【2023年】宮尾登美子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、宮尾登美子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

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1位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『櫂 (新潮文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『櫂 (新潮文庫)』

レビュー
テレビ・映画化されたこの作品は、時代を問わず年齢を問うことなく己が過去を見つめ直させる珠玉の名品だ。
櫂は三年櫓は三月と言うように、己が生きる為に漕ぎ続けなければ流され、手を離せば死が待つ。 
理不尽にも亭主の犠牲になり他人の為に、己が為の如く櫂を漕ぐ喜和の生き方が自分の母親にみたとき自然と涙が頬を伝う。 
何度読んでも心打たれる名作だ。借りるのではなく買って長く心で温めて頂きたくお薦めしたい。
レビュー
一気に読みました。日本語の使い方、人の描写や風景の描写が最高です。
ここまでかけたのは、ご本人の体験に基づいているからですね。
レビュー
大変面白かったです。宮尾富美子さんは好きな作家さんでしたが、これを読んでもっと好きになりました。感慨深い小説だと思います。
レビュー
宮尾さんが亡くなって以来、本屋さんでなかなか手に入りにくいのでありがたかったです。商品の状態も良く、大変満足しております。

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『櫂 (新潮文庫)』を読む

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2位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『春燈 (新潮文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『春燈 (新潮文庫)』

レビュー
先に『櫂』を読みました。その続きがこれ。『朱夏』に続くけれど書かれたのは『朱夏』が先で、これは『新潮』1985年8月から87年12月まで連載。彩子というヒロインは高慢でわがままでもあるがとても魅力的である。恋愛ざたが出てこないのに、岩伍のキャラクターが強烈で、まことに波乱に富んだ人生がうらやましくなるほどである。昭和戦中の高知ということで、当時の生活ぶりも参考になる。高知から大阪へ行くのにまるで鉄道が一本のように書いてあるところがちょっと気になったが、最後の、山の上に立つところまでがクレッシェンドになっていてすばらしい。宮尾先生にどこまでもついて行きますと言いたくなる。
レビュー
宮尾登美子の『綾子』物語は多数あるけれど、まずはこの作品から読むことを
おすすめしたいです。綾子満6歳から、高女を出て臨時教員になり未来の夫に
出会うまでを書いています。それでも読むことを続けてしまう文章力があり、
まずこの作品を読んで、母・喜和の『櫂』を。綾子苦難の『朱夏』、
帰国後を描いた『仁淀川』、そして父・岩五の『覚書き』と読んでいくと
だんだん綾子を好きになっていく自分がいました。
レビュー
宮尾先生が亡くなって以来、手に入りにくくなっているのでありがたかったです。商品の状態も良く、満足しております。
レビュー
 物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる 和泉式部

いい作品に出会うと、魂が抜け出ていく。同じ感情で、同じ場所で、同じ時代に、同じものを、はるか時空を超えて、見ている。
宮尾登美子の「春燈」もそういう作品で、まだ途中までしか読んでいないが、先を読むのが惜しいような気がする。物語が終わってしまうより、いつまでもそこにとどまっていたいからだ。ちょっと苦痛を感じながら読み進むうちに、行ったこともない、海辺の家から望む高知の海が、当時の作者と同じ気持ちで、見えて来た。その街の路地裏まではっきりと見えて来る。これが小説の醍醐味というものです。自分の魂が脱け出て、はるかな過去とその場所に一瞬で行って、当時の作者の背後から、同じ海や時代を見つめている。

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3位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『序の舞 (中公文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『序の舞 (中公文庫)』

レビュー
とても感動しました!
読む前、評価の低いレビューを読んで少し不安だったのですが、
とっても良かったです。
事実と違いすぎる事、恋愛に重きを置いている事は確かかも知れませんが、
それらを凌駕する丁寧な展開と文章で小説としては完成しています。
質、量ともに素晴らしいです。最後は、普段小説や映画で泣かない私ですが涙が止まりませんでした。
主人公・津也の生き様・心情を見事に描ききっているだけではなく、その他の母と姉の人生・心情も丁寧に描写されていて素晴らしいの一言です。
男性であっても大変な芸術の道に、しかもこの時代で進み、大成した女性芸術家の波乱に満ちた生き様を描いたこの作品を多くの人に読んで欲しいです。
レビュー
裏切らない、大好きな宮尾登美子さんの作品の一つです。全集なので分厚く字も小さいです。
レビュー
作家渾身の力作です。上村松園の生き様にその画業にその線に恥じないよう緻密に丁寧に心を込め襟を正して原稿用紙に向い書き込んでいる姿が彷彿とされます。鉛筆あるいは万年筆の音さえさっさと聞こえて来るようです。
途中やや冗長な部分もあります。しかしそのたるみも息子孝太郎の「お母さんの絵て大嫌いや。古くそうて、うすっぺらで、思想ちゅうもんが一かけらもない。」という怒りの言葉に吹っ飛びます。
確かにそういわれてみればそうともいえそうです。しかし、いうまでもなくしんしんたる気迫と空間に漲る緊張感そしてかーんと突き抜けた青々しい涼やかさは、素材の陳腐さ、表現の単調さ、あるいは思想性の欠如を補い凌駕して余りあるものがあります。
私たちは本書によってこのような画面上の出来事のよって来たるものを了解し感得することができます。
絵を見て姿勢を正し、本書を読んでまたすっと背筋が伸びるのを感じます。
レビュー
「櫂」「春燈」「朱夏」「きのね」「寒椿」「天涯の花」「蔵」「クレオパトラ」…いろいろ読みましたが、私の宮尾作品ベスト1はこれです。
もう途中からは作者の存在が消え、「つうさん」が実体をもって浮かび上がって来ます。
「天才的な人」「努力の人」の話は今までたくさん読んできました。けれども、ここまで一つのことが好きで好きで、人生にはこれだけっていう人に出会ったのは初めてのような気がします。それはそれはすさまじい情熱です。前半のそれは絵に対して、そして後半はそれが手につかなくなるくらいに恋へと注ぎこまれます。
宮尾先生の筆も、いつもとは違います。明らかに他の作品にはない迫力があります。作中人物と一体化しています。
そして「女の一生」としても、ここまで読み応えのある物語はなかなかないと思います。いわゆる「普通の人々」の感動的な話とは対局にある、他人の評価を受け付けない猛烈な人生を送った女性「つうさん」に圧倒されるお話です。
女性に強力におすすめします!

