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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、橋本紡のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『葉桜 (集英社文庫)』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『葉桜 (集英社文庫)』
- 2位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『九つの、物語 (集英社文庫)』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『九つの、物語 (集英社文庫)』
- 3位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『流れ星が消えないうちに (新潮文庫)』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『流れ星が消えないうちに (新潮文庫)』
- 4位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』
- 5位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『ふれられるよ今は、君のことを』
- 6位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『イルミネーション・キス (双葉文庫)』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『イルミネーション・キス (双葉文庫)』
- 7位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『ひかりをすくう』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『ひかりをすくう』
- 橋本紡のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『葉桜 (集英社文庫)』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『葉桜 (集英社文庫)』

橋本紡らしく、今回の作品も特別大きな出来事が起こるわけでもありません。
ただ、ちょっとした日常を描く空気感が橋本紡らしく、心理描写が見事に描かれていました。
個人的には結構好きです。

書を通して、想いを募らせていく様子がよく伝わってきます。
とても丁寧に少女の気持ちが描かれています。
そして、彼女の周囲の人たちの揺れや葛藤も。
誰かの日常を切り取ったかのような、それぞれの揺らぎのある物語。
近づきすぎず、それぞれがそれぞれの人生に踏み込まない心地よさ。

結果を期待せず、紡ぎ出されるコトバにこそ、橋本さんらしい美しさがにじみ出ています。
どこか悲しいけれど、読み終わるとすがすがしく感じる、そんなストーリーです。
1つ1つのちょっとした言葉の言い回しや、空気感の出し方がとても好きで読む橋本作品ですが、今回も期待を裏切らないものでした。
これから読まれる方には個人的に、物語の結論よりも文章の紡ぎ方を読んで欲しい一冊。
橋本紡のおすすめ作品・書籍『葉桜 (集英社文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『九つの、物語 (集英社文庫)』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『九つの、物語 (集英社文庫)』

主人公の人柄も、設定も素敵です。
橋本紡さんの本は、なんだかほんわり、優しくなれます。

そういえば冒頭、妹目線から見た兄の、妙にセクシャルな描写にどぎまぎした。でもその後の兄妹愛はむしろほっこりとした微笑ましいものだった。今振り返るとズルい導入だったように思う。

それでも、妹は可愛いし、兄貴はおちゃらけのようで妹思いだし、脇の人物もそこそこ。良く出来ているなあ、と思います。
書きようによっては、もっとドロドロした話にいくらでもできそうな要素満載なんですが、さらっとライトに仕上がっています。ドロドロを妄想してみるのも、また楽しいけれど。
ごー読あれ。

橋本紡のおすすめ作品・書籍『九つの、物語 (集英社文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『流れ星が消えないうちに (新潮文庫)』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『流れ星が消えないうちに (新潮文庫)』

大切な人を失った心の内、心の叫び、苦しみ……
丁寧に表現されていると思います。
それに寄り添う彼の立場、そうであってほいしという読者側からの思いも、とても理解され書かれていると思います。

人が生きていくのってこういうものなのかもしれないなぁ・・・。
と、なんだか感慨深く読ませていただきました。
この本のタイトルの破壊力は内容を読み進めていくうちに強まり、あるシーンを終えて本を閉じた時に目に入ってきた時には、なんだかこそばゆい切なさをじんわりとくれました。
登場人物たちも、もしかしたら隣に住んでいるかも、と思えるような方々ばかりで、物語というにはあまりにも普通。
だからこそ浸ることが出来るのかもしれません。時間や空間を忘れて、ただただ本に集中している自分がいました。

『半分の月がのぼる空』と被る部分も感じてしまい泣いてしまいました。
『半分の月』ファンは間違いなくツボに来ると思いますよ!
お薦めの作品です♪(#^.^#)

橋本紡のおすすめ作品・書籍『流れ星が消えないうちに (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』

