【2023年】万城目学のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、万城目学のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を紹介していきます!

目次

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1位. おすすめ作品・書籍│『かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。

『かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)』万城目学

レビュー
鴨川ホルモーから著者の作品は読んでいます。
今回も笑いを期待しながら手に取った本書ですが、
生き生きとした描写と思わぬさわやかな感動に心奪われました。
犬や猫を飼ったことがある方なら、さらにわくわくするでしょう。

私のような子供を育てたことのない人間にとっては、
猫や犬に劣らず、子供もまさに得たいの知れぬものです。
大人とは違う感覚で描かれるこの作品は、心が顕れる想いでした。

題名やジャンルで敬遠されるのはもったいない。
ほっと笑顔になれるこの作品、是非ご一読を。

 
レビュー
小学一年生の女の子と雌猫、それぞれの出会いと別れ。
ちょっぴり切ないけれどあたたかな優しさに満ち溢れた物語。
読後感すがすがしく、私のような皮肉れた性格でも、人間って良いな人生って素敵だなと
素直に思わせてくれた珍しい本。
レビュー
ちくまプリマー新書ということで、読者の対象としては、中高生といった感じなんだけど、大人が読むにも耐える少女(かのこちゃん)と少女の飼猫(マドレーヌ夫人)を主人公としたファンタジー。
この話は、二つの物語で構成される。一つは、小学五年生のかのこちゃんの「刎頸の友」であるすずちゃんとの交流。そしてもう一つはマドレーヌ夫人とその夫である犬との愛情物語。
それが、上手にエンディングに向かって一つの物語になっていくところは、うまいなぁって感じる。
最後の結末なんて泣けて泣けてしょうがなかった。ネコ好きの私には忘れられない小説になりそうだ。
とても良かった。
 

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おすすめ作品・書籍│『かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)』

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2位. おすすめ作品・書籍│『鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり。

『鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』万城目学

レビュー
おそらくこの著者はスロースターターなのでしょう。前半は京都の歴史とかタイトルにある「ホルモー」の説明に終始して、少し退屈な印象を受けました。私は京都に住んだ経験があったので前半も面白く感じられる部分も多かったのですが…。

でも後半から面白くなってきます。というか急に勢いが出てくるのです。「青春」、「恋愛」、「友情」、「笑い」読んでいて心地よいキーワードが巧みに編みこまれていき、最後は綺麗にまとまります。読後感は爽快そのものでした。

でも間違っても感動を求めてはいけません。タイトルや表紙から想像できるようにこれは純粋な娯楽作品です。ハリウッドのB級映画を観る様な寛大な気持ちで読むことをお勧めします(笑)

 
 
レビュー
最高にバカバカしく、読んでるうちに“そこはかとない”可笑しさがこみ上げる娯楽小説!

式神(小鬼)を統率して行う対抗戦『ホルモー』の500代目を背負わされた京大生。
先輩から伝授される、伝統と称したいかにも意味ありげな儀式や作法が大爆笑!!
代替わりの儀式で、代々歌い継がれている曲は、超有名な「昔なつかしのCMソング」。
式神(小鬼)を操るために、半年以上かけて覚えさせられる鬼語は、
「ぐああいっぎうえぇ」といった嘔吐(えず)くような発音のものばかり。(笑)

意味もなく、根拠もなく、品もない・・・でも長年続けたがゆえに“重みある伝統”に。
これが、いかにも学生っぽくて微笑ましい。
大学時代って、社会の得にもならない&害にもならないバカバカしいことを、
“本気でやる”ためにある時間なんだ・・・とあらためて感じました。

それにしてもこの本は可笑しい!!後からこみ上げる具合が他に類のない一冊です。

 

万城目学のおすすめ作品・書籍鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』を読む

3位. おすすめ作品・書籍│『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。失意の彼は教授の勧めに従って奈良の女子高に赴任する。ほんの気休めのはずだった。英気を養って研究室に戻るはずだった。渋みをきかせた中年男の声が鹿が話しかけてくるまでは。「さあ、神無月だ―出番だよ、先生」。彼に下された謎の指令とは?古都を舞台に展開する前代未聞の救国ストーリー。

『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)』万城目学

レビュー
大学の教授の勧めに従い、期限付きで奈良の女子高の先生を
することになったのだが、そこで経験したことは摩訶不思議な
ことだった。人間の言葉をしゃべる鹿が現れたとき、そこから
すべてが始まった・・・。

これほど面白さを徹底的に追求した作品は、ほかにはあまり
ないのではないだろうか。奈良の女子高で繰り広げられる物語。
時には、はるか昔の神の話まで飛び出して、事態は思わぬ方向に・・。
よくぞここまで話を練ったと、ただただ感心するばかりである。
奈良、京都、大阪の3校で争われる大和杯。そのなかの剣道の
試合の描写は迫力があり、読んでいてハラハラさせられた。
これで決着か!と思わせておいて、読者をあらぬ方向へ引っ張って
いく作者。「えっ!?この先何があるの?」「これからどうなるの?」
そう思いながらあっという間にラストへ。読後さわやか♪気分が
スカッとする作品だった。