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4位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『蔵〈上〉 (角川文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『蔵〈上〉 (角川文庫)』

レビュー
初めての宮尾作品。新潟の酒作りの酒蔵の苦労と移ろう季節の情景が目に浮かぶ素晴らし作品。
もっと早くこの本に出合いたかった!
レビュー
  何十年ぶりで読んでます、もう一度読みたくなるで有ろう物を積んで置きましたが、KINNDOLで購入して読み返してます、軽く何時でも読めるのが良いです。作家が好きです、宮尾登美子の本は最高です、母と同じ様に私の棺にも入れてもらいたいと思ってます。
レビュー
旧家の体面と個人の意志の葛藤を、「蔵」の存在を通して描き切った作品。

家の体面を第一義に田乃内家を守るむらと意造の義が通る上巻では、嫁の賀穂も含め、個人の意志はあまり出てこない。そのなかで、幼い烈の幼稚さ・我侭が浮き彫りにされている。

一転して、下巻では個人の意志が炸裂する。それは、烈が発端となるものだ。丈一郎亡き後、田乃内家の次期当主に目覚めた烈から発せられる、自我と当主の責任感がめざましい。「責任を担う者」は、盲であることも克服できるのか、これほどまでに強いのかと舌を巻く思いである。

一方で、読み進みながら佐穂の存在が哀しくてならなかったが、彼女に救いがあって本当に良かった。

レビュー
宮尾さんは、”職人”気質の業界にスポットを当てることにとても長けていますが、

この蔵も唸るくらい素晴らしかった。

日本酒を作る蔵元の苦労と生活感が目の前で展開されているかのごとく構成されている。

目が不自由な主人公という設定は多少特殊ですが、その烈ちゃんの幼少時代から子供時代までを

蔵元を通して描いている。

子供のために巡礼に出る家族の姿や、本人が翻弄される人生がしっかり描かれて、方言が使われた

文体ながらも、とても読みやすく引き込まれてしまった。

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5位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『錦 (中公文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『錦 (中公文庫)』

レビュー
宮尾作品では『きのね』が、モデルの子である團十郎の了解が得られず変名で書かれていた。しかしこちらは龍村の了解を得ているはずなのに変名で、いちいちわずらわしい。芥川龍之介だけ実名で出てくるが、それは芥川の文章を引用したからで、ところが文中の「龍村」が「菱村」になっており、これは著作権上どうなのか。
 あとせりふが途中で改行されているが、これは宮尾先生が老いたせいであろうか。また戦前を舞台にしつつ「中国」とか「看護師」とか書いてあるが感心しない。
レビュー
自宅にあった如源の帯を見つけて何だろうと思い、ネット検索で龍村平蔵の帯と知りました。
この『錦』に龍村平蔵の生涯と共に帯の由来が描かれているということで読みたくなり、書店ではなかなか見つけられなかったので取り寄せました。
実話が元になっているので話も面白く、昔の人の物作りのプライドや情熱に感動しました。
ずっと陰で支えた女性の事も胸にぐっときました。
綺麗な本でお値段もお安くて良かったです。
レビュー
このような作品の場合は 架空 仮名にしなくとも。 芥川龍之介は 実名なのに。 こうした偉人稀代の人物の評伝は小説であっても きちんと 史料の裏づけ 取材の裏採り あるのですから 仮名はプライベート最少限でお願いいたします。
レビュー
女房に頼まれて購入しましたが、感想を聞いたところ非常に良いと言ってました。

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6位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『岩伍覚え書 (集英社文庫)』

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7位. 宮尾登美子のおすすめ作品・書籍│『新装版 一絃の琴 (講談社文庫)』

宮尾登美子のおすすめ作品・書籍レビュー│『新装版 一絃の琴 (講談社文庫)』

レビュー
義母が手に入らないとこぼしていたのでお願いしました。本の状態もよく読んでみて良かったと喜んでいました。
レビュー
980円でKindleゲットできたので母に使ってもらっています。その最初の購入本です。老眼の母にはリアル本よりメリット大きいと思うのですが、、、(結果はまだ不明) ですが足の悪い母には欲しい本を息子に言えばそれだけで手に入る環境になったというのは大きいです。
レビュー
ご維新から昭和にかけて、高知を舞台に一弦琴を極めた女性二代の人生を描いた作品。

女性の自立が極めて難しい時代、そして地方都市にあって、幼い頃から芸事への情熱を昂らせる主人公のひとり苗。苗が人生の様々な逆境を乗り越え形成した流派で偉才を放つ弟子、もうひとりの主人公蘭子。

情熱、嫉妬、執念が(しつこいくらいに)細やかな感情表現で語られる。時代とともに一弦琴は隆盛から衰退へと移り変わっていくわけだが、二人の女性に人生が合わせ鏡のように映し出されるという展開。

こりゃまたアツい芸道小説だった。【直木賞】

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宮尾登美子のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『宮尾登美子のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった宮尾登美子の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

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通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
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