この『半分の月がのぼる空』は作者である橋本紡さんが後書きでよく書かれているとおり、「普通の男の子と女の子の話」です。しかし、今まで読んできたライトノベルの中で最も感動した作品の一つであることに違いありません。
この作品のすごいなぁと思うところはその心情描写だと思います。若者のもつ心理、そしてそれを大人の視点から見た心理、かつて青春を過ごした一人の大人の心理、そうした心の機微が丁寧に描かれています。ある意味、私たちが生きていく上では「普通」にもっていく日常を描いているとも言えます。しかしだからこそ、この作品はライトノベルでありながらも幅広い読者層の方が深く感情移入ができて、泣けるのではと読んでいてしみじみと実感しました。ありふれた日常の大切さと曖昧模糊とした将来を考えることがどういうことか。分かっているようでなかなか分かってない大切なことを私たちに気づかせてくれる素晴らしい作品です。
長文失礼しましたm(__)m。



橋本紡のおすすめ作品・書籍『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』を読みたい方はこちら↓
『半分の月がのぼる空(電撃文庫) 文庫 全8巻 完結セット (電撃文庫)』を読む
5位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『ふれられるよ今は、君のことを』
橋本紡のおすすめ作品・書籍『ふれられるよ今は、君のことを』を読みたい方はこちら↓
6位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『イルミネーション・キス (双葉文庫)』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『イルミネーション・キス (双葉文庫)』

どれも秀逸でした。
最初と表題のお話が特によかったです。


私が一番好きなのはパストデイズキス。
駆け出しの売れないデザイナーのノブ君がひとつ年上の後藤さんに告白した言葉。とても素敵で何度も読み返してしまいます。
そしてその後同棲して6年がたち、二人の間に
良いことも悪いこともあって、喧嘩もするけれど、ノブ君は何があっても最初の告白の言葉通り
後藤さんを大切にしている。
心がとても暖かくなるお話しです。
表題のイルミネーションキスやハウスハズバンドキスもとても優しい気持ちになれるお話です。
この3話なら星5つなのですが
フレンズキスとガールズキスだけは共感できず、
星は4つです。

どのお話も優しく柔らかい雰囲気に包まれていますが、描かれているのは綺麗なことだけではありません。
それでも、これはファンタジーな世界の話なんだと思います。
理不尽だと思うこと、嫌なこと、様々なことに折り合いをつけていく姿は一見リアルに感じますが、
それでも彼、彼女たちの胸はささやかな、そして確かな充足感に満ちています。
それを持っている人は果たしてどれくらいいるのだろうか。おそらく皆が焦がれてやまないものなんでしょう。
だからこそ、癒されます。
個人的には表題作のイルミネーション・キスとハウスハズバンド・キスがお気に入りです。
著者のファンの方なら気に入ること間違いなしです。
橋本紡のおすすめ作品・書籍『イルミネーション・キス (双葉文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. 橋本紡のおすすめ作品・書籍│『ひかりをすくう』
橋本紡のおすすめ作品・書籍レビュー│『ひかりをすくう』

もっともっと読みたいです。

読み口もアッサリしていて読みやすい!
私はもう少し深い作品が好きでしたが
こーゆうのもありかなぁと思いました。

恋人と共に仕事を辞めて田舎で暮らす話です。
こんなことできりゃ苦労しないとか思わないでもないけど、
智子の葛藤には素直に共感出来ました。
また、何気ない日常が柔らかく丁寧に描かれていて、心に沁みてきて私も頑張ろう、と思えました。

好きなことを仕事として成功し、全速力で走ってきた。
が、ある日突然発作が起きて倒れてしまう。偶然居合わせた同僚哲と共に診察を受ける。
診断はパニック障害。哲の助けを借り、投薬治療しながら何とか仕事を続けるもすぐに限界が訪れ、仕事を辞め、哲と共に田舎に移り住む。
特別なことは何も無い毎日のなかで、自分と向き合い、押し込めていた感情を爆発させ、少しづつ智子は自分を取り戻していく。
ゆっくりと流れる時間の中で、いつでも始めることが出来るというメッセージが、読む者に希望を与えます。
哲ちゃんの作る料理がとても食べたくなりました。
本書はYAに分類されていますが、疲れ気味の大人に是非読んで欲しい1冊です。
橋本紡のおすすめ作品・書籍『ひかりをすくう』を読みたい方はこちら↓
橋本紡のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『橋本紡のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった橋本紡の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
