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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、古典のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 古典のおすすめ本・書籍│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
- 2位. 古典のおすすめ本・書籍│『経済古典は役に立つ (光文社新書)』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『経済古典は役に立つ (光文社新書)』
- 3位. 古典のおすすめ本・書籍│『罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)』
- 4位. 古典のおすすめ本・書籍│『ドルジェル伯の舞踏会 (光文社古典新訳文庫)』
- 5位. 古典のおすすめ本・書籍│『菊と刀 (光文社古典新訳文庫)』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『菊と刀 (光文社古典新訳文庫)』
- 6位. 古典のおすすめ本・書籍│『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
- 7位. 古典のおすすめ本・書籍│『望月光の古文教室 古典文法編 改訂版』
- 古典のおすすめ本・書籍レビュー│『望月光の古文教室 古典文法編 改訂版』
- 古典のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 古典のおすすめ本・書籍│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
本を読み続けている人はすでに欲求の真っ盛りであり、自分で考える人とは対極の位置にいると思われるので、
いくら説いたとしても寝耳に水の話となっていると思う。
私は、この本を読んでそう思った。
古典だからと身構えたが読みやすい。
読書は他人の考えを模倣する事、自分で咀嚼出来なければ意味が無い。流行の本では無く古典を読め。誤った言葉遣いは、正しい意志の伝達を妨げ、文化を貶める。匿名で批判する事は、恥ずべき事である。等、今でも十分通用する考え方のオンパレード。
余談だが、著者のフランス文化を毛嫌い振りには笑ってしまった。
古典のおすすめ本・書籍『読書について (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. 古典のおすすめ本・書籍│『経済古典は役に立つ (光文社新書)』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『経済古典は役に立つ (光文社新書)』
昔からうちにある世界の名著、アダムスミス、ケインズハロッド、とかは、読んだことは間違いないのですが、読んだ自慢だけで、なにも頭に残ってません。でもドラッカーのエッセンシャルは良かったんですよ。この作品は、本当に難しい経済の古典を、エッセンシャルしてくれているありがたい作品でした。
ものはなんでもそうですが、こうした、下知識を支えてくれるものがあると、本編の読みが、かなり違うことがあり、ケインズはこう言うことを目指していて~、とかが分かっただけ、再び経済古典のなんらかに挑戦する場合、かなり開眼せる本でした。
大著は、なにが大切か分からないと、ちょっと注意が必要です。予備知識としてかなり良いし、まず本としてとても興奮する面白さでした。
自分のように、経済学部ではないけど、ミクロ・マクロ、財政学は勉強済みという人間にとって
見逃しがちになる経済思想、経済史をざっくりと理解できることができてよかったです。
最近テレビである党の大物政治家が、
「景気が悪いときには公共事業を行って政府の歳出を拡大させるのが
ケインズ理論でありまして〜(以下、略。というか馬鹿らしくて忘れた)」
とか、言ってました。
この本を読んで、ケインズがかわいそうになりました。
経済の状況は、問題点は、時代によって異なるからこそ、
過去の経済政策を当時の時代背景と併せて理解し、現在の政策形成の参考にしなければいけないと思いました。
現在破綻している。ジェントルマン資本主義などは,相当前から知られていることなのだが。
ま,内容的にたいしたことでもないので,我慢をする。
竹中平蔵氏は、経済学書は、各々の時代における問題を解決するための処方箋として書かれたのであり、当時には有効だったが、それを現代に適用とするからおかしくなるのだ、という説明をしています。各々の時代における問題とそれに対する解決手法を書いた読み物としての経済書という位置づけを行い、それらの関係性を参考にしながら現代日本経済社会をどう生きるべきかについて示唆が与えられている。
私にとって目ウロコでした。
一読の価値はあると思います。わかりやすく書かれているので興味を持たれた方は是非!
