【2023年】小畑健のおすすめ作品・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

キラキラしたパールの紙のＬイラストや、発色のいい連載時の表紙イラストに癒されますが、
デスノのイラストは月多めです。
デスノ以外のイラストも美しくて楽しいですが、ヒカルの碁のイラストは私はいらなかったです。

画集自体は小畑先生のヒカルの碁（中～後期）、デスノなどが乗ってます。あの頃の時代が青春時代な私には効果抜群の画集です。ジャンプ読んでたって人はコラボイラストの懐かしさで気絶するかも、10年以上前の画集なので今がチャンスですよ。

でも本棚に置いておくには、こんなに厚くても全巻揃えているよりは場所を取らないのがいいです。
読むためっていうよりもコレクションって感じですかね。見た目も中々良いし。

添付画像を見ていただければ分かりますが、厚みは単行本の
約半分、値段も約半値でお買い得になっています。

ですが2400ページもあり、この本で頭を殴られたら
ただでは済まないでしょう。それだけ宙に浮かして
読むのは手がプルプルしてきついですが、

本棚を単行本の半分のスペースで確保できるのと、
『DEATHNOTE』という作品を１冊で堪能できるのは
ありがたいと思います。

「ノートに名前を書かれた人間が死ぬ」、こんな単純な
アイデアであれだけの緻密な頭脳線が描かれるとは、
連載当初、誰も思っていなかったと思います。

こんな奇抜で抜きん出た作品の再来を待ちたいですね。

初めはあんなにわからなかった葉蔵の考え方に、次第に、自分を重ねていってしまう。葉蔵に自分の暗部を投影し、その堕落していく姿に心を痛め、それと同時に自分の汚い部分が文章化され、晒されていることに気付いた時、僕自身冷や汗が止まらなかった。
中盤以降、そんな自分の暗部を直視する意味での怖いもの見たさが、読み進める手を止めなかった。

読後感はすっきりとしたものではないし、影響を受けやすい自分のような人間は間違いなく落ち込む。けれどこの小説にはそれでもなお人を惹きつけて離さない魅力がある。

鉛筆画、白黒絵がかなり見れるのは貴重です。

カラーイラストは、ラフ画より色で『30%増し』にはなるので。

どんなタッチをどんな感じで描かれてるのか、何時間でも見てられます。

全体的にこだわった豪華な装丁になっていて言葉が出ないくらい素敵です！！

見たことのあるイラストは勿論読んだことのない話のイラストまで

お腹いっぱい楽しめます！

また、小畑先生へのインタビューや、一枚一枚に添えられたコメントも

見ごたえは充分です。

スカルオブジェやペンダントも重厚な造りで満足。

複製原画レプリカもじっくり楽しませて頂きました。

･･･しかし正直な所、ジオラマはいらなかったかな･･･。

あくまで個人的な感想ですが･･･。

一つだけ難点を言うなら、ちょっと指紋が付きやすい素材で出来ているのでそこだけは不便かな･･･と。雰囲気は充分なんですが･･･。

それを差し引いても大満足なので評価は★５つ。