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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、冲方丁のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA)』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA)』
- 2位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『麒麟児』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『麒麟児』
- 3位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『はなとゆめ (角川文庫)』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『はなとゆめ (角川文庫)』
- 4位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『破蕾』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『破蕾』
- 5位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『剣樹抄』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『剣樹抄』
- 6位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『光圀伝 (上) (角川文庫)』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『光圀伝 (上) (角川文庫)』
- 7位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『もらい泣き (集英社文庫)』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『もらい泣き (集英社文庫)』
- 冲方丁のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA)』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA)』
しかも以前のシーンは異能力絡みであったのに対し、今回は純粋な心理戦。
直接の生死はかかわらないもののハラハラドキドキさせていただきました。
あ~、続きがはよ読みたい。
次々と現れる過去作からの懐かしい名称・フレーズには目を細める。
緩急を繰り返す展開にはグイグイと引き込まれ
一気読みした後には「続きはいつだー!」と悶絶する。
マルドゥックシリーズの集大成、面白さノンストップ加速中です!
冲方丁のおすすめ作品・書籍『マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA)』を読みたい方はこちら↓
2位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『麒麟児』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『麒麟児』
似たもの同士のあなたと、出会えて良かった”
・・・安室ちゃんのBADY FELLS EXITの1節をつい口ずさんでしまう、そんな1冊かな。
敵・味方共に頼りとされた似た者同士の勝海舟と西郷隆盛を主軸に、江戸無血開城時期の前後を勝自身の目を通して濃厚に描いている。ヘタな学者の考察本よりわかりやすく面白いし感動する小説だ。勝と登場人物らの会話のやりとりが、読者に教示している作りなので江戸城が無血で開城したって何ぞや?!的な初心者には特にオススメだ。
西南戦争勃発からのエンディングへの持って行き方が素晴らしく、感動して半泣きした。もう勝阿呆守なんて呼べなくなっちゃうな~俺(笑)
あまり史実に詳しくないので、どこまでが史実に沿って、どこまでが脚色かという詮索は留め置いたうえで読ませていただきました。
時代がそうさせたのか、西郷との間で、音叉のように共鳴しあう勝の魂は、遠大なる目的のために奔走するわけですが、西郷とは立場が異なることにより手段も異なってくるわけで、そこに何か深遠なるものの采配を感じさせました。
登場人物が少ないので、少人数劇を観ているかのようで、西郷との緊迫の会談の一幕では蝶が舞うかすかな空気の揺らぎすら感じられそうな緻密な描写でした。
実際には、西郷の登場は少ないのですが、勝にあそこまでさせるとは、西郷とはどれだけの男だったのでしょうね。
「英雄は英雄を知る」の理どおり、他の誰よりも互いの胸のうちをよく推し量ることができる勝と西郷。しかし、かたや恭順する敗者、対するに余勢を駆って押し寄せる勝者と、立場は真逆。互いに、下手な交渉をすれば味方に背中を斬られかねない。
外国の介入を防ぐため、江戸での戦は回避できるのか。
江戸無血開城という幕末維新史における偉業を成し遂げた二人の談判に焦点を当て、しびれるような駆け引きを濃密に描いている。
実に読み応えのある作品。終始勝の視点で描かれているが、西郷視点も欲しかった。
冲方丁のおすすめ作品・書籍『麒麟児』を読みたい方はこちら↓
3位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『はなとゆめ (角川文庫)』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『はなとゆめ (角川文庫)』
なんだ、いい人だったのですね。
誰が描くかで、作家のイメージで左右されるのは、本人が反論できないだけに可哀そう。
その意味では、彼女の評価upになると思います。
冲方丁のおすすめ作品・書籍『はなとゆめ (角川文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『破蕾』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『破蕾』
今回、角度の変わり方、洞察、官能だけに目が行きがちの中、歴史的背景、人間のいやしくとも、美しさの先にあるまだ見ぬ世界。
圧巻です。過去作品から賛否両論あるかと思いますが、行動にする。
そんな創造性に圧巻です。
そんな冲方さんに、こころより賛美をおくります。
ありがとうございました。
ますますのご活躍が楽しみです。
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5位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『剣樹抄』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『剣樹抄』
江戸時代の文化や風俗、幕府安定期における武士の立ち位置等を上手く絡めつつ、巨大権力を持った謎の者たちとの対立を、各話パターン化に陥らぬよう工夫されているように思います。
物語は集結せず今後も続いていくようですが、了助と光圀の因縁や了助自身の今後の成長など、拾人衆たちの闘いの他にも読みどころはありそうです。
冲方丁のおすすめ作品・書籍『剣樹抄』を読みたい方はこちら↓
6位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『光圀伝 (上) (角川文庫)』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『光圀伝 (上) (角川文庫)』
しかし当たり前だが、実在の光圀はドラマで描かれていたような旅好きの好々爺ではない。
むしろ光圀は烈なる気性を持ち、果てに文武を共に修めた傑人であった。
本書は冒頭、光圀が水戸藩の家老を殺害する描写から始まる。
生殺与奪。
それは為政者が有する、究極の政治手段だろう。
しかし水戸藩のみならず、御三家の一として幕府を代表する立場にある光圀が、なぜ自ら家老を誅殺するに至ったのか。
そこに至る光圀の苦悶を、その生涯を通じて描き出した、骨太の逸品。
本来の光圀の姿を知ることができ、楽しめたのと同時に、天地明察とほぼ時代背景が同じであるため、いろいろなところがリンクしていて、特に光圀が算哲を見定めるシーンなどは、あぁこういう立ち位置と流れの中で、出会ったのかと、逆の視点でも、天地明察を楽しむことができました。
この時代は、戦乱もなく、中々扱うのには難しい時代で、なかなか読みやすい本もなく、歴史の授業でも、さっと通り過ぎてしまう時代だと思うので、天地明察と合わせて、徳川幕府の泰平の時代がどのように開かれていくのか、勉強にもなりました。
名シーンを畳み掛けられてしまう。
幼少期の光圀のインパクトある登場シーン。
兄との葛藤、孤独の理解、そして繋がり。
父から課せられる試練。
宮本武蔵、沢庵との衝撃的な出会い。
林読耕との論破。
長い作品なので、キリがいいところで読み終えようとするが、次が気になり、暇がある限り読み続けてしまう。
上巻は光圀が十代の時の話。
芯の強さはあるが、他の登場人物に比べ、年も考えも未熟な若者。
しかし、迷いや葛藤の中で、義を求める姿、大志を抱く姿にとても魅力を感じる。
まだ中、下巻がある。
この若者が、これからどのように考え、成長していくのか。
読むのが本当に楽しみである。
青年光圀が、今後どのように成長し、大日本史編纂に至るのか、続きが楽しみです。
冲方丁のおすすめ作品・書籍『光圀伝 (上) (角川文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. 冲方丁のおすすめ作品・書籍│『もらい泣き (集英社文庫)』
冲方丁のおすすめ作品・書籍レビュー│『もらい泣き (集英社文庫)』
沖方丁がこのような作品を書くとは意外でした
天地明察にイメージが強かったからですが、実力ありますね
あまり良すぎて人には教えたくないけどね
短編集が詰まっておりどの話も読みいってしまいます。
人の感情をここまで震わせてくれる素敵な一冊でした。
涙腺弱すぎ(笑)
でも心の琴線に響いて心地良い。
心がささくれ立った時に読み返そう。
冲方丁のおすすめ作品・書籍『もらい泣き (集英社文庫)』を読みたい方はこちら↓
冲方丁のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『冲方丁のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった冲方丁の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!