古典のおすすめ本・書籍『経済古典は役に立つ (光文社新書)』を読みたい方はこちら↓
3位. 古典のおすすめ本・書籍│『罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)』
『罪と罰』の主人公・ラスコーリニコフは、悪どい金貸しのババアを斧で殺害します。しかし、ラスコーリニコフはよくある悪人ではなく、彼なりの思想に基づいて殺人を犯しました。ラスコーリニコフが殺人を犯した理由は、この第1巻の時点では少しだけ明かされています。意地悪なばあさんの命とひきかえに、たくさんの命を救えるということがその理由かと推測できます。
また、この第1巻のpp.170-171では、犯罪の際に意志や理性が喪失されることが説明されています。pp.212-213では、ラスコーリニコフは自分の理性が鈍ることを「罰」だと感じているようです。小説のタイトルにもなっている「罰」には単なる刑罰という意味だけでなく、理性の喪失という抽象的な意味もありそうですね。
基本的に登場人物は駄目人間と言えそう。
マザコンかつシスコン過ぎて思想の矛盾に突き当たった主人公、深い洞察でもって家族を苦しめるアル中オヤジ、昔の栄光にしがみついて上品に振る舞うその妻、女に飼われている悪の権化等々…
それらダメ人間が超魅力的に描かれているのですからすっごい。
著者の様な人間観を持てたら、と憧れずにはおれませんでした。
古典のおすすめ本・書籍『罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. 古典のおすすめ本・書籍│『ドルジェル伯の舞踏会 (光文社古典新訳文庫)』
古典のおすすめ本・書籍『ドルジェル伯の舞踏会 (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
5位. 古典のおすすめ本・書籍│『菊と刀 (光文社古典新訳文庫)』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『菊と刀 (光文社古典新訳文庫)』
戦中、戦後直ぐに書かれた本なので、若干内容は古いが、日本人の行動原理とか規範、それらが形作られる文化的背景等、膨大な調査と研究に基づいて書かれたことが伝わってくる。今の自分が読んでもなるほどとうなずくことも多い。
なにより恐ろしいのが、著者は日本に一度も行かずに本書を書いている事。こんな研究を戦時中に行う事が出来た、米国はすごい国だと思わされた。
戦後すぐの感覚を知ることができるだけでなく、これからの日本を考えるときにも必読の書の1つだと思った。
50年以上前に書かれたとは思えない内容にハッとする。例えば、交通事故を遠目にスマホで撮影する野次馬は、何故率先して救命活動しないのか?書かれる理由はそのまま当てはまる。
この時代既に、日本人がアメリカ人のように競争を好まないことが心理テストで明らかにされていることに驚く。成果主義や働き方改革を信じる経営者や官僚に読んでほしいものだ。
明治維新や財閥の誕生についても、その真髄を明らかにできるのは第三者だけだろう。
天皇についても歯に衣着せず、それは太平洋の島々の神聖首長が元祖だと言う。彼は移動するとき担いでもらい、食事は食べさせてもらうが、神格化されている。まさしく天皇である。そういえば神話に出てくるワニとは鮫のことでなく、熱帯地方のワニの話が伝わっただけという説もある。右派の方には耳が痛いだろうが読んでいただきたい。
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6位. 古典のおすすめ本・書籍│『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』
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『シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)』を読む
7位. 古典のおすすめ本・書籍│『望月光の古文教室 古典文法編 改訂版』
古典のおすすめ本・書籍レビュー│『望月光の古文教室 古典文法編 改訂版』
しかし今年の夏にこの本に出会って激変しました。7月の終わり頃から読み始めましたが、8月の終わりには古文が好きになり、教科書の文章の意味を8割はわかるようになっていました。
もちろん単語を覚えることや助動詞を覚える努力は必要ですが、この本はそんなことも苦にならないくらいの楽しさを伝えてくれます。
この本に出会ったことに感謝です。
みなさんも騙されたと思って1ヶ月間、この本で古文と真剣に向き合ってみてください。
長々と失礼しました。
古文嫌いな人は学校配布の文法書じゃなくてこれをやる方がいい
自分語りになっちゃうけど私は
9月から本書と単語と富井の読解のやつ→河合の古典文法演習(?)、中堅私大古文の順でやりまくったら明治の古文は余裕で解ける早稲田も太刀打ちできるレベルになりました。
受験生諦めずに頑張りましょう。
基本である活用から助動詞の意味から識別などを丁寧に説明しており、けど要点がきっちりまとまっている入門や確認にぴったりな本です。
習い始めであった当初はよくお世話になりました。今でも知識の確認に使っています。
基礎はひととおり身についた今でも確認兼ねて手にとります。
注意事項としては問題の掲載がありませんので、
それは別途用意しつつ、
補足として使うのがベストだと思います。
本当に説明がわかりやすいのでおすすめです。
読解編も希望したいです。
古典のおすすめ本・書籍『望月光の古文教室 古典文法編 改訂版』を読みたい方はこちら↓
古典のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『古典のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった古典の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!