【2023年】偉人のおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

楽しみながら読み進めてしまうので、すぐに読破してしまい、寂しさが。。。
もっともっとこういう本をたくさん読んでいきたいと思う一冊でした！

「その情報、いりますか？」とつっこみたくなるようなディテールが魅力の本だと思います。例えば、モーツアルトが受けていた「ヒル療法」について、手順が書かれていて、「ヒルをビールに浸す（こうするとヒルがよく血を吸うと考えられていた）」と。このような豆知識が、あちこちにでてきます。

翻訳もすばらしく読みやすいです。

この言葉に出会ったとき、
肩の荷が下りたというか、ほっとしたというか、そんな気持ちになった。
欠点があっても、ダメなところがあっても、大丈夫、いいんだ、と思えた。
下にこういう解説がついている。
「自分の弱さや欠点に悩んだり、苦しむこともあるでしょう。しかし、その弱さこそがあなたの人間らしさであり、魅力の一つでもあるのです。弱さをそのまま受け入れれば、心が楽になります。あなたは、ありのままで十分素晴らしい存在なのです。」

【追記】
もうひとつ、好きな言葉が見つかった。

人生は
一番美しい童話である。
　　　ハンス・クリスチャン・アンデルセン（作家）

【追記２】
この本の中には、あまり好きになれない言葉が混じっている。
よって、私は、「人生の道標になる　座右の銘」（リベラル社）の方が、好きである。
参考にしていただければ幸いである。

その日の気分でパッとこの本を開いて、
そのページに書かれている言葉を参考にする、
という活用の仕方を私はしています。

今一番心に響いたのは、

「自分ひとりでやるよりも、
他人の助けを借りるほうが
より良い仕事ができると悟った時、
人は成長を遂げる。」（アンドリュー・カーネギー、実業家）

です。

こんな感じの言葉がいろいろ載っていてためになります。

「モノの失敗」には、ペニシリンやティーバッグなど失敗したお陰で、大成功した失敗は成功の母的な物がてんこ盛りです。
「死んでしまった失敗」には、自分のいたずらに自分が引っ掛かってしまった四条天皇がいます。子どもたちには、ぜひ余計なことすると死ぬこともあるという事を学んでほしい物です。

本全体を通して、読者は正しい動機が正しい結果に結びつくとは限らないという学びを得る事ができると思います。
また、失敗が失敗で終わらず大成功への突破口となる事があるという気づきも得る事が出来ます。

値段は高いですが、バランスの取れた良い本です。
金額にひるまなければ星５つ。アマゾン購入もお勧めします。
私は金額にひるんだので、星４つとします。

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