【2023年】本谷有希子のおすすめ本・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、本谷有希子のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

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1位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『異類婚姻譚 (講談社文庫)』

本谷有希子のおすすめ本・書籍異類婚姻譚 (講談社文庫)を読みたい方はこちら↓

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2位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『グ、ア、ム(新潮文庫)』

本谷有希子のおすすめ本・書籍レビュー│『グ、ア、ム(新潮文庫)』

レビュー
堅実な妹、ゆるゆるの姉、二人の間で右往左往の母。三人のついていないグアム旅行の数日間を描いた作品だ。

幼い頃から決して仲が良いわけではない4つ違いの姉妹は、長じてからもシラケ切ったような冷戦状態。せっかくの海外旅行の上手くいくはずがなく、くわえて行く先々で厭な目にあうことになる。

なんとも笑えるお話しじゃあないか。

あちこちにばらまかれた小さなエピソードが、肝心なところでピリっと効いてくるような細やかさに感心してしまった。ちょいちょい顔を出す、一人実家に居残りしている父のボケのかましかたも微笑ましい。三人のすったもんだを経たラストは、ささやかなシアワセを感じたよ。

レビュー
ホームドラマという意味では『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
の流れを汲む作品ではあるが、より多面的にココロの声の
スラップスティックが暴走している。

現代人の苦悩と言い切ればもっともらしいが、
この作品がバリバリの文芸誌に発表された事実だけで
正直、痛快である。

ラストに垣間見える、怪しいが一筋の光が
今後の作品にもどのような形で現れてくるのか
楽しみである。

レビュー
方言とかおかん的思考とか、ハイテンションなノリはどんどん磨きがかかっていて楽しめた。ただこういう勢いのある(悪く言えば乱暴な)文体で三人称小説を書くと、「純文学」という視点から見ると、ちょっと違和感がある。一人称だと登場人物のキャラ込みの語り口と思えばいいわけだけど、三人称だとそうはいかないので……。まあ、かたっくるしく考えなければ、この文体だからこその本谷有希子なのだから、三人称にしたからってかしこまれちゃっては意味がないわけで。内容的には、母、長女、次女のキャラクターを前半でがっしり書き分けて、後半でばばばっとそれをぶつけあう、みたいな構成が面白かった。その書き分けはある意味では図式的(ロスジェネ云々なんてくだりはわかりやすすぎ(笑))で、登場人物の名前も「母」「長女」「次女」としてしか示されないのだけれど、にもかかわらずノリのいい会話でみんなふつうに血肉の通った人物になっているのはさすが。

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3位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『静かに、ねぇ、静かに』

本谷有希子のおすすめ本・書籍レビュー│『静かに、ねぇ、静かに』

レビュー
ぐりぐり怪我してるところを自らえぐるような話だった。
ラジオで著者ご本人がこの本を紹介していて、興味をもち読んだ。
3つの短編からなる本で、個人的に最初の話しが一番怖さある。
前に進むように歯車をまわしてるようでいて、同じところでちっとも進まず空回ってる感じ。
ぞわぞわきて最低で最高だった。
レビュー
なんとも言えない気持ちになる作品
クセになりそで怖い
レビュー
最近流行りの、ありのままの自分とか、やりたい事をやればいい。といった、ブログやフェイスブックなどで主張している方や、SNSで、自分の過去(ほめられたものじゃない過去)を開示している人達に、気持ちの悪さを感じていました。この本を読んで、気持ち悪さがよくわかりました。未熟なまま中年になり、モラトリアムなまま生きてる登場人物達。末路は、悲惨です。まっとうに生きないと、こうなりますよ。と教えてくれます。でも、こんな人、多いんでしょうね。
レビュー
3作品を収録した短編集。どれも普通の日常を描いているような入り方だが、結局のところ不気味で受け入れがたい世界に落とされる。あくまでも個人的な感想だが、どの作品も生理的に受け入れがたく、吐き気がするほどだった。特に「本当の旅」ではそれが顕著だった。何がこのような気分にさせたのか分からないが、ちょっとした違和感が私にダメージを与えているのかもしれない。なのに、どれも不思議と印象に残る。

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4位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『嵐のピクニック (講談社文庫)』

本谷有希子のおすすめ本・書籍レビュー│『嵐のピクニック (講談社文庫)』

レビュー
本谷の戯曲って評価はメチャ高いけど、僕的には実際あまり好きじゃない。
いまいち劇中人物が陥る必然性に首肯しがたいところがあったんだよね。
でもこの本は面白いよ。筒井康隆が「つくづく一気読みすべき本じゃないなと思う」なんて帯に書いてあるから、まあそのたぐいの本かなと思ったら、やっぱりそうだった。もちろん筒井文学とは全然違うけどね。
本書では「ダウンズ&アップス」が一番面白かった。なんか逆説的だが、本谷の演劇的なスタイルがいいね。
レビュー
本谷有希子は天才、と言わざるをえないな~と思ったこの作品。
彼女の作品は舞台も含めとても好きで、よく見ているけれども、これは本当に驚いた。
彼女の新しい一面を見た。
レビュー
全編、悲しくてつらい。
だから、簡単にはおすすめできない。

