【2023年】ディストピアのおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、ディストピアのおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

目次

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1位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『ディストピア・フィクション論: 悪夢の現実と対峙する想像力』

ディストピアのおすすめ作品・書籍レビュー│『ディストピア・フィクション論: 悪夢の現実と対峙する想像力』

レビュー
政治、経済、社会など今の世の中がどういう状況なのか把握してないと小説や映画というのは深く理解できないのだと痛感しました(そうでもない作品もありますけど)。

現代は世界的に国家権力が膨張していて(日本では、国家にとって都合がいいようにとしか見えない刑事訴訟法改正とか通信傍受法とか)、だからこそ多くの作家たちが、その膨張した先に何が待っているのか、どんな世の中になりうるのかを思考実験しているのだと理解できました。

それが「ディストピア(あるべきではない世界)」なんだと。だから『1984年』が話題になってるのかとようやくわかりました。

ぼくはこの本を読む前に、話題になってるからと『1984年』を読んでいたんですが、何がそんなにいいのかわかりませんでした。なるほど、あるべきではない世界を、ここまでリアルに(読んでて気持ち悪くなりました)構築できる思考力、想像力はたしかにすごいです。日本では公文書の改ざんがありましたが、それも描かれてます。

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2位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜 (朝日文庫)』

ディストピアのおすすめ作品・書籍レビュー│『「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜 (朝日文庫)』

レビュー
 一見ふざけているようなタイトルと表紙イラストと文体ですが,内容は極めてまじめなものです。
 最近の右寄り政治家,ネトウヨ,政権提灯持ちマスコミの共通点である「日本のみが正しく,他の国はすべてオカシイ」という脊髄反射的な歴史認識のよってきたるところを,大正から太平洋戦争までの出版資料の具体的な分析で追求していきます。資料からの引用が豊富で,感情的な押しつけではないところが好感を持てます。
 現在は有名高名と言われる論客たちが韓国・中国をはじめとして外国と日本との間の史実をあからさまに曲げることで人気を博しており,その未熟な垂れ流しの意見をモロに信じ込んで周りに得意げに再発信する人々が目立ちます。
 しばらく反射的思考はやめて,いろいろな情報を自身の中に取り入れ,どの国にもそれぞれに落ち度があるのだという当然のことを思考の基盤に置きたいと思わせる良書です。
 決して日本をけなすことが目的の書ではありません。
 
レビュー
「日本すごい」のプロパガンダが蔓延る現代社会に違和感を感じていましたが、過去にも同じ様な時代があったんですね。
よく歴史は繰り返すと言いますが、この「日本すごい」ファシズムの行く末とは…?著者の続編にも期待
レビュー
戦時下にあった日本人の群像みたいなこのが見えてくる一冊、いつの世もマスメディアは注視してなきゃ!
レビュー
本書は電車の中では絶対読まないことをおすすめする。なぜなら戦時下の「日本スゴイ」本のあまりのトンデモぶりに捧腹絶倒してしまうから。
例えば、中山忠直「日本人の偉さの研究」(昭和8年)では、「日本人ほど腰の強い民族はありえぬ」←「日本人は米を食っている」←「糊になるのは日本米だけ」というナゾの論理展開で日本スゴイ!となるのだ。同様のトンデモ本が戦時下では席巻していたのだ。
これだけの文献をリサーチした著者に脱帽するが、しかし、著者の意図はここにある。現代の日本でも同じようなことが起きていませんか?と。テレビにあふれる「日本スゴイ」番組とどこか似てませんか?と。面白うてやがて恐ろし…。

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3位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『母性のディストピア I 接触篇 (ハヤカワ文庫JA)』

ディストピアのおすすめ作品・書籍レビュー│『母性のディストピア I 接触篇 (ハヤカワ文庫JA)』

レビュー
現在、アニメ評論に触れたことのある人は少ないと思います。
最近の、そしてこれからのアニメを見ていく中で、別の視点を作って楽しむための本としてお勧めです。
難しいところもありますが、深くまで、掘り進めることができます。
レビュー
本書は、評論家である宇野常寛氏の、現時点での主著と言える作品である。

