【2023年】岡本かの子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、岡本かの子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

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1位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『老妓抄 (新潮文庫)』

岡本かの子のおすすめ作品・書籍レビュー│『老妓抄 (新潮文庫)』

レビュー
岡本かの子先生の「人間」に対しての表現力には感服したしました。この老妓のわずかな表情の変化に、彼女の人生の想い出や、或いは思いなどをうまく滲ませています。また現代となりましては、このような女性の「思い」に触れることも少ないですが、逆に若い女性などがお読みになったら面白いのではないか?と思ってしまいました。老妓は男の切れ端ばかりつまんでいたが、結局男はみな同じようなものなので、ぜひ「夫婦」として添い遂げるということはいかに「幸せ」なのかを見てみたいと切望されているわけです。しかし考えてみてください。老妓は甲斐性のある女です。ご自分のお建てになったご住居に住まい、土蔵で三味線の練習などをされる粋なお方です。やはり人間というものは、自分の手にならなかったものに憧れを抱くものなのですかねえ・・・しかし老いてもなお自分の思い通りになるものでもないし、切ないですね~これはどなたかも書かれていましたね。一本気に生きてこられただけにこの不器用な「一途さ」がかわいいですね~たまにはこのように人生を終盤から見ていくと面白いのかもしれませんね。
レビュー
読みやすい文体ですらすら読めますが、
各登場人物は欲求の強いくせ者達です。

スタンドプレイに陥りがちなくせ者が、
周りと関わり、生かされ、生活している姿から、
人との繋がり、当時の世間というものに安堵感を感じました。

岡本かの子という人は、人を信じて愛して生きていた人なんだろうなぁ。
などと考えてしまいました。

食べ物に関する表現は目を見張るものがあり、
食いしん坊の方にも是非読んで戴きたい1冊です。

レビュー
「かの子繚乱」を読んで、岡本かの子への関心が高まった。
表題作「老妓抄」の短歌で締めくくる終わり方が圧巻。
「家霊」や「鮨」の映画のカメラワークのような情景描写も見事。
「蔦の門」の孤独が孤独を牽くような老婢と少女の関係もほほえましい。
亀井勝一郎による解説にもあるが、この短編集には多くの何かに「憑(つ)かれた人」が登場する。
正に、かの子自身も憑かれたように、晩年小説を書きまくったのではないだろうか。
レビュー
短編集なので、どれもこれも読みやすい分量でまとまっています。表題作『老妓抄』をはじめ、いくつかの作品に、その物語を最後にきりりッ!と引き締める、作者の詠んだ歌が素晴らしい味わいを醸し出しています。どの作品も印象的で、最近良く言われる、美しい日本語で、雰囲気も伝わってきます。
この作品の中で一番のオススメは『蔦の門』と言う作品です。主人公の雇っている一人身の老家政婦と両親のいないお茶屋の娘との、血よりも濃い絆を描いた作品なのですが、二人の遣り取り一つとっても、情感を込めるのがとても上手く、泣けてきます。この一作のためだけでも読んでみる価値はあります。

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2位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『越年 岡本かの子恋愛小説集 (角川文庫)』

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3位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『岡本かの子 (ちくま日本文学)』

岡本かの子のおすすめ作品・書籍レビュー│『岡本かの子 (ちくま日本文学)』

レビュー
岡本かの子の代表作『家霊』『老妓抄』などの代表的な作品を含む短編と、歌集や太郎との手紙の一部なども収録されている充実の一冊です。

私はどの作品も大好きで、母として、女として、芸術家として、かの子という人の脈動が伝わってくるような気がします。私はやはり『家霊』がお気に入りで、料理屋にどじょう汁をもらうため、あの手この手を使う(!?)おじいさんには何度読んでもくすりと笑ってしまいます。こんなに日常のちょっとユニークな人を温かく描くのが、かの子の作品のすばらしさであると、個人的には思っています。

また、かの子の作品には、料理屋や食に関する話や描写も多く、その視点も台所に立つ母親の視点のようで親しみやすかったし、「いのちを食す」ということのおかしみやすごさなども考えさせられます。

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4位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『食魔 岡本かの子食文学傑作選 (講談社文芸文庫)』

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5位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『仏教人生読本 (中公文庫)』

岡本かの子のおすすめ作品・書籍レビュー│『仏教人生読本 (中公文庫)』

レビュー
奔放な私生活を送る一方で心の病に苦しんだ著者の晩年を支えたものは仏教だったそうです。その仏教の教えを基に生き方のヒントを提示してくれるのが本書です。著者が伝聞、体験した逸話の具体例から仏教に通じる教えを引き出してくれます。多少難解な個所もありますが総じて平易に書かれています。
苦労の対処、涙の尊さ、死生観など各章それぞれに含蓄ある言葉があります。死を恐れず、何事も柔軟に対処し、しなやかに生きるというのが著者の仏教流生き方だったように思います。心の苦難を乗り越え、生き方を切り開いた、岡本かの子さんの凄さが伝わる一冊です。

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6位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『かの子撩乱 (講談社文庫)』

岡本かの子のおすすめ作品・書籍レビュー│『かの子撩乱 (講談社文庫)』

レビュー
中古ですが、新品同様で良かったです。この親にしてこの子ありと感じました。一度読んでみても損はないと思います。
レビュー
 瀬戸内晴美が40歳のときに「婦人画報」に連載。岡本太郎氏、新田亀三氏などに直接会って取材をした内容や、未発表の書簡等も掲載し、まるでドキュメンタリーのような伝記小説。
 岡本かの子、岡本一平、岡本太郎、この家族と同居していた男性たちの生の姿が浮き彫りにされる。
 かの子の恐ろしさ、幼さ、可愛らしさ、魔女のような強烈な魅力が、見事に表現されている。小説ではあるが、岡本かの子研究の資料のような作品。強烈な一人の女を支える三人の男たちが、滑稽でもあり愛おしくもある。
レビュー
この本を読んでいる間、連日夢にかのこが出てきました。強烈な個性の岡本かのこの半生をじっくりと読みました。ひとつの事を極めるとは、異常と隣合わせと思いました。普通からは何も生まれない・・繊細な神経と自己愛、非常識の中に生きるかのこの中の常識にも驚くばかり。そして並外れた才能がかのこにはあり又息子太郎も・・愛を語るには、あまりにも滑稽な外見のかのこ。しかし、「人間は外見が9割」などとは言わせない・・魅力の持ち主なのか?岡本かのこの本も魅惑的です。瀬戸内さんの本は、いつも読み応え満点です。
レビュー
岡本太郎の母、かの子の話です。
かの子と言う人自体知りませんでしたが、興味深い内容だったので購入してみました。
良かったです。

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7位. 岡本かの子のおすすめ作品・書籍│『生々流転 (P+D BOOKS)』

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岡本かの子のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『岡本かの子のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった岡本かの子の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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