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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、北杜夫のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『ヤマケイ文庫 どくとるマンボウ青春の山』
- 2位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『夜と霧の隅で (新潮文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『夜と霧の隅で (新潮文庫)』
- 3位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『楡家の人びと 第一部 (新潮文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『楡家の人びと 第一部 (新潮文庫)』
- 4位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』
- 5位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』
- 6位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『白きたおやかな峰 (河出文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『白きたおやかな峰 (河出文庫)』
- 7位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)』
- 北杜夫のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『ヤマケイ文庫 どくとるマンボウ青春の山』
北杜夫のおすすめ作品・書籍『ヤマケイ文庫 どくとるマンボウ青春の山』を読みたい方はこちら↓
2位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『夜と霧の隅で (新潮文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『夜と霧の隅で (新潮文庫)』
そして自己の内面に問うてみてください。
どのようなドクターになりたいかを。
全ての学問の中で、医学ほど面白く残酷なものは無いと思える作品でした。
極限状況における客観性とはどうしようもなく絶望的でありながら、全否定できない甘美さがあるのも事実。そもそも客観性とは
何なのか?その本質に斬り込む。形は同じ人間。ただ罪悪の味は千差万別。一方死は死でしかない。同じ味。ただ形はバラバラに
砕け散る。。答えのないテーマ。
さて、他の作品も面白い。生と死がダイレクトに交錯する断崖の岩場において展開する催眠的な物語「岩尾根にて」。
ある男女の背徳と、幼子の無限大の純真を、羽のない蟻と羽のある蟻に見立て現実の諦念を鋭く説いた「羽蟻のいる丘」。
どうしても形式化される学問の性質と、証明不能な霊魂の存在を対照的に描き、人間生活の不可避なペテンと小さな生甲斐を
垣間見せる「霊媒のいる町」。
執念も突き詰めすぎると餓鬼のごとく。蝶採集に貪欲にこだわったある男の悲喜劇「谷間にて」。
北杜夫の初期作品を満喫できる一冊です。
北杜夫のおすすめ作品・書籍『夜と霧の隅で (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『楡家の人びと 第一部 (新潮文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『楡家の人びと 第一部 (新潮文庫)』
こうしてKindle版で読めるのは、ありがたいです。
(文字の拡大が自在。)
この第一部は、大正中期から昭和初年まで。
楡病院の人々に起こる悲喜こもごもの出来事。
100年経っても、人々の考え、行動パターンは
変わらないなと思わせるのは、
作者北杜夫氏のユーモアあふれる筆致のためでしょうか。
とにかく、一気に読んでしまいました。
北杜夫のおすすめ作品・書籍『楡家の人びと 第一部 (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』
そして,一番彼らしいのが,この本。
確かに,未熟。要らない御託も多い。理屈をこね始めると,崩壊して行く。本人が,まだ自分の資質を理解していない頃の若い作です。そして,そういう若い時代の筆の魅力が,欠点を越えて,すばらしい味を出している。あの舟の乗組員も,こんなに有名な話になるとは思っていなかったでしょう。
とても楽しい本です。
それから何回読んだかわからない。
何度読んでも面白い。
文中にたっぷりと込められたユーモアが楽しい。
北杜夫の作品はたくさんある。
全ての作品をKindleでも読めるようなるといいね!
北杜夫のおすすめ作品・書籍『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
5位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』
マンボウ先生のエッセイをそれなりに読んできた方からすると既知の情報がかなり多いように感じると思います。
しかし、私としては初めて知る情報もあったので、それなりに楽しめました。
先生のエッセイは絶版本も多いので、北杜夫先生のエッセイをもっと読みたい!という方にはお勧めです。
逆に、昔からのファンであったり、図書館で絶版本も数多く読んでいる、という方からすると、少し物足りないかもしれません。
北杜夫のおすすめ作品・書籍『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』を読みたい方はこちら↓
『どくとるマンボウ回想記 私の履歴書 (日経文芸文庫)』を読む
6位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『白きたおやかな峰 (河出文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『白きたおやかな峰 (河出文庫)』
文庫本は断捨離で廃棄してしまった。
たまたま、読み返してみたくなりキンドルを探したところあったので購入し、久しぶりに再読。
最後の方の臨場感あふれる描写が印象に残る。
ディランやナンガ・パルバット周辺のトレッキングに行ってみたくなる。
北杜夫のおすすめ作品・書籍『白きたおやかな峰 (河出文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. 北杜夫のおすすめ作品・書籍│『幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)』
北杜夫のおすすめ作品・書籍レビュー│『幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)』
十代に初めて読み、四十代で再度読み、
六十代で読んでも 感動が変わりません。
この作品に出会えて幸せです。
冒頭の名文です。北杜夫のデビュー作の・・・繰り返し読んでいます。初めて読んだのは10代の時ですが、30年以上繰り返し読んでいます。おすすめです。
これといったストーリーが展開するわけではなく、幼年から青年になりかけるころにかけてのエピソードが断片的に積み重ねられていく。
そのエピソードを「読む」と云うよりは、身を「浸す」という感じでしょうか。
もはや帰らざる日々、それは確かに、誰にとっても(ひとりひとり誰もが持っている)神話、或いは掴まえようとしてもこの手をすり抜けていく幽霊のようなものなのでしょうね。
去来するものを想い胸が締め付けられる、そんな余韻の残る読後感でした。
で、今思い返すに、若かった(というか子どもだった)あの頃の僕は、一つ一つのエピソードに身を浸すことができず、ストーリーがあるわけではない、その展開の無さに耐えられなかっんでしょうね。
いや、若かったです(苦笑)
北杜夫のおすすめ作品・書籍『幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
北杜夫のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『北杜夫のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった北杜夫の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!