500頁を超える大著ということもあり、尻込みしてしまいそうだが、メインとなる宮崎駿、富野由悠季、押井守の各作家論は独立性も高く、個別に読んで楽しむこともできる。

とりわけ富野由悠季について書かれた章は完成度が高く、今後富野について論じるなら、必ず参照しておかなければならない基礎的文献と言えるだろう。

重厚な三人の巨匠論と並んで、2016年に発表された『シン・ゴジラ』『君の名は』『この世界の片隅に』という三つの注目作に対する分析も興味深い。

『この世界の片隅に』に関しては、その内容を絶賛するような批評が多数を占めるが、この作品が孕む問題性について本書ほど鋭く切り込んだ評論は、寡聞にして知らない。

上記の作品に関心があるなら、本書を読んで決して後悔することはないだろう。

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4位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)』

ディストピアのおすすめ作品・書籍レビュー│『一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)』

レビュー
一党独裁国家の監視社会の中、歴史の改ざんを仕事にする主人公が反政府活動に染まっていく物語。
小説ではあるが、一党独裁国家の考え方、行動指針が非常にリアルであり社会の裏側を体感。
記録は一つ残らず廃棄もしくは捏造。矛盾する2つの考え方や嘘を知りながらも、両方が正しいと信じる、もしくは忘却する「二重思考」。年ごとに言葉の語数を減らし、制限することにより、思考の範囲を狭めていく。人民を無知なままに、理解力をかいたままに維持。産業の車輪を回しつつも、絶え間なく戦争を行い、物質を消費・破壊し続け、貧困状態を維持するための戦争。等の考え方は恐ろしくも衝撃的だった。

「彼女は理解しなかった──幸福などというものは存在しないこと、唯一の勝利は自分たちが死んでからずっと先のはるか未来にしかないこと、党に宣戦布告した瞬間から自分は死人だと考えるべきだということを。」

レビュー
よくあるSF映画みたいな、ハッピーエンドを想像して読み進めていたら、徐々に雲行きが怪しくなって、救いようの無い終わり方で衝撃的でした。
ハリウッド映画の影響を受け過ぎた自分の思考回路を恥ずかしく思ってしまった、、、
レビュー
真実とは何か、客観とは何かを改めて考えた一冊でした。カラマーゾフの兄弟の大審問官の章と並を彷彿とさせる登場人物の台詞が印象に残っています。果たして我々は正しく世界を認識しているのか、自己のアイデンティティを揺さぶるインパクトある一冊です。
レビュー
ビックブラザー党が支配する超監視社会の中で人間らしく生きようとする主人公。
生殺与奪の権利を全て党に握られているという儚い命だがそこには読むものの心を動かすような魂の輝きが見てとれました。
加えて、オーウェルのユニークな文体表現。
特に主人公ウィンストン・スミスの作中の世界観において時代錯誤な思考や感受性。ジュリアとの性交の場面などに見られる恍惚的な感情表現には読み手にまでその感動が強く伝わってきました。

厳しい社会の中で己を見失わないため。また、それに立ち向かう強さなど、この本から得た教訓は多いです。
是非読んでみてください。

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5位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『高橋ヨシキのシネマストリップ 戦慄のディストピア編』

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6位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『黒猫のいない夜のディストピア』

ディストピアのおすすめ作品・書籍レビュー│『黒猫のいない夜のディストピア』

レビュー
突っ込んできたなぁと
あの人は過去の黒猫を知ってるのかもしれません
従姉といい、ふたりを引っ掻き回しそうですね
本文は非常によろしかったんですが・・
なぜ特典をQRコードで付けたんでしょう
(帯中についてますので中古購入の方はご注意ください)
世の中スマホユーザーばかりではないのですけどね
文庫は文庫用特典で構いませんが、
「特定条件下でないと読めない特典」ならば、無意味です
折込ペーパーで充分だったと思います
なので★は減らしました
レビュー
大好きな森先生の黒猫シリーズ。読む返すたびに味わい深い作品です
レビュー
2部となり、二人の関係もステップアップ!?
今後も活躍しそうな、新しい登場人物も。
黒猫初めての方は、シリーズの最初から読まれることを、おススメします。

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7位. ディストピアのおすすめ作品・書籍│『こわれたせかいの むこうがわ ~少女たちのディストピア生存術~ (電撃文庫)』

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ディストピアのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『ディストピアのおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になったディストピアの作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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