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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、横尾忠則のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『病気のご利益 (ポプラ新書)』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『病気のご利益 (ポプラ新書)』
- 2位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『タマ、帰っておいで』
- 3位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『全Y字路』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『全Y字路』
- 4位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『横尾忠則全ポスター』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『横尾忠則全ポスター』
- 5位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『横尾忠則 全装幀集』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『横尾忠則 全装幀集』
- 6位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『アホになる修行 横尾忠則言葉集』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『アホになる修行 横尾忠則言葉集』
- 7位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『別冊太陽 横尾忠則』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『別冊太陽 横尾忠則』
- 横尾忠則のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『病気のご利益 (ポプラ新書)』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『病気のご利益 (ポプラ新書)』
ところが横尾は「病気が芸術を進歩させ、病気が人格を向上させてくれることだってあるのではないだろうか」(P5)と書く。――横尾アートの秘密は病気にあり!?
本書には、小学1年の時の足の大ケガから昨2019年の喘息の発作と高熱で苦しむ様子まで、43本のエッセイが収められていて、病気へのこだわりがよくわかる。
34歳の時、動脈血栓で歩行できず、足切断の危機という大病の話がある。高倉健、浅丘ルリ子がお見舞いに来て、三島由紀夫の自決がきっかけで歩けるようになるなどと、ドラマチックだ。
その一方で、伏見稲荷の山頂で食べたぜんざいと腰神不動のお札で腰の痛みを治したり、パリのレストランで気分が悪くなるとマロンクレープで調子を戻すなど、ちょっと笑えるエピソードもある。
病気や老いは避けることができない。ならば、それをそのまま受け止めて、「病気という非日常を楽しんでみよう」、そんなメッセージを受け取った。たしかに入院すると、違った時間の流れを体感する。今度、病気になったら、このメッセージを思い出してみたい。
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『病気のご利益 (ポプラ新書)』を読みたい方はこちら↓
2位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『タマ、帰っておいで』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『タマ、帰っておいで』を読みたい方はこちら↓
3位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『全Y字路』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『全Y字路』
「暗夜光路N市-Ⅱ」「暗夜光路N市-Ⅲ」「暗夜光路 二つの闇」などは、Y字路の奥へと続く路を呑み込む闇が不穏な空気を醸し出しています。
「暗夜光路 赤い闇から」のY字路に佇む野犬が不気味な雰囲気を強めています。
その上、「暗夜光路N市-Ⅱ」には続きがあり、2年後の「暗夜光路N市-Ⅱふたたび」「暗夜光路N市-Ⅱ三度(みたび)」、3年後の「暗夜光路N市-Ⅱ四度(よたび)」と、何度も訪れて繰り返し描くという凝りようです。
Y字路が好きだという物好きには堪らない一冊です。
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『全Y字路』を読みたい方はこちら↓
4位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『横尾忠則全ポスター』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『横尾忠則全ポスター』
ポスターはコマーシャルなものであり、
制作者の個性というのが出過ぎないことも求められるわけですが、
横尾忠則だけは出過ぎていても構わないとされる希有な芸術家だと思う。
個人的には、この人の絵よりも、ポスターの方が「らしさ」が出ていると思う。
この全ポスター集は、その「らしさ」が凝縮されたものだけに
金額としては安くはないものですが、ファンであれば必ず満足できるだろう。
注文の翌日に発送して頂いたのもとてもありがたかったです。
ありがとうございました。
たしかに値段はしますが、ずっしり・・・
内容は濃い。
インパクトが強烈な作品が多く、私は好きだけど、一ページ一ページがしんどくもあります。
しかし重厚なアートの重厚な作品。
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『横尾忠則全ポスター』を読みたい方はこちら↓
5位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『横尾忠則 全装幀集』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『横尾忠則 全装幀集』
最後にあの二人の為にこんな素敵な贈り物ができてよかったです。
もう未練もありません。
みんな同じポスターにサインをもらうのですが、横尾さんは
1枚1枚考えてサインをしていました。
どこにサインを入れるかは1枚1枚ベストな場所を考えてサイン
していると話してくれました。
「感覚と思索、直感と理性。それが大事」職人横尾忠則だったのですね。
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『横尾忠則 全装幀集』を読みたい方はこちら↓
6位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『アホになる修行 横尾忠則言葉集』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『アホになる修行 横尾忠則言葉集』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『アホになる修行 横尾忠則言葉集』を読みたい方はこちら↓
7位. 横尾忠則のおすすめ作品・書籍│『別冊太陽 横尾忠則』
横尾忠則のおすすめ作品・書籍レビュー│『別冊太陽 横尾忠則』
読み物としても巻頭の磯崎新氏の『横尾忠則は、何故「アーティスト宣言」をせねばならなかったのか』の文からして非常にインパクトが強いのです。
『作品でたどる軌跡』の解説は南祐介氏(国立新美術館 副館長)で、じっくりと横尾作品が詳細に解説されているから、読み物としても面白いのではないでしょうか?
エッセイでは瀬戸内寂聴氏によるものが掲載されており、巻末には『レクイエム』としてモノクロ写真ながら貴重な各界著名人と一緒に収まった写真の掲載あり。
横尾氏が高倉健さんの大ファンで、TVに共演した際のエピソードやスチール写真は興味深いと思います。
約180ページ近くにわたって、膨大な横尾作品のスタイリッシュでアバンギャルドな魅力、パワーと色香?に圧倒されて、魅了されてしまいました。
鋭い眼差しが印象的な表紙のポートレート(1970年撮影)は何と足の病気で入院中、激痛に耐える中で撮影されたものだという。
宇野亜喜良や瀬戸内寂聴、蜷川幸雄らの寄稿、三島や高倉健といった人物たちとのエピソードの数々も興味深い。
比類なき個性にただ圧倒されるばかりの【横尾忠則】という広大な、それ自体が一つのジャンルを俯瞰するガイドとして素晴らしい内容。
横尾忠則のおすすめ作品・書籍『別冊太陽 横尾忠則』を読みたい方はこちら↓
横尾忠則のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『横尾忠則のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった横尾忠則の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!