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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、美術のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 美術のおすすめ本・書籍│『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』
- 美術のおすすめ本・書籍レビュー│『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』
- 2位. 美術のおすすめ本・書籍│『西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)』
- 美術のおすすめ本・書籍レビュー│『西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)』
- 3位. 美術のおすすめ本・書籍│『美術の力~表現の原点を辿る~ (光文社新書)』
- 美術のおすすめ本・書籍レビュー│『美術の力~表現の原点を辿る~ (光文社新書)』
- 4位. 美術のおすすめ本・書籍│『男の隠れ家 特別編集 必ず観たい注目の美術展2019-2020』
- 5位. 美術のおすすめ本・書籍│『〈オールカラー版〉美術の誘惑 (光文社新書)』
- 美術のおすすめ本・書籍レビュー│『〈オールカラー版〉美術の誘惑 (光文社新書)』
- 6位. 美術のおすすめ本・書籍│『男の隠れ家 特別編集 大人が観たい美術展2020』
- 7位. 美術のおすすめ本・書籍│『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』
- 美術のおすすめ本・書籍レビュー│『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』
- 美術のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 美術のおすすめ本・書籍│『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』
美術のおすすめ本・書籍レビュー│『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』
掲載されている作品は、実際に日本国内で観ようと思えば観られるものに絞ってくれている。また、絵画、工芸、現代アート等ジャンルも幅広く、本書からざっくりと知識を得ることができる。実際に観たくなる。そして実際に観る。そうすることでまた知識と感性が豊かになるのだと感じる。
ちょっと美術が好きになる。もっと美術が好きになる。そしてきっとまた本書を読み返したくなる。すべての人におすすめできる本である。
個人的には、作品や作家を中心にして周辺の情報を豊かに紹介している本書ともまた違い、どちらかと言えば、世界史の側に美術史を接続するようなことにも毎月取り組んでいる私にとって、本書はある種の別アプローチ的な視点の楽しさと、また素人とは思えないマニアックかつ、ライトな語り口から美術鑑賞への純粋な愛情が伝わってきて心地良かったです。
美術鑑賞好きはもちろん、連れられたり何となく訪れるだけでなく、ちょっと一歩踏み出してみようかな?そんな方にもオススメ。
おかずの守備範囲が広く、どのような好みの読者にも気づきを与えてくれる本です。この本に書かれていることを頭の片隅に入れて、美術館を訪れると、これまで手ぶらで作品に相対していたときとは異なる、地平が見えてくるようになるのではないでしょうか。
いわゆるプロ側では無い著者による美術館論は他に見当たらず、新しい類の本であると同時に、潜在的な読者は多いかと思います。
この本がきっかけとなって、美術館をより深く楽しむ人が増えて、ちょっぴり大人っぽい世の中になるといいな、と思います。
美術のおすすめ本・書籍『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』を読みたい方はこちら↓
2位. 美術のおすすめ本・書籍│『西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)』
美術のおすすめ本・書籍レビュー│『西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)』
美術「史」という学問の、入門。美術史とはなにで、その学問で何を究明するのか、から説いていく。絵の”読”み方、社会と美術、経済原理の視点や技法・ジャンル。最後の章で、時代区分毎の美術史を解説する前に、様々な美術の諸相を解説。多角的な解説本となってます。
巻末には、目的別推薦文献リストもあって、さらに学びたい人へも至れり尽くせり。
美術史とは何か、何のために学ぶのかといった点に関する解説からスタートする本書は、美術史を一般教養よりももう一段階専門的なところまで学びたいという人にとって最良の入門書のひとつになるのではないでしょうか?
