)」という著者の評に示されるように孤影という印象が強い。
 だからという訳ではないが、読み物としては前半部がはるかに面白かった。アメリカ経済/社会の状況と変化、経済学の変化(あえて進歩とは言わない)、宇沢の研究者としての歩みの3つを撚り合わせて叙述する著者の筆力はみごとである。パウンドストーン『囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論』を思い出した。
レビュー
宇沢先生は、学生として授業に参加でき幸運であった。とにかく考えることを重視され知識の詰め込みを嫌う先生であった。学生に対しては、上下の関係はなく、ご自分の問いを考えてくれる仲間として接してくれた。学生は大変であった思考する習慣が今でも役に立っている。そんな宇沢先生の軌跡が描かれている本書である。素顔の先生が描かれている好著だ。

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7位. 資本主義のおすすめ本・書籍│『資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたち』

資本主義のおすすめ本・書籍レビュー│『資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたち』

レビュー
さっと読んで、読後に残る内容でした。
イノベーションの意識は少し高まったと思う。
レビュー
内容はとても良い本です。有名経営者の描く将来のビジョンが語られており、新規サービス立案に重要な「課題発見」の参考になります。
ただしKindle版はページの順番が正確でなかったり、同じページが何度も出てきたりと読むのに大変苦労しました。複数端末で同じ現象が起きてること、他のタイトルでは発生しないことを踏まえると元ファイルの不具合な気がします。

資本主義のおすすめ本・書籍資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたちを読みたい方はこちら↓

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資本主義のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『資本主義のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった資本主義の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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ぴんと
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ぴんこ
再生した後でも何回も交換OKだから、
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また、あのメンタリストDaiGoさんも
本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

読書やPC作業で目が疲れたときもインプットが続けられますし、移動時間も無駄にならない。

通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
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