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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、ハンナアーレントのおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)』
- ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)』
- 2位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌 (ちくま新書)』
- ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌 (ちくま新書)』
- 3位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『全体主義の起原1 新版――反ユダヤ主義 全体主義の起原 新版』
- 4位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『アレント入門 (ちくま新書)』
- 5位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『エルサレムのアイヒマン 新版――悪の陳腐さについての報告』
- 6位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『全体主義の起原2 新版――帝国主義 全体主義の起原 新版』
- ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『全体主義の起原2 新版――帝国主義 全体主義の起原 新版』
- 7位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像 (角川新書)』
- ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像 (角川新書)』
- ハンナアーレントのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)』
ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)』
・ミルグラム実験 アイヒマン裁判の翌一九六二年、アメリカのイェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラムがアイヒマンらナチス戦犯の心理に興味をもって試した実験。アイヒマン実験ともいう。ドイツ人は特殊だと考えていたアメリカ人にも同じ傾向が認められたという。
・スタンフォード監獄実験 一九七一年、アメリカのスタンフォード大学の心理学者フィリップ・ジンバルドーが行った実験。一般人二十一人を看守役十一人と囚人役十人に分け、刑務所に似せた施設で生活させる。被験者は役割に合わせて行動しはじめるが、度を超して暴力が行われるようになったため、二週間の予定が六日間で中止された。
社会においても、”複数性”の居心地の悪さに耐えていない人が散見される。
自分とは異なる意見を単に異端とみなし、血の浄化を図ろうとする。
まさに、アイヒマンに向けられた憎悪のレッテルは、それこそがユダヤ人へのホロコーストの構図と何ら変わらない、
という事態はごく日常的に生じていると考えられる。
アトム化や自由からの逃走に陥らないためにも、必読の書だろう。
難解で先に進めず、読むのを断念しました。
この本はその難解な本を分かり易く解説してくれます。
アーレントがアイヒマン裁判後に受けた批判の意味については
考えさせられました。
ハンナアーレントのおすすめ本・書籍『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)』を読みたい方はこちら↓
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2位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌 (ちくま新書)』
ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌 (ちくま新書)』
ハンナ・アーレントの考え、考え方、生き方が素晴らしいためではあるけど、それを、わかりやすく伝えています。
まず構成がよく、最初に、「手摺(てすり)なき思考」や「経験の尊重」「世界疎外」などアーレントの考えの、今日の意義が書かれて、引き込まれます。
次に、彼女の主張の概要が書かれ、自分の頭の中で、全体像ができるから、後の話が入って来やすい。
その上で、主な作品の紹介、ユダヤ人問題、アイヒマン騒動と歴史との関わりがざっくり書かれて、読者はのめり込んで行くのです。
本論は、主な作品の解説と論評で、とても良いわけですが、ここでは到底うまく書けませんが、わかりやすくて、為になります。
リベラリズムが消えそうな今日、そして、同調圧力の強い日本で生きる私たちには、とても素晴らしい本です。
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3位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『全体主義の起原1 新版――反ユダヤ主義 全体主義の起原 新版』
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4位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『アレント入門 (ちくま新書)』
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5位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『エルサレムのアイヒマン 新版――悪の陳腐さについての報告』
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6位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『全体主義の起原2 新版――帝国主義 全体主義の起原 新版』
ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『全体主義の起原2 新版――帝国主義 全体主義の起原 新版』
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7位. ハンナアーレントのおすすめ本・書籍│『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像 (角川新書)』
ハンナアーレントのおすすめ本・書籍レビュー│『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像 (角川新書)』
前半はアイヒマン裁判における収容所を生き残ったユダヤ人たちの証言集。
後半はナチス時代のアイヒマンの伝記的な内容になっています。
前半の証言が凄まじいです。
あまりの生々しさと残酷さに文章を読んでいるだけでも気分が悪くなりました。
ある意味ホロコーストの記録としては見事な出来の本と言えるかもしれません。
解説によると明らかな誤りでない限り、極力原文を残しているようで
そのせいか若干古臭く感じられる表現が散見されるのが惜しい。
また裁判記録自体は英語であればインターネットで公開されているようです。
ただそれらを考慮しても、人類史上に残る愚行についての日本語での記録の復刊は十分に意味のあることだと思いました。
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ハンナアーレントのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『ハンナアーレントのおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったハンナアーレントの本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!