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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、杜甫のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫詩選 (岩波文庫)』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫詩選 (岩波文庫)』
- 2位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』
- 3位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫全詩訳注(一) (講談社学術文庫)』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫全詩訳注(一) (講談社学術文庫)』
- 4位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫―偉大なる憂鬱』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫―偉大なる憂鬱』
- 5位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『李白と杜甫の事典』
- 6位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『李白と杜甫 (講談社学術文庫)』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『李白と杜甫 (講談社学術文庫)』
- 7位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫 (岩波新書)』
- 杜甫のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫詩選 (岩波文庫)』
杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫詩選 (岩波文庫)』
兵車行は四十歳、春望は四十六歳。でも、まだこの頃は杜甫の苦難の人生のほんの序章。晩年の、特に成都を離れて再び漂泊の身となった頃の詩はすさまじいばかり。深い絶望と愁いに沈んだ杜甫爺の姿がくっきりと目に浮かんできます。杜甫の遺した千四百首以上の詩のうち百四十首を収録。詩が年代順に紹介されているので、わたしのように杜甫のことあまりを知らない者でも、その生涯を辿りながら詩を味わうことができるのが有難い。残念なのは絶句がないこと。「江碧にして」とか、個人的に好きなので紹介して欲しかったところです。
詩の背景など、詳しく載っており、重宝してます。
戦いと逃亡の詩が多いのですね・・・
戦いと逃亡の詩が多いのですね・・・
盛唐を代表する二大巨星の一人、杜甫の詩を制作年代順に編纂した『杜甫詩選』。
科挙に落第し、生涯不遇のまま、漂泊の人生を歩んだことは誰しも知るところです。
なにも科挙に受かって役人になって政治に参画することだけが人生の全てじゃないとは思いますが、当時の唐の人はそうは思わなかったのですな。
現に杜甫はこうして詩人として後世にその名を輝かせているのですから。
科挙に落第し、生涯不遇のまま、漂泊の人生を歩んだことは誰しも知るところです。
なにも科挙に受かって役人になって政治に参画することだけが人生の全てじゃないとは思いますが、当時の唐の人はそうは思わなかったのですな。
現に杜甫はこうして詩人として後世にその名を輝かせているのですから。
作風は確かに李白と比較すると、なんとなくではありますが地味に感じます。でも日常的な生活や歴史的事件を描いているからこそ、臨場感もあります。
ちなみに杜甫が喘息持ちであったということは、この本を読んで初めて知りました。
杜甫のおすすめ作品・書籍『杜甫詩選 (岩波文庫)』を読みたい方はこちら↓
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2位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』
杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』
分量も、解説のわかりやすさもよい。解説はこのシリーズ全体に基礎からややくどいところもあるが、入門書とわりきれば、気にならない。さらさらと読み進められて、原文にも当たれる。杜甫に触れ直すのに読んだが、好きだ。
李白と並ぶ中国の代表的詩人である杜甫の厳選された詩が解説された一冊です。
動乱の世を生きた杜甫の、国の行く末を憂い、国民や家族を案じる心境が読む者に伝わってきます。また、情景が眼の前に現れるような描写力の美しさに魅了されます。天性の詩人であった李白を敬いながらも、独自の境地を切り開いた杜甫は、現代では李白を凌ぐ最高の漢詩人と評価されているそうです。芭蕉をはじめ日本文学にも多大な影響を与えたことも知ることができました。
訓読文を音読してそのリズム感の良さを是非味わってください。
動乱の世を生きた杜甫の、国の行く末を憂い、国民や家族を案じる心境が読む者に伝わってきます。また、情景が眼の前に現れるような描写力の美しさに魅了されます。天性の詩人であった李白を敬いながらも、独自の境地を切り開いた杜甫は、現代では李白を凌ぐ最高の漢詩人と評価されているそうです。芭蕉をはじめ日本文学にも多大な影響を与えたことも知ることができました。
訓読文を音読してそのリズム感の良さを是非味わってください。
一見、難しそうな漢詩ですが手軽に読めました。
