最新記事 by 柿田ぴんと (全て見る)
- 【2023年】話し方、コミュニケーション能力向上のおすすめ本ランキング10冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介! - 2020年3月9日
- 【2023年】仕事術のおすすめ本13冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介! - 2020年3月9日
- 【2023年】メンタリストDaiGoのおすすめ本14冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介! - 2020年3月9日
こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの最終定理(新潮文庫)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『フェルマーの最終定理(新潮文庫)』
- 2位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの最終定理 萌えて愉しむ数学最大の難問』
- 3位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』
- 4位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』
- 5位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『暗号解読(上)(新潮文庫)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『暗号解読(上)(新潮文庫)』
- 6位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『代替医療解剖(新潮文庫)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『代替医療解剖(新潮文庫)』
- 7位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『暗号解読(下)(新潮文庫)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『暗号解読(下)(新潮文庫)』
- フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
\30日間 無料体験中!/
小説 ビジネス書 ライトノベル
40万冊を「無料体験」で聴く
1位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの最終定理(新潮文庫)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『フェルマーの最終定理(新潮文庫)』

今まで数学が面白いと意識したことはないのですが、これを読んで初めて興味を持ちました。
この定理を証明するために360年間、はガウスやオイラーなど有名人を含めが数々の人々が挑戦し、どのような成果を出したか書いてあります。
人種差別、女性差別、フランス革命、世界を巻き込み一つの目標に向かっていく様子がまるで団体スポーツのようでした。
実話なのに描かれたフィクションのようなストーリーです。

哲学、自然科学、数学はもとはひとつの学問だったのだなと考えさせられました。

そうはいっても高校レベルの数学知識がないと付いていけないのでは?と思っていましたが、本当に必要無かったです。
もちろんモジュラー形式とか楕円方程式とかは意味不明ですが、フェルマーの最終定理はじめ本書に記載されている「数論」の問題は小学生でも理解できるような簡単な問題が多いです。
また本書ではガロアとか自分が利用してきた証明の名前となった数学者が何人も登場してきて、「あの公式はこうやって生まれてきたのか」と知ることが出来るのも面白い。
あと興味深かったのは、終盤の「コンピューターによる証明」のところ。
これはまさに今世界中を賑わせている」人工知能」に繋がる話で、本書が出版された1997年から20年以上経過した現在の数学界の現状が気になるところです。

ロマンがあるとも思えますが、何人もの数学者(数千人、数万人規模かも知れません)が挑戦して、新たな発見があれば注目を集めますが、人生や一生をかけても、何も発見がなければ身の破滅。片方は道、もう片方は崖。
足を滑らせて泥沼に入り込んだら、這い上がる(解を見つける)のは、まず無理という…
日本人も、この最終定理を解き明かすのに、重要なポイントで活躍しているのにも驚きます。
興味のある方はオススメです。
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『フェルマーの最終定理(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの最終定理 萌えて愉しむ数学最大の難問』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『フェルマーの最終定理 萌えて愉しむ数学最大の難問』を読みたい方はこちら↓
3位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』

何冊も出版されているが,どれかのセットを読むとしたら,フェルマーの最終定理のセットが良い.

コミック化第一弾の作品も読んだけど、やはり題材がいいせいか、これもなかなか面白い。しかも、今回のミルカさんはかなり大人びていて、第一弾のミルカさんよりも自分好みかもしれない。こんな同級生がいたら絶対惚れたな。なんで、男子校なんか通ったんだろう、と今さらながら後悔してしまう。
しかも今回は、ミルカさん、後輩のテトラちゃんに加えて、主人公の年下の従妹、ユーリまで登場してますますのモテぶりが憎たらしい。
相変わらず、超文系のの自分には、数学的なことは理解できていないこともあるが、登場人物たちが、問題を解く過程がとても美しい。数学の問題を解く行為の楽しさがよく分かるコミックだ。
この第1巻では、まだまだ、「フェルマーの最終定理」を解くまでには至らないが、その前段の素数の話も楽しい。これからが楽しみだ。

フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』を読みたい方はこちら↓
『数学ガール フェルマーの最終定理 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)』を読む
4位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』

森毅先生が「現代の古典解析」の中で「困ったことに『数学はつみあげ』という信仰もあり、わからんなりにつきあうことが出来なくなっている。わかることを急いでいたら、研究者なんかにならんほうが良い。すぐにはわからんことを考えて、そのうちなんとかするのが、研究というものなんだから」と仰っていますが、そういう心の態度を涵養するのには本書は良いと思いました。一度で分からなくとも、何度もトライしてみるべし。



フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』を読みたい方はこちら↓
『フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)』を読む
5位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『暗号解読(上)(新潮文庫)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『暗号解読(上)(新潮文庫)』

暗号やプログラミングに関しては全く知識がない自分でも、難なく読み進めることが出来ました。
著者(翻訳者)が分かりやすい文章で書いているのではないかと思われます。
エニグマや量子コンピュータに関しての章が印象に残っております。

連休で読んでみたところ、そんな印象はすぐに崩れ去りました。
難解な数学の暗号をとてつもなく平易に噛み砕いた説明。(もちろん、ストーリーを重視するため、多少腑に落ちない箇所などはありますが、そこは各自でお調べください。)
歴史を紐解き、暗号の作成側→解読側→作成側と展開するドラマチックなストーリー展開。
数学者たちの熱いドラマとも読めますし、
現代の暗号技術の入門書とも読めます。
難解な専門分野をここまで平易にドラマチックに語れるのかと、、感動を覚えます。

暗号技術について古代ローマから現代までを追いかける名著です。
暗号技術についての本は技術者向けの専門的な本が多いですが
本著は飽くまでエンターテイメントとしての内容となっており、
必ずしも暗号についての知見は必要ないのがポイントです。
ざっくり言うならディスカバリーチャンネル暗号技術編って感じの内容です。
暗号おもすれー

難解な数式を使用せずに各暗号の原理原則は十分わかる内容となっており、さらに暗号が特に戦争における秘密通信としていかに重要だったかストーリーも記載されておりかなり読み応えのある本だった。
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『暗号解読(上)(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
6位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『代替医療解剖(新潮文庫)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『代替医療解剖(新潮文庫)』


結論に納得のいかない方も多いかと思いますが、科学的に検証した結果を受け止めるということは重要ではないかと思います。事実・科学に基づいた専門的な分析を提示し、仮にそれが実経験と矛盾するとしても、その現実を受け入れることを迫るという本書は、フェイクニュースなどが問題となる現代社会に強いメッセージを発しているといえるでしょう。理系の予備知識がなくても読める良書です。

ひとつだけ、内容は面白く読めますが、底のところに、「英国(欧米の)科学はアジアの科学より上位」という考えが見え隠れして、ちょっと気になりました。2008年という多少古い本なので、ココは仕方ないかもしれませんが。
「統計的に分析すれば」というアプローチで納得すべきなのですが、でも、「親子、兄弟、パートナー、友達など、その人を思う人が、思いを込めて摩ることで治癒効果があるのでは?」と考えたいのは、やはりアジア人なのかもしれません。

(ドキュメント)です。誰もが何時かはこの世から消えて無くなる、もしそれが病死であるとしたら?藁にも縋りたい気持ちは誰もが同じだろうと思いますので今若く健康な方こそ是非読んで戴きたいと思います。
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『代替医療解剖(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍│『暗号解読(下)(新潮文庫)』
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍レビュー│『暗号解読(下)(新潮文庫)』

上巻が気に入り下巻も購入。話の途中で暗号の本格的な解答例が出てきますが、そのあたりは雰囲気掴む程度に飛ばして読みました。
なかなか面白いなーと、ついつい電車の中や病院の待合時間などでよみふけってました。
タイトルだけ見るとサスペンスとか探偵小説みたいですが、中身は「暗号作成と解読の歴史 〜顕著な出来事のエピソードを添えて〜
」という感じのやや重厚な内容です。

上巻同様、ボリュームがあり、かつ難解な数式を使用せずとも理解できる内容で例えも交えながら暗号方法が記載されておりとても満足できる内容
DES暗号→公開鍵暗号の誕生=鍵配送問題の解決→量子コンピュータ→量子暗号まで


という基本的な問いに答えを出してくれる章です。
数学が少しわかる人なら、感動します(合同式というのを使います)。
その他、古代文字の解読、インターネットとの関連、最先端の暗号、暗号の存在意義などを解説してくれます。
上巻と同じく、少し難しいところもありますが、多くの偉大な先人の成果を一冊の本で紹介し、
それも、分かった気になるレベルまで押し上げてくれるという意味では、むしろお手軽といった方がいいと思います。
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍『暗号解読(下)(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『フェルマーの最終定理のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったフェルマーの最終定理の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