自分はあまり多くの小説を読んでいるわけじゃないけど、
こんなふうによく感じられて、よく考えられて書かれた作品は珍しいように思う。

感受性の微妙な時は読まない方がいいかも、と思います。

レビュー
どの話も発想が飛んでいて楽しめました。発想力がすごい。

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5位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『自分を好きになる方法 (講談社文庫)』

本谷有希子のおすすめ本・書籍レビュー│『自分を好きになる方法 (講談社文庫)』

レビュー
プライドが高くて自分をどう見せるかばかりに気を使い中身のない喜怒哀楽を振りまいて、周りを傷つけて、いつかいつか、と夢を見ている。歳をとるごとに酷くなる。
どんなホラー小説よりもホラーでした。
レビュー
構成が面白い。これで、キャラの人生がわかるというのが凄いですね
レビュー
リンデの10代からはじまる人生描写。
最初はなんとなくクラス内でできたグループに違和感を覚え、本当に一緒にいたいのはこの友達じゃない、と離れる。リンデがつまらないと思う理由は至極まっとうで、何故なら共通の話題は「今日見た夢の話」だから。3大つまらない話ってある。夢、家族、自慢話。
十代の頃のグループ替えで悩んだ女の子って多いと思う。でも60代になったリンデが、仕立て屋さんで、この色とりどりの機微について話したい、でもそんな相手はいない、と思う。10代の頃に切り捨てた、退屈な夢の話でも真面目に聴いてくれた友達だったら聴いてくれるかもしれない。
レビュー
えぐいっ!えぐすぎる!

本谷さんが書く普通っぽい小説は、其処此処に嫌な自分の姿を垣間見せられるとてつもなくエグい小説でした。
天下一品の「痛い女の子」描写力で普通の女性を描くとこうなるんだな。恐ろしい…。

あと付けであろう『自分を好きになる方法』とういうタイトルに込められた想いは、この本を読んで、リンデのことを可愛いと思えた瞬間にやってくるのかもしれない。

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6位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)』

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7位. 本谷有希子のおすすめ本・書籍│『生きてるだけで、愛。(新潮文庫)』

本谷有希子のおすすめ本・書籍レビュー│『生きてるだけで、愛。(新潮文庫)』

レビュー
双極性障害(躁鬱)の持ち主です。
私も過眠症が酷かった時期があり、よくバイト中に寝てしまっていたりしていました。
病気と闘う辛さや自分は自分と離れられないという悲しいセリフ。
とても共感しました。
映画も観ましたが、やはり本はいいなと思いました。

多分精神障害を知らない人でもわかりやすい書き方になってるのではないかなと思います。

双極性障害は、と自分で自分に振り回されてるので実際はもっと大変な所はあります。
まぁ全裸で走ったことはないですが笑
私はよく大声を出したり奇声をあげて走ったりしてました。

苛々の時もあり、そういう時は酷いと母に暴力をふって痣をいくつか作ってしまったこともありました。
今は良くなった方なのでなくなりましたが。

レビュー
言葉遣いにユーモアがあり、漫画を読む以上に楽しめました。本谷さんのファンになったきっかけの一冊です。
レビュー
映画が見れない。でも見たいと思い、購入しました!
とても独特な世界観で一気見しました。
レビュー
 本谷有希子は、今、個人的にちょっと気になる存在である。本当に、自己愛と自意識が過剰な性悪な女性を書かせたら、彼女の右に出る者はいない。しかも、どの作品も、実に面白い。劇作家らしく、キャラの性格や気分、事象を表現する際の破天荒でマシンガンの如く繰り出される言葉の言い回しがそそられるのだ。とにかく書き出しからして、“女子高生の頃、なんとなく学校生活がかったるいという理由で体中に生えてるあらゆる毛を剃ってみたことがある”なのである(笑)。巻頭から自堕落な生活を続ける鬱な主人公の、ぐだぐだとした日常に於けるその露悪さと八つ当たりぶりの描写にただならぬ気配を感じ、このトーンで最後まで続けられたらすげえなと思う一方、やっぱり勘弁して欲しいと願いながら読んだが、それが杞憂に終わって安心した(笑)。主人公が瞬時“自信”を取り戻せる気持ちになるのが、熱く優しい元ヤンキー一家であったり、相田みつをの句であったりするのは、それが大いなる錯覚(幻想)だったとしても、些か安直だが、ラストで語られる彼への真情吐露はかなり切なく、胸に痛い。かなり強烈で個性的だが後味は悪くない1冊。

本谷有希子のおすすめ本・書籍生きてるだけで、愛。(新潮文庫)を読みたい方はこちら↓

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本谷有希子のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『本谷有希子のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった本谷有希子の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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