【2023年】戦略のおすすめ本・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、戦略のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

目次

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1位. 戦略のおすすめ本・書籍│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』

レビュー
楽しいしわかりやすい。これほど複雑な内容を、これだけ簡単にイメージできるのは秀逸。戦略解説が、思った以上に味わい深い。ところどころにあるマンガ、笑えます。
レビュー
『3000年の叡智を学べる戦略図鑑』は、戦争やビジネスの戦略を簡単にまとめた戦略の入門書です。
この本で気になった戦略を別の本で深堀していけば、成功の確率は上がります。
日本の会社のトップは「トヨタ生産方式」すら学んでいないのが現状です。
販売業ですら余剰在庫をゼロに近づける「カンバン方式」を学ばず、売れない在庫を抱え込んでいるからです。
日本の社長や管理職は全員、この本で戦略の基礎を学んで会社に生かしていかないと衰退していくだけでしょう。

「行動が知識を上回る」「常に弱者に攻撃をかける」「小さな市場を独占してから拡大する」「人は情報で次の行動を決める」など、各戦略の要点だけ解説しているのでわかりやすいです。
特に『君主論』の「部下に正しい行動をして欲しければ、まずはあなたが目標を掲げるべき」は日本の会社の問題点を突いています。
ただ戦争の戦略が4分の1ほどしかなかったのが残念です。
まぁ、戦争の戦略は技術革新ごとに起こっているので、ビジネスの戦略よりも少ないのは当然でしょう。
「戦略はなんだか難しい」と忌避感を持っているサラリーマンにオススメです。

レビュー
この値段で楽しめる大人の絵本。とっつきやすく、わかりやすい。センスあるなあと感心しました。いい本です。

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2位. 戦略のおすすめ本・書籍│『実務で使える 戦略の教科書』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『実務で使える 戦略の教科書』

レビュー
タイトルからは所謂「Howto」本というイメージを受けますが、実は奥が深い。事業戦略を沢山構築した人だからこそ見抜いている本質に迫っています。
戦略立案は、巷に溢れる便利なテンプレートに情報を入れれば出来る、ということでは決してありません。しかし、第一歩は形から入らないと奥には進めない、というののも現実。そのレベルを超えた人にお奨めの書だと思いました。
レビュー
書店で購入しました。

私としては「ストーリー」に最も多くの気づきがありました。確かに、実際にビジネスを行う上では必ず考えることなのに、いままでほとんど戦略の実現課程の議論がなされていなかったと思います。中計は、ある程度の期間を持っているので、実現過程であるストーリーを描くためのキャンバスとしての意味があることも、気づかされました。

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3位. 戦略のおすすめ本・書籍│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』

レビュー
本屋のビジネスコーナーにはおびただしい数の「戦略本」が溢れている。元々軍事用語であった戦略も今や、私たちも使うまで一般的な言葉として認識されている。自衛隊元最高幹部として著者は、今日では防衛・経営に関わらずリスクファクターが多くありそれらを如何にして生き抜くか、そのために戦略の必要性を説いている。「軍事は人類の有する知見の最先端が凝縮されている」という本質的な切り口から、多くの読者層である、ビジネスマンに向けて多くの示唆に富んだ、話を聞かせてくれる。旧日本軍の事例から学べる反省や、東日本大震災における、隊員のマネジメントまで幅広く考えさせられた。特にキューバ危機・ノルマンディー上陸作戦の考察はとても興味深い。また311などによる、隊員のダメージコントロールの重要性も、組織マネジメントにとても有用であると感じられた。参考文献も多く、著者の幅広い見識が読みとれる。この本に啓発され、さらに地政学・地経学を掘り下げてみたいと思う。
レビュー
日本の企業人にとって多くの示唆を受けることのできる、素晴らしい本です。文章も非常に簡潔で大変わかりやすいです。多くの方が読まれることを願います。
レビュー
過去の戦史を分析し、そこから大切な要素を見出し、新たな戦略を生み出していく、
この姿勢こそがまさに戦略構築に携わるものとしてとても重要であることがとてもよくわかりました。
自らに驕ることなく、謙虚に、しかし着実に進んで行こうと思いました。
レビュー
軍事戦略論と経営戦略論の共通点を自衛隊出身者の観点から考察しており、非常に関心高く読めました。

