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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、三島由紀夫のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫』
- 2位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』
- 3位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』
- 4位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』
- 5位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)』
- 6位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』
- 7位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫の世界(新潮文庫)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫の世界(新潮文庫)』
- 三島由紀夫のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍『三島由紀夫』を読みたい方はこちら↓
2位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』

大澤真幸さんのもよかったが、大きく上回ると思った。単行本のも読んでみたい。楽しみ!


筆者の三島文学の見方もう〜んと感動するところもある。
しかし、幻の第四巻のほう(本題)は、少しなぁ・・・と思ってしまった。
一見の価値はある。
三島由紀夫のおすすめ本・書籍『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』を読みたい方はこちら↓
『三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)』を読む
3位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』

三島由紀夫のおすすめ本・書籍『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』を読みたい方はこちら↓
『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 (PHP新書)』を読む
4位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』

血統は良いけれど質素な家庭であったこと、プライドが高くて育ちがよくて純粋、その彼が当時他にないような贅沢を当たり前のように享受している、少し変わった背景を持つ美女に夢中になったために、そこからたくさんの影響を受けて、夢のような世界を心の中で育てていったこと、
けれどその恋はいつかは終わる切ない予感を持ったものであって、そのためなおさら忘れがたい美しい夢として心に残ったであろう事、彼女を失ってもはや彼の好む豪華で美しい夢を紡ぐ事が出来なくなり書けなくなった事、そして別の夢を作ろうとして破滅へ向かって行った事、
この本を読まなければ、わかりませんでした。
どんな解説書より、三島由紀夫がよくわかります。



三島研究をしてきた方には、ぜひ手に取っていただきたいです。
三島由紀夫のおすすめ本・書籍『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』を読みたい方はこちら↓
『直面(ヒタメン)三島由紀夫若き日の恋 (文春文庫)』を読む
5位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)』

見事に解体しており、三島文學というものを喝破しています。特に「豊饒の海」の結末の理由と、三島由紀夫氏の「衝撃的な死」の理由を深淵から導き出したといえよう。
大澤真幸が書いている通りなんだと思う。三島由紀夫氏に関するタイトルにもある、二つの理由は1970年以降今まで数多くあっただろうが、ここまで新書のページ数が限定されている中で導き出した事は見事である。
私は、この作品を一度ならずも複数回読みたいと感じた。


また三島文学と三島事件を同時に考察している点。
事件からほぼ50年経過した現在ゆえに可能となる広い視点を提供する。
2.近年三島事件を対象とする本は出ていない(と思う)。
ゆえに大変刺激され 三島関連の本をよむ(再読を含む)きっかけをもらった。

「三島由紀夫はなぜ切腹という衝撃的な最期を遂げなければならなかったのか」
「小説『豊穣の海』のラストはあの終わり方でよかったのか」
というふたつの謎に対して、三島由紀夫の小説の中から答えを導きだそうという意欲的な取り組みは、推理小説を読むようなスリルがある。
哲学的な議論も含まれ決して簡単に読める内容ではなかったし、わからない所も多数あった。
それでも久しぶりに本格的な評論を読んだという充実感は残りました。
三島由紀夫のおすすめ本・書籍『三島由紀夫 ふたつの謎 (集英社新書)』を読みたい方はこちら↓
6位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』

見に行った事をよく覚えています。ただ先生に怒られたけど。その日の駅の売店で夕刊も全部売り切れでした。
あれからもう45年 健在なら90歳 小説は読みませんけど 憂国と人斬りのDVDは持っています。(海外版で)
この本の内容は その時我々は何をしていたのか?
120人のその日の行動です。その時は無名でも今は有名人よく調べました。
よくできた本です。
やはりノンフェクションは最高です。

時系列で、何度も何度も荒波が押し寄せるように紹介してあります。
容易ならざる出来事が目の前で起こっている、しかし、全貌がはっきりと見えない。
三島が何かやったようなのだが・・・。
そんな臨場感を感じ、今まさに自分がその時代にいるような錯覚さえ覚えます。
私は全編、手に汗を握って一気に読んでしまいました。
読書で緊張したのは久しぶりです、著者の力量を感じました。

大江健三郎、司馬遼太郎、石原慎太郎等のエッセイや手記をまとめた後半は、三島の死の解釈を対比する。川端・芥川・太宰のような文学的死か吉田松陰のような社会的政治的死か。結論は出ない。しかし、様々な人が捉えた様々な見方に出会える。
三島が書いた「檄」「要求書」、テレビ局が記録した演説の録音の再現も掲載されている。三島を知る貴重な資料であり、夢中で読める読み物である。

ただ、他のレビュアーの方々のように、何故か一気に読み進めることは出来ませんでした。自分も丁度大学生の頃で、あの日の驚きと緊迫感、そして朝日新聞の夕刊と翌日から数日間の新聞・雑誌・テレビ報道の狂乱を経験しただけに、もっと一気に読了出来るかと思ったのですが・・・・。その理由を考えてみると、著者自身のこの事件に対する感慨がどこにも書かれていないからなのです。調べ、報告し、記述する、ある意味で傍観者に徹している著者の姿勢はそれなりに考えのあることなのでしょうが、そこには思い入れがありません。すなわち感動の潜んでいない文章は、やはりこちらに訴えるものが少ないようです。それをもう少しなんとか出来なかったものかと思うのは、無いものねだりなのかもしれませんが。
三島由紀夫のおすすめ本・書籍『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』を読みたい方はこちら↓
『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』を読む
7位. 三島由紀夫のおすすめ本・書籍│『三島由紀夫の世界(新潮文庫)』
三島由紀夫のおすすめ本・書籍レビュー│『三島由紀夫の世界(新潮文庫)』

事実、本作は三島について厳しく、かつ愛情にあふれた名著というべきであり、三島についての基礎的必須の文献だと思う。


三島由紀夫のおすすめ本・書籍『三島由紀夫の世界(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
三島由紀夫のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『三島由紀夫のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった三島由紀夫の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
