【2023年】水野敬也のおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

読後には、とてもほっこりして、そして恋してみようかな、と勇気をもらえます。
誰かを好きになるということに絶望してしまった人に是非読んでほしいなと思います。本書にあるように、絶望は幸福への伏線、なのですから。

スタンダールは恋のプレイヤーとしてはダメダメだったわけですが（つまり非モテ）、様々な文献を通して恋の真理を行き着いてしまったというのは、何をするのでもマニュアル本を網羅・研究しつくしてしまうという著者ご本人とつながるなと思いました。
著者がブログで本作が売れてないと嘆いておられたので、この手の本は読み飽きたぜと思いながらも、購入・読ませていただきました。
読めてよかったです。読む前と読んだ後で、世界の見え方が華やかに変わりました。

物語としてもおもしろいですし、この本を読んで、心構えを持てたり勇気をもらえるならそれだけでも読む価値はありかなぁと思いました。

ピンチはチャンスだ。　考え方ひとつで、人は、幸せにも不幸にもなる。　スーパー陽転思考（心、コロコロ）の極み。

このことからは、何故か良いことしか起きないと思うと、不思議と解決策が出てくる。　どんな時も、心に愛と光を。

笑いは、地球を救う。　病気を治癒する力もある。

内容は、関西弁の変な神様（自称、世の有名人は全員俺が育てた）が
「夢を諦めようとしている」男に変わった角度からアドバイスを贈ります。
タイトルからだと分かりませんが、「自己啓発本」です。

二人の掛け合いが面白くかかれているので、本筋から脱線し、何を伝えたいのか分からなく
なってしまいそうな所もありますが、生きていく中で凄く大切なことが書かれているのではないかと思います。

成功するためにオススメの本と言えば、スティーブンコヴィーの「七つの習慣」等が
よく上げられ、それに内容を似せたような本が沢山出ていますが、この本はそれとは
違った角度で成功するためのヒントが書かれている気がします。

最後にまとめて要点が書かれています。どれも読んですぐ実践できそうな簡単な
項目ばかりなんですが、心の持ち方？心構え？心のゆとり？（うまく表現できません。すみません）
がないと実践は困難かもしれません。

挑戦きて負けて、また挑戦して、負けて、ちょっと望みが出てきて、また挫折して

それを「無駄」なんかじゃないと貫き通して

そうしてきた人たちは、本人達が自身をどう思おうが

遍く「成功者」なのだと

とまぁ拡大解釈は多分にありますが、このように私は「読み解き」ました。

この本の中にあるHowtoが継続できるか、自分がしたいかはまだわかりません。
ですが、挑戦する勇気をもらえる一冊であると私は思います。

相手の好みをマーケティングして、相手に自分を合わせていったら、初恋はできない。あたりまえだ。同じやつは他にもいる。「初めての人」にはなりようがない。初恋のような恋愛をしたいなら、しかも、年齢を重ねて、何度も恋を経験して、それでもなおかつ、誰かの「初めての人」になりたいなら、人に嫌われるというリスクを背負ってでも、「本当の自分とは何か？」という古臭い言葉を何度でも何度でも絶えず自分に向けて問いかけなければならない。

また章の最後に主張をまとめてくれているのはとても分かりやすかったです！