【2023年】ゴジラのおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. ゴジラのおすすめ本・書籍│『ゴジラ (角川文庫)』

ゴジラ (角川文庫)

ゴジラのおすすめ本・書籍レビュー│『ゴジラ (角川文庫)』

この本は、モナークでムートーが脱走し、ハワイでゴシラが上陸。サンフランシスコでゴシラとムートーが合流する。
という話。

怪獣を何に見立てるか?様々なアプローチがあったが、このノベライズで描かれるのは、まさに自然災害。
初代ゴジラは、太鼓の生物が核実験によって地上に現れるもので、恐竜の突然変異ではない。今度のゴジラもMUTOも、古代生物が現代で目覚めたもので、自然の営みの一部であり、自然界から与えられた力を行使し、生息しているに過ぎない。また、彼らが現代で復活したのは、核と言う今だ制御しくれない力を過信したことと言うように、オリジナルに忠実かつ現代的解釈がなされている。
そして、怪獣たちの行動は徹底的に動物的で、MUTOが会話するだけで電磁パルスの影響が発生し、核燃料は餌さとして持ち去り、増殖を本能で行おうとする。ゴジラも、捕食者と天敵としての行動を果たすが、それは人間の視点と結果論に過ぎない。あれだけの被害を出したゴジラが救世主のはずもない。助かった人も犠牲になった人も、怪獣と言う自然の前では、運が生死を分かつ。まさに自然災害そのものだ。文字形態になると、色々な視点や、怪獣への考察が入るので、映像との印象が変わってくる。

小説自体の出来も素晴らしいので、ファンは必読だろう。

映画本編を観る前にストーリーは知りたくないという方も少なくないと思うが、評者は全く逆。予めノベライズ版でストーリーをしっかり頭に入れてから楽しみたいのだ。
さて、元々のシナリオが優れているのか、このノベライズは説明調のセリフも殆どなしにゴジラや敵怪獣ムートーの生態やら、行動理由をテンポよく知らしめて、大変よく出来た小説だ。仮に主人公がゴジラでなく、独立した怪獣モノとしても十分傑作といえる仕上がりだと思う。もっとも読了して先ず感じたのは、『大怪獣空中決戦』のガメラとギャオスだなということ。本作のゴジラはあくまでムートーの天敵として現れ、ムートーを倒したらさっさと海に帰っていく。悪を退治する生態系の守護神みたいな扱いは、まんまガメラだな。

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2位. ゴジラのおすすめ本・書籍│『ゴジラ1954-1999超全集』

ゴジラ1954-1999超全集

ゴジラのおすすめ本・書籍レビュー│『ゴジラ1954-1999超全集』

本でも持っていますが、かなりのページ数ですので持つのも大変、開いたまま固定するのも大変、折り目はつけたくない。ＰＣやタブレットで観れるので本では小さい扱いの写真を大きく見れるのがいい。

この本は、ゴジラファン必見です。
1954年のゴジラから1999年のゴジラ２０００ミレニアムまでのゴジラ作品のストーリー　フォトストーリー　メイキングなどがありさらに、超兵器図鑑や川北監督らのインタビューも載っています。
ゴジラファンなら一度読んでみてください

本の題名のとおり、１９５４年の「ゴジラ」から１９９９年の「ゴジラ２０００ミレニアム」までのストーリー　写真　メイキングがのっています。（ゴジラ２０００ミレニアムはほとんど載っていませんが.）
さらに、超兵器の説明なども載っていてゴジラファン必見です。

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3位. ゴジラのおすすめ本・書籍│『ジ・アート・オブシン・ゴジラ』

ジ・アート・オブシン・ゴジラ

ゴジラのおすすめ本・書籍レビュー│『ジ・アート・オブシン・ゴジラ』

映画館で自分でも驚くくらい感動して4回ほど視た挙句、限定ブルーレイその他その他まで手を出してしまいついにポチってしまいましたｗ

正直バカ高いと思ってたんですが買ってよかった…（完全に金ずるですねｗでもいいやｗ
僕の中では人生で一番の作品です

本体、台本、ポスターのセットです。シンゴジラファンにはお腹いっぱいの内容になっています。ただ、アートオブシンゴジラと言うよりはメイキングオブシンゴジラの方がしっくり来ると思います。ゴジラのスケッチやコンセプトアートは少なく、ほとんどはスタッフ、監督へのインタビューやゴジラ雛形、舞台裏やCGモデリングの写真です。Blu-rayの特典映像だけでは満足できない人におすすめです。

デカイ！そして重い！
これはハンパな気持ちでは手に入れてはいけないものです。
物理的に重いだけではなく内容ももちろん詰まっています。
これでもかというくらいマニアックな内容となっていますので
読む時には気合を入れて挑まないと心が折れます。

辞書の様な存在感です。
中身もすごいですが、個人的には台本が嬉しい。
映画と見ると色んな発見があります。

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