【2023年】雪のおすすめ絵本ランキング５冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

他ではあまり見たことのない雪や氷の不思議で素敵な姿を見ることのできる本です。

この本を観たゆうじんも、「私も買う！」と、即決でした。

娘と私はこの本にある「天使のかたち」をよく真似します。
（雪に寝転がって両腕を上下すると天使のかたちになるのです）
大人が見ても十分楽しめる、ずっと手元に置いておきたい絵本です。

この本に興味を持った甥っ子に気前よくあげてしまい
アマゾンで再購入　笑
とても美しく、不思議な空からのプレゼントです。

寒い日に雪雲が出てもわっくわく過ごせる元気の出る本です☆

そのころを思い出しながら、写真に添えられた谷川さんの言葉を読みました。
子供時代には沢山美しいものに出合わせてあげたい。
美しい結晶の写真と美しい言葉・・・
どれも心の栄養になるはずです。

雪国の子供たちは冬の間、数えきれないほどの雪の結晶に囲まれて生きています。
どんなに沢山雪の結晶があっても、全く同じ結晶は一つもないと言うことです。
人間と同じで結晶にも個性があるんですね。

　　雪のわくわく
　　雪の日は寒くてサビシイ！
　　雪の日の人の温かさ
　　雪景色の中からおうちへ入った時のほっとする気持ち…

子供の頃に感じた雪の思い出を思い起こさせてくれます。

中でも一番キュンとするのが、
主人公の小学校１年生の男の子が下校の時バスを待っているシーン。
同じ学校のお兄ちゃんは見つからず、雪で遅れるバスを１人で待つんです。
雪で遊んだ後の、足先、手先は冷えて冷たいし、周りは知らない人ばかり。
こんな時、とっても心細くなっちゃいますよね。
その様子を見ていて、読み手もちょっと切ない気持ちに。
でも、隣で待っていたおばさんが手袋をくれたり、無事おうちへ帰ったらお兄ちゃんが優しく暖めてくれたり、寂しくなった分人の優しさも温かく感じられるところがほっとしました！

『なつのいちにち』などを描いた、はたこうしろうさんの絵もなんだか素朴なかんじで素敵。