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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、マークトウェインのおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『人間とは何か (岩波文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『人間とは何か (岩波文庫)』
- 2位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『アダムとイヴの日記 (河出文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『アダムとイヴの日記 (河出文庫)』
- 3位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)』
- 4位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『マーク・トウェイン ポケットマスターピース 06 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)』
- 5位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる: 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』
- 6位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』
- 7位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『不思議な少年 (岩波文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『不思議な少年 (岩波文庫)』
- マークトウェインのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『人間とは何か (岩波文庫)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『人間とは何か (岩波文庫)』
「人間の思考や感情には何一つ独創的なものはなく、経験や環境により形成されたもの」という人間機械論を記したもの。
聞こえによっては過激だが、一方で「人は人間関係や教義などの原則に従って、自らの正義=欲求を正当化するように動く」という至極当然なものを理論化したものとも読める。
人は絶対的に正しいとか、正しい人間がいるという思想よりも、善なんてないと割り切った上で向き合う現実的な議論とも言える。
著作当時は、これが悲観論に見えるのだというのが一番の気付きだった。進歩の時代だから楽観的だったのだろうか。
他人に紹介したくないほどの衝撃でした。
今、レビューを見て
これほど巧妙且つ明快な文章でも、人というフィルターによって違った解釈になることに驚いています。
作者でも時代でも信仰でもなく、この本は30年間私のロジックの根幹として揺ぎがありません。
我が子にも、中途半端に読ませるつもりはありませんが。。。
半世紀を生きて、願わくば若く真っ白な時期にこの本に出会う人が少なからずいることに期待して・・・
訳者中野好夫のあとがきは、人間不信、ペシミズム、暗澹たる厭世、絶望的、と異常なまでの決めつけだが、明るい語り口のご隠居さんの現実的思想は、現代人にとってはショックでもなんでもない。
ただ、青年の言う通り、夢も希望もない。
外敵影響を受けるのであれば、いい教育や訓練を沢山積むべきだと感じた。
気質の許す範囲ではあるが。
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『人間とは何か (岩波文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『アダムとイヴの日記 (河出文庫)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『アダムとイヴの日記 (河出文庫)』
それをマーク・トウェインが解読したのが本書である
と、冒頭にそんな注があって、ページをめくると全ページの構成は正しく絵日記で
紙書籍の場合は見開きの片方が絵(原典)でもう片方が文章(トウェインによる訳)となってたのが
電子書籍版は絵と文章が交互に1ページ置きになってます
文章だけでも十分に素晴らしい内容ではありますが
絵がミソなのでこれが全部収録されてるのはありがたいです
(他社の電子書籍版は絵が数枚だけだったので・・・)
長らく絶版になってたので、電子書籍版での完全版の発売は嬉しいです!!
最期のシーンは何度読んでてもやっぱり泣けます・・・
ネタバレしてたって感動できるのが本物だと思うんです
倦怠期のカップルには是非とも読んで欲しい1冊です、オススメです
なんせ全150ページの半分は絵で本文は実質75ページだったりしますが
本文正味75ページに対して15ページも「解説」があるので
子供が読む絵本レベルとなってて読書嫌いでも苦にはなりませんからね
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『アダムとイヴの日記 (河出文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)』
普通に細かい字で書いてある文庫本でした
ネットで知り合った人に勧められて買いました
子供向けの物語とされているけれど、意外にも殺人の様子が生々しく描かれている他、当時の学校や教会を皮肉ったり、共同体としての役割をきっちり果たしている村を描いたり、当時の時代背景を思いながら懐かしむ話と定義すれば、これはれっきとした大人向けの物語だと言って差し支えないだろう。もちろん、トム達のいたずらだけを追っているだけでも十分楽しい。でも、それを支える時代背景を作者マーク・トウェインがかなり辛辣に批判しながら描いていることがわかると、そこに大人が読む面白さが一枚加わる。
そして、こうした面白さを教えてくれるのが、訳者の柴田元幸。ワタシは、彼の訳本は必ず「訳者あとがき」から読むことにしているが、本書でもそれが奏功。この人の訳にハズレはないが、それ以上にこの人の「あとがき」にハズレはない。
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『マーク・トウェイン ポケットマスターピース 06 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『マーク・トウェイン ポケットマスターピース 06 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)』を読みたい方はこちら↓
『マーク・トウェイン ポケットマスターピース 06 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)』を読む
5位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる: 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』
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6位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』
語る老人と問う若者という構図です。しかし若者の聞くことは、ほとんど私が聞きたいことではなかったです。
もういいじゃないか、くどい。そう思って読むのがちょっと難儀だったです。
それでも、私が聞きたいことが、どこかで出てくるんじゃないかとどんどん読み進めていって、
最後のほうにボソッと小声で一言。
ーこれは前の脈絡からもなんか変な感じがしましたー
若者「・・・お赦しくださいますか」
老人「赦すことなどない。君はただのラッパだ。責任などない」
また、老人の考え方や物事の捉え方そのものは、ちょっとでも釈迦の話について聞き覚えのある人はピンと来るはずだし、それを超越するのか、絶望するのか、引き受けて前を向くのか、それは常に社会を生きている人々が問われ続けていることだと思う。訳者の大久保博さんのあとがきも必見。
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』を読みたい方はこちら↓
『トウェイン完訳コレクション 人間とは何か (角川文庫)』を読む
7位. マークトウェインのおすすめ作品・書籍│『不思議な少年 (岩波文庫)』
マークトウェインのおすすめ作品・書籍レビュー│『不思議な少年 (岩波文庫)』
天使と名乗るが悪魔にしか見えない少年が突然現れ、居合わせた村の少年たちと
不思議な絆を紡いでいく。
彼はあまりにも非情、無慈悲な所業を行うかと思えば、一方であまりにも
魅力的で面白過ぎる数々の出来事を起こし、彼に触れた村人たちの心を
魅了し、支配してしまう。
そして神を慕い慎み深い(という事に体裁上はなっている)村人たちが
思わず頭を抱えてしまうが、同時に反論しがたい恐るべき本音・正論を
語り続けるのだった・・・
というようなお話です。めちゃくちゃ面白いです。
巻末の解説にも書かれていますが、湿っぽくなりやすい内容のお話な割には
少年が面白すぎるので、深刻な内容の割に楽しく読めると思います。
思春期以上の人にはぜひお勧めしたいです。
こっちをたぐり寄せて・・って感じで読んだんですが
やっぱり漫画よりシニカルですね。
ここまで極端にならなくてもいいけど、
でも、なんかうらやましいっていうか・・・
何がその人にとって幸せなのか・・・って考えてしまいます。
で、何度も読み返してしまう本です。
それぞれの人間は住む世界によって良心や正義、価値観を作り出し、個人ではそこに自分が相容れない時、自己存在について葛藤を繰り返し悩んでいく。
集団になれば、そこに互いに相容れないものがあるとき差別や戦争、虐殺を生み出していく。そこに生きる人間の物差しで。
それはある意味残酷であるけれどそれもまたサタンから見れば愛すべき愚かな生き物だということ。
人間の愚かさを考えさせられた本です。
中々面白い作品で、朗読してみても中々評判が良かったです。
マークトウェインのおすすめ作品・書籍『不思議な少年 (岩波文庫)』を読みたい方はこちら↓
マークトウェインのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『マークトウェインのおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったマークトウェインの作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!