【2023年】水遊びのおすすめ絵本ランキング５冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

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柿田ぴんと

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1位. 水遊びのおすすめ絵本│『10ぴきのかえるのプールびらき (PHPにこにこえほん)』

10ぴきのかえるのプールびらき (PHPにこにこえほん)

水遊びのおすすめ絵本レビュー│『10ぴきのかえるのプールびらき (PHPにこにこえほん)』

梅雨時、うちの子の園でもプール開きだなーと思いながら読みました。
大きな大きなみずたまりをすてきなプールにしようとがんばるかえるたち。
のはらのむしたちもいっしょに参加して、とても楽しそうなプールのお話で良かったです。

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2位. 水遊びのおすすめ絵本│『しずかなみずうみ (至光社ブッククラブ国際版絵本)』

しずかなみずうみ (至光社ブッククラブ国際版絵本)

水遊びのおすすめ絵本レビュー│『しずかなみずうみ (至光社ブッククラブ国際版絵本)』

絵が綺麗で、わーっとなった。自然体験した時の気持ちが甦り、心も綺麗になる気がした。

子供やきれいな絵が好きな大人の女性へのプレゼントに最適です。

静謐で心が吸い込まれていきます。

青を基調色にした画面に、黄色で産み出される光の粒が
妖精の航跡のようにひかります。

最初から最後まで読んでいくと、
自然と呼吸が落ち着いていることに気づきます。

子どもだけでなく、大人もじゅうぶんに味わえるスバラシイ絵本作品です。

画材は水性のパステルでしょうか？
粉っぽいところもあれば、水彩を薄くのばした表現もあり、
筆のアクセントで強弱・緩急が手練れの技でかき分けられています。

ずっと手元においておきたいと思います。

夜の静寂さを表現するような静かな色使いのページから始まり、
暗い印象ではなく、夜の中にかすかな光を表現して静かで
穏やかな気持ちになる絵が、ページを読み進むたびに夜から
夜明けに向かう空のようにだんだんと明るい色使いが増えていき、
最後に夜が明け、光がいっぱいに広がる絵で終わります。
一冊の絵本として文字は少ないけれど、絵だけで表現される
ものがとても多い本だと思います。

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3位. 水遊びのおすすめ絵本│『わたしうみにいったのよ (至光社ブッククラブ国際版絵本)』

わたしうみにいったのよ (至光社ブッククラブ国際版絵本)

水遊びのおすすめ絵本レビュー│『わたしうみにいったのよ (至光社ブッククラブ国際版絵本)』

海で拾った巻貝を耳に当てて、
音を聴きながら海の思い出を回想する・・・的な、静かなお話かと思ったら、
結構ダイナミックにファンタジーの世界へと突入します。
想像力のリミットを外して、アクティブに冒険する女の子のお話でした。

麦わら帽子を顔にかぶって、
スキマからこぼれる光を「星空」に見立てたりする所は、
おそらく実際に見た事をお話に生かしているんじゃないかと思います。

例えばこれを子供がマネすれば、ホントにそんな感じがして、
絵本のお話を、よりリアルに感じられるかも知れません。

是非、リボンのついた麦わら帽子をさりげなく用意して、
自主的にマネできる状況を作っておき、
娘さんに楽しい想像の世界へと、冒険に出させてみては？

５歳の娘に読んでもらいました。
深い青を見ていると気持ちが落ち着きます。
女の子が主役ですが、男の子でも入りやすい内容だと思います。
すべて　ひらがな　なので、未就学児童でも読めますね。
漫画みたいなものや、塗りがフラットな感じではなく、色彩が特徴的です。
大きくなる過程で絵本も整理されると思いますが
この本はその時、残る本だと思います。大きくなってまた読んでほしい本です。

全体的に色彩豊かな階調でした。全体としては夜のシーンが多いですが、特に夜の海と照らされる光の配色は美しく表現されていると思いました。
文章はひらがなで書かれています。
サイズは25cmx25cmで小さすぎず、大きすぎずで仰向けになって、読み聞かせをしても腕もつらくなりませんでした。

最初は静かに女の子が海へ行った思い出話が展開されるのかと思いきや、夢の中での積極的に活躍する冒険ファンタジーのような感じでした。
ストーリー展開からすると4歳の娘にはやや難しかったようですが、砂浜で貝殻を拾って耳に当てるというような経験は誰しもあるのではないでしょうか。
そういった経験から想像力を膨らませる夏の読み物としては良かったと思います。

絵本というよりメルヘンファンタジーというような詩文学的な要素を感じる。
大人が読んでも、幻想的な世界を楽しめるようになっているというか、世界観の奥深さを感じる。
絵も大人向けを意識したような、深い色合いと構図の工夫を感じる。
主人公の女の子が、やけに大人っぽい顔をしているのも作者の意図のようにも感じるし。
ラストは「ありがち」なオチだけど、それが本当は何なのかは読者の想像次第・・・てなところかな？

ちょっと文学的な香りがとても強い絵本。
もちろん子供が読んでも純粋に楽しめるかと。

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