レビュー
面白いね。フィクションでここまでかけるのって。
若い作者らしい本だった。
50ページくらい読まないと、話の本筋が見えてこない…
いきなり著者の世界に入ることは無いかな。だから★ひとつ減。

でも、後半にすすめばすすむ程話が面白くなってくし。
話の展開が読めないところが面白いです。

この話が気に入ったのは、実際の奈良の町が奇麗に書かれているところ。
徒歩で何分とか、朱雀門前の広場とか…。
途中まで、本を読んで、実際に奈良の町を歩いてみると、
あら。本の描写とおりで、いろいろこの町に思い入れがあるんだなぁ…
って感じることができます。

 

万城目学のおすすめ作品・書籍鹿男あをによし (幻冬舎文庫)(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『鹿男あをによし (幻冬舎文庫)』を読む

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4位. おすすめ作品・書籍│『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。

『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)』万城目学

レビュー
京都・奈良に続く著者の伝奇(!?)小説の舞台は大阪。大阪という街が持つ歴史的背景を縦糸に、周囲との関係に悩む主人公的な少年(少女)と周りの友人・大人の繋がりを横糸に、荒唐無稽な「大阪の公然の秘密」を書き綴っていきます。
私自身、幼い頃から本作の舞台・空堀商店街とその周辺の雰囲気に馴染んできたこともあってか、読み進める内に、嘗て自分自身が経験したか、のような既視感を感じてしまいました。『鴨川〜』や『鹿男〜』の舞台ほどメジャーではないですが、この小説の舞台を読後、廻って見ることをお薦めします。
『坂を抱いている』商店街や路地(ろじではなく「ろうじ」)を造る長屋達、そして「女の子になりたい」と少年が願掛けをした榎木の巳(みい)さんの祠まで。実際に歩いた上で、改めてこの小説を紐解けば、より愉しめると思います(すみません、思いっきり私情一杯のレヴューになってしまいました)。
レビュー
実は、読んでいる途中では、「この本、読み終わったら売ろう」と思っていました。決して面白くないわけじゃないんだけど、盛り上がりにちょっと欠けるような気がして、一度ストーリーがわかれば、それでいいか、と。

ただ、映画化されることはわかっていたので、おびただしい数の群衆が一方向に全速力で走っているシーンは、ビジュアルで観たいな、って漠然と考えていました。

でも・・・、最終章で、「太閤」で旭が大輔に告白するセリフに、やられましたねー、ウルッときました。私は旭と同じ女性なので、こういうの、弱いんですよね・・・。男中心の物語だと思い込んでいたから、最後にこれはちょっと・・・。うまいですよね、編成が。

と、いうことで、売るのはやめました。もう少し大きくなったら、うちの娘も読むかもしれないし。あ、もちろん、映画も観にいきますよ!

万城目学のおすすめ作品・書籍プリンセス・トヨトミ (文春文庫)(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『プリンセス・トヨトミ (文春文庫)』を読む

5位. おすすめ作品・書籍│『ホルモー六景 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。変幻自在の第二幕、その名も堂々「ホルモー六景」、ここに推参。

『ホルモー六景 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『ホルモー六景 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』万城目学

レビュー
 ホルモーをめぐる六話のオムニバスである。第一話の小ホルモーで、その内容を描写しているので、本作だけでも問題はない。といっても、前作を読んでおくと、何倍も楽しめる。
 「べろぺろばあ」店長の安倍氏が京大生だったころのことや懐中時計の由来、芦屋の三角関係や楠木が凡ちゃん頭に別れを告げるに至った胸キュンエピソードなどが語られる。高村のチョンマゲまで、一発ギャグではなく400年越しの恋に昇華されてしまうのだあ!
 「鴨川…」が、恋愛を調味料に使ったギャグ小説だったのに対し、本作はホルモーという大仕掛けのギャグをスパイスにした恋愛小説である。
 それにしても万城目さん、男の恋を描くときはギャグに走るのに、「同志社大学黄竜陣」といい「長持の恋」といい、女性を視点人物にして恋心を描くと、しっとり哀感にじむ格調高い表現になるのはなぜ?おっと「もっちゃん」があったか。
 
レビュー
「鴨川ホルモー」の続編というよりはサイドストーリーのような位置づけの作品です。
「鴨川ホルモー」からのおなじみの登場人物もいれば、そうでない人もいます。
ホルモーそのものは描かれてないのに、背景にはホルモーがあります。

とにかく「鴨川ホルモー」との絡ませ方がうまくって、伏線を見つけるたびにいちいち感動(^_^)
不覚にも胸キュンしたり、ジーンとしたり・・・。
「鴨川ホルモー」だけでなく「鹿男あおによし」とまでリンクさせてあってファンサービスも満点☆

