【2023年】星の王子様のおすすめ絵本ランキング５冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

俺も王子さまに会ってみたかったな。
きっと最初は面倒臭いあんちゃんと感じても…
また会おうって約束しそう。

サン=テグジュペリの著作権保護期間が満了し、他にも翻訳本が出版されています。
それぞれにすばらしい魅力があると思いますが
自分にとっての”LePetitPrince”の日本語訳といえば
内藤濯さんです。
ちょっと昔風の言い回し、言葉遣いに気品があってしっくりきます。
そもそも”LePetitPrince”を「星の王子さま」と訳したことは発明です。
（ご承知と思いますが直訳すると「小さい王子(TheLittlePrince)」）

内容については皆様いろいろな気持ちを抱かれることと思います。
私は読み返してあらためて、自分というものの何パーセントかは
確実にこの書籍からの影響で形成されていると再認識しています。
本当に心から大切な一冊です。

もちろん子供たちのために買っても、とても良いと思います。
……でも、できれば。まず安くはないこのお金を出した大人が、心ゆくまで味わって。それから子供に与えて欲しいなあ。
壊れてからでは、その作り込みの素晴らしさを味わうことはできないだろうから。

（もともと。原作は、”大人”に捧げられた本なのだから。作者が望んだ通りに。
　いや、ごめんなさい。はじめて「星の王子さま」を読んだとき。わたしは寝転びながら本を開いてました（笑　）

でも、そのしくじり先生を見ていなければ4ページ目くらいでやめていたかも。
ネットでもあっちゃんの解説がまとめてあるサイトなどがあるので
見てから読むことをおすすめします。

もしくは読んでから
解説を見て、もう一度読むとかしたら
さらに面白いかもしれません。

後は電子版より紙で読んで欲しい一冊です。