とくに解説部分で知識を深まる。
杜甫のそれぞれの詩が、日本を代表する作家(島崎藤村)に与えた影響や
詩そのものに、残る疑問などが併記されていて
理解を助けるのと同時に深い部分までに学びを得る事ができました。
とくに解説部分で知識を深まる。
杜甫のそれぞれの詩が、日本を代表する作家(島崎藤村)に与えた影響や
詩そのものに、残る疑問などが併記されていて
理解を助けるのと同時に深い部分までに学びを得る事ができました。
杜甫のおすすめ作品・書籍『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』を読みたい方はこちら↓
『杜甫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)』を読む
3位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫全詩訳注(一) (講談社学術文庫)』
杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫全詩訳注(一) (講談社学術文庫)』
本当に素晴らしい。講談社と学術文庫編集部に感謝致します。
杜甫の全詩を文庫で読めるなんて。
杜甫の全詩を文庫で読めるなんて。
杜甫のおすすめ作品・書籍『杜甫全詩訳注(一) (講談社学術文庫)』を読みたい方はこちら↓
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4位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫―偉大なる憂鬱』
杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『杜甫―偉大なる憂鬱』
外見以上に内容のある本で、漢詩を学びたい人には絶対に読んでいただきたいと思いました。
NHKラジオ「古典講読ー漢詩」(平成19年10月〜20年3月)で取り上げられた詩聖杜甫の作品と生涯を一冊の本にまとめたのが本書である。質問者(江原正士)がいて、先生(宇野直人)が解説するというスタイルをとっている。
ーものの受け止め方が、杜甫の中で変わって来ているんでしょうか。
そう思います。ときに、日本人の歌人や詩人に影響が大きく、たとえば前にも出た正岡子規は「秋興八首」全てを短歌に翻案しています。ちなみに第一首は「旅枕菊さき楓衰へてをちこち城に衣打つ也」となります。
このように分かり易く、親しみやすい体裁になっている。
詩仙李白と並ぶ大詩人という定評がありながら、詩聖李白がしばしば小説や戯曲の主人公になり、肖像画もいろいろ残されているのに、杜甫はそういう話題性に乏しい。
そういう中で、本書カバーに使用された肖像画は貴重である。近代日本画家橋本関雪の出世作で、平成10年奈良市で発見されたものである。
ーものの受け止め方が、杜甫の中で変わって来ているんでしょうか。
そう思います。ときに、日本人の歌人や詩人に影響が大きく、たとえば前にも出た正岡子規は「秋興八首」全てを短歌に翻案しています。ちなみに第一首は「旅枕菊さき楓衰へてをちこち城に衣打つ也」となります。
このように分かり易く、親しみやすい体裁になっている。
詩仙李白と並ぶ大詩人という定評がありながら、詩聖李白がしばしば小説や戯曲の主人公になり、肖像画もいろいろ残されているのに、杜甫はそういう話題性に乏しい。
そういう中で、本書カバーに使用された肖像画は貴重である。近代日本画家橋本関雪の出世作で、平成10年奈良市で発見されたものである。
杜甫のおすすめ作品・書籍『杜甫―偉大なる憂鬱』を読みたい方はこちら↓
5位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『李白と杜甫の事典』
杜甫のおすすめ作品・書籍『李白と杜甫の事典』を読みたい方はこちら↓
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6位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『李白と杜甫 (講談社学術文庫)』
杜甫のおすすめ作品・書籍レビュー│『李白と杜甫 (講談社学術文庫)』
高島俊男氏が書かれるものは信用しています。
圧倒的な知識を基礎に持ち、客観性を保って文章を綴る筆者の、文学にたいする強い思い…愛が伝わり、読んでよかった作品です。
圧倒的な知識を基礎に持ち、客観性を保って文章を綴る筆者の、文学にたいする強い思い…愛が伝わり、読んでよかった作品です。
中国文学史上にさんぜんと輝く2人の大詩人。その2人のキャラクターを、史料に基づいて生き生きと再現させ、「ネアカ李白とネクラ杜甫」の言葉で代表するように、2人を見事に対比させながら、文学の本質に迫っている。文章は非常に簡潔かつ平易で、まるで目の前で講談を聞いているような楽しさも味わえる。漢詩をとっつきにくいと感じていた人も、この本でぐっと身近に感じられるはず。
李白と杜甫の人生がよくわかりました。とても勉強になりました!
杜甫のおすすめ作品・書籍『李白と杜甫 (講談社学術文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. 杜甫のおすすめ作品・書籍│『杜甫 (岩波新書)』
杜甫のおすすめ作品・書籍『杜甫 (岩波新書)』を読みたい方はこちら↓
杜甫のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『杜甫のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった杜甫の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!