「丸の内サミット」のシュールな結末に笑い(その後が知りたい!)、
「長持の恋」は切なく、あのチョンマゲ高村の恋の予感に自分のことのように喜び、
歴史的名作をモチーフにした「もっちゃん」は意外な人違いならぬ「阿倍くん違い」のうまさに唸ってしまい、本当に楽しい作品でした。
「ホルモオオオオオォォォーッ」と心から叫んでしまうほど楽しめる作品です。

 

万城目学のおすすめ作品・書籍ホルモー六景 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『ホルモー六景 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫)』を読む

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6位. おすすめ作品・書籍│『偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)』万城目学

【作品・書籍の内容】
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海と、涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる…!

『偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)』万城目学

レビュー
このバカバカしくも、どこか甘酸っぱさの漂う青春小説を万城目さんは一人で考えているのかなぁ。それとも、途中、編集者には「こんな感じにしよう」と思うんだけど、どうですかねぇ・・・なんてやってるのかな。だとしたら、
編集者の人はほんと幸せですよね。打ち合わせの段階でも、きっと、くすくす笑いとかがはははは笑いが入り交じったようなハッピーな感じだろうし。
鴨川ホルモーや鹿男あをによしなど、他の万城目さんの作品と同じテイスト。
馬鹿馬鹿しい。でも登場人物は一生懸命だし、でも屈折してて、でも屈折してるとは思われたくなくて、そこを無理するからもっとおかしい・・・。しかも、舞台はいかにもありそうで、断じてない世界・・・

他の方も書いてらっしゃいますが、ラスト、ちょっと余韻の残る、そしてわくわく感いっぱいの終わり方。
胸いっぱいにハッピー感がひろがるいい終わり方でした。

レビュー
「ここらで、初期の頃のやんちゃな男の子的なものを取り戻したくなったんです。
『鴨川ホルモー』を書いたのはデビュー前だから、下手だからこそできたことが多々あるとはわかっているけど、
ああいう乱暴で荒々しい感じを今回は意識的に戻そうというのがありました」
との作者インタビューがありました。
なるほど。
処女作からずっと読んでいますが、お話の勢いが力強くて、特に中盤過ぎ位からはどんどんページをめくらせる勢いがありました。
もっとじっくり読みたいのに。
どの作品をとっても、語り手となるひとの選び方が秀逸だと思います。
曰く、今回の主人公は「日常を保つために戦う」人だとのこと。
笑いも切なさも爽やかさも併せ持つ
ここで終わらず後日譚を期待したくなる、魅力的なお話でした。
 

万城目学のおすすめ作品・書籍偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)』を読む

7位. おすすめ作品・書籍│『パーマネント神喜劇』万城目学

【作品・書籍の内容】
デートの途中、突然時が止まった。動かない街に現れたのは、「神」と名乗る二人の男。ペラペラまくしたてる二人に肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う……? 万城目ワールド、ここにあり! アヤしげな「神様」に願いを託し、叶えられたり振り回されたりする人たちの、わちゃわちゃ神頼みエンターテインメント。

『パーマネント神喜劇』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『パーマネント神喜劇』万城目学

 
レビュー
神頼みをする者がいれば、願いを叶える側の神様にも色々な
「八百万の神」という言葉があるにも関わらず、神様というと神々しく、崇高かつ厳かな存在であるイメージがある。
本作では、そのような「神様」のイメージを良い意味で覆したものである。
どこか人間らしく、俗世間の中に溶け込む神様の葛藤や組織内の事情などもコミカルに描かれている。
自分の身近な神社にこういった神様がいるのかなと感じた。こう考えると、地域の神社にもどことなく親近感を覚えた。
本書は、神様のお仕事を描いた著書である。
レビュー
縁結びの神の一人語りと、4つの物語。
1つ目は恋愛、2つ目はお金、3つ目は職業、4つ目は災害にまつわる物語。

神様エンターテイメントとしては、説教くささが無くて、楽しめた。
長くて100年かそこらしか生きない人間の願いを2千年とかお勤めしてる神様からみたら。。。ねぇ。。。
みたいな感覚になれるところが面白い。

縁結びの神の一人語りでは、「神様を取材する神様ライター」と話している事になっている。そこにも作家デビューという物語があるから、一冊を通して進行していく感じ。

神様の日常って本当にこんな感じなんじゃないかと思わせる展開で、受け入れやすかった。

欲を言えば、ヨシモトの新喜劇にかけて神喜劇って言ってるのなら、大爆笑な所が欲しかったかも。

 

万城目学のおすすめ作品・書籍パーマネント神喜劇(万城目学)を読みたい方はこちら↓

『パーマネント神喜劇』を読む

万城目学のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『万城目学のおすすめ作品・書籍ランキング7冊』いかがでしたか?

ぜひ、気になった万城目学の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
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