より深く絵画を理解するための、スケッチ、ディスクリプションなどの手法の紹介や、その時代であるモチーフがどのような意味を持っていたかというコードを読み解くことの説明など、美術作品を見る視点を広げる「種」が多く書かれていると思います。
もちろん、この短い1冊で美術史を理解できる、理解するためのツールを習得できるものではないでしょうが、本書を入り口に、より深く美術を理解したいという人にお勧めできると思います。
一方で、このレベルの教養ならだれもが持ち合わせるべきだと思いました。日本は美術を全く義務教育では教えないので、諸外国からしたら(自分も含めて)知識が乏しすぎると思います。
本の購入のきっかけは、TOEFLで美術史が少なからず出題され、実際、購入の当日受けたテストで全く背景がわからず悔しい思いをしたことでした。数時間でスラスラ読めるのですが、一つ一つの解説に適切な例となる美術作品が示されていて非常に分かりやすく、また、今度美術館でもっとよく見てみよう、と感じさせてくれる良書でした。
オススメです。
美術のおすすめ本・書籍『西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)』を読みたい方はこちら↓
3位. 美術のおすすめ本・書籍│『美術の力~表現の原点を辿る~ (光文社新書)』
美術のおすすめ本・書籍レビュー│『美術の力~表現の原点を辿る~ (光文社新書)』
世界中をこの本を手に実際に訪ねられたらどんなにすばらしい美術鑑賞ができるだろうか。
自分が悲しいとき、うれしいときに美術は力になるだけでなく、描き手の思いや背景を知って、一層心に残る
鑑賞ができる。カラー図版も美しく、電車の行き帰りで束の間、味わい深い豊かな時間を過ごすことができた。
「美術鑑賞の羅針盤」として長く手元において何度も読みたい。
まえがきに時々出てくる宮下先生の主観的な一言もおもしろかったです。こちらの本を携えてイスラエルに行ってみたくなりました。
私はP87のモランディの話が印象に残っています。私もモランディの絵は見飽きず、ずっとみていたいです。今の私はこのモランディに美術の力をまさに感じています。
西洋美術だけでなく、日本美術にも触れられています。
たくさんの方に読んでいただき、自分にとっての美術の力とは何かを見つけてほしいです。
数珠つなぎでまた新たな作品に出会える楽しみがこの本にはありますよ。
以前読んだことのある著者の前著『美術の誘惑』をあらためて読み返してみたい。
美術のおすすめ本・書籍『美術の力~表現の原点を辿る~ (光文社新書)』を読みたい方はこちら↓
4位. 美術のおすすめ本・書籍│『男の隠れ家 特別編集 必ず観たい注目の美術展2019-2020』
美術のおすすめ本・書籍『男の隠れ家 特別編集 必ず観たい注目の美術展2019-2020』を読みたい方はこちら↓
『男の隠れ家 特別編集 必ず観たい注目の美術展2019-2020』を読む
5位. 美術のおすすめ本・書籍│『〈オールカラー版〉美術の誘惑 (光文社新書)』
美術のおすすめ本・書籍レビュー│『〈オールカラー版〉美術の誘惑 (光文社新書)』
著者の宮下規久朗さんの最愛のお嬢さんは、2013年5月に病で
この世から旅立たれたそうで、この本の第一話は「亡き子を描く」と
なっています。
もちろん、美術の案内の本なのですが、それ以上に悲しみと
娘さんへの思いにあふれていて、読んでいてとても悲しく、
切なくなります。
ずっと信じていた美術の力も大きな悲しみを前にしては消えてしまい、
情熱も失ってしまったと。
それでも、心惹かれる作品があるといくつか紹介されていました。
美術には、大きい悲しみを消してくれるような力はなくても、
悲しい気持ちにそっと寄り添ってくれるような力はあるのではないか、
そんな風に感じられた作品でした。
短章の25の美術についての刺激ある話の数々である。絵を見る喜びとちょっとした知識をいろいろ与えてくれる。カラーの絵図がたくさんあるのもいい。
キリコやアンソールへの評はちょっとかわいそうかな。日本の夜景図の話や、古典主義への反抗としてのモダニズム(印象派、後期印象派)やプリミティヴィスム(初期ルネサンスの再評価ージョット、ピエロ・デラ・フランチェスカ)という話が印象に残った。ビュヴィス・ド・シャヴァンヌという画家を初めて知った。興味あり。
美術のおすすめ本・書籍『〈オールカラー版〉美術の誘惑 (光文社新書)』を読みたい方はこちら↓
6位. 美術のおすすめ本・書籍│『男の隠れ家 特別編集 大人が観たい美術展2020』
美術のおすすめ本・書籍『男の隠れ家 特別編集 大人が観たい美術展2020』を読みたい方はこちら↓
7位. 美術のおすすめ本・書籍│『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』
美術のおすすめ本・書籍レビュー│『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』
美術のおすすめ本・書籍『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』を読みたい方はこちら↓
『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか!?』を読む
美術のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『美術のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった美術の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!