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4位. 戦略のおすすめ本・書籍│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』

レビュー
戦略書の中では圧倒的に面白い。軽快な語り口と深い洞察力に魅了され、厚さを感じず一気に読むことが出来た。

戦略には打ち手のつながりが重要だという著者の指摘には強く同意できる。

ガリバーなど、よく知られた事例を用いつつも、打ち手の繋がりを鮮やかに解明しており、こんなビジネスを作ってみたいと思わずにはいられない。

顧客のためになり、自社の強みが活かせて、パートナーも喜ぶような、打ち手が合わさって、揺るぎない競争優位が作られている。

一方で、果たして本当に、例えばガリバーが、最初からそこを狙っていたかどうか?無数の打ち手の試行錯誤の後、成功したものを後ろからみたら、ストーリーとしてつながっているのでは無いか?

その意味で、後付けの解説書という面はぬぐえず、この本を読めば優れた戦略が出来るというわけではないと思う。しかしながら、優れた戦略がどのようなものか、かなりはっきりとしたイメージを与えてくれるのは間違いない。

レビュー
本書はビジネスの師匠にすすめられて手に取ってみた。

最初はむずかしそうだなとおもったけれど
グイグイ引き込まれた。

「ブランディング」というものが議論されるようになって久しいが、
ストーリーなくしてはブランディングは成り立たないと感じた。

チームメンバーの自尊心を鼓舞しやる気を引き出すもの、
経営者と社員を結び付けるもの、
顧客の忠誠心を引き出すもの、
企業と顧客を売る側・買う側という対立関係から、
同じ文化を共同創造する共犯者として同じ船に乗らせるもの…

それがストーリーの力なのだと実感した。

読んで本当に良かった本の一冊である。

レビュー
個々の戦略をミクロに見るのではなく、戦略同志の繋がりをストーリーとして捉える。
面白かったのは、戦略における部分最適と、戦略のストーリーである全体最適の論理展開。
個別の戦略(部分最適)では、明らかに非合理的である戦略が、戦略ストーリ―全体の中では、肝になるという点。この論理展開には、感銘!逆張りの発想の本質は、これかと思いました。

部分最適では、非合理的であり、全体最適においては、合理的という事が、他社が真似のできないストーリーとしての競争戦略になる。
なぜ、スターバックスが、金がかかるのに、フランチャイズではなく直営を選んだか・・・デルがなぜ、自社工場での組み立てを選んだかなど、具体的な例もあり分かりやすかった。

また、外部環境ではなく、コントロールできる戦略に着目している点もよかったと思います。今後、仕事に役立つであろう名著の一冊に加わりました。

レビュー
戦略系の書籍の中では名著だと思います。同じようなことをやっている企業でも勝っている企業、負けている企業の差が何なのかが分かりました。経営者や一企業の社員として他社に勝てるビジネスをやりたい、と考えている人にとってはもちろんおススメですが、投資家の方にもおすすめです。投資家目線でどういう企業が優れていて、どういう企業が優れていないのか、目利きになるようなエッセンスがたくさん書かれていて参考になりました。

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5位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略思考コンプリートブック』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略思考コンプリートブック』

レビュー
著者が自身で『この分野の本は・・読み漁ったが、分かりやすささと親切さの点で・・
この本がピカイチ』と書いていますが、正にピカイチだと思います。
同ジャンルで有名な本に「問題解決プロフェッショナル『思考と技術』」がありますが、
圧倒的に本書の方が分かりやすいと感じました。
特に冒頭の「本書で学ぶこと」で問題解決のステップを、あとは本書の構成を
非常に分かりやすく図示しており、「そうか、本書では問題解決のこの部分を
学び、その学びはこうやって進んでいくんだな。」と俯瞰できて腹に落ちます。

MECEやイシューツリーなどももこの手のどの本でも書かれていますが、本書は
勘所が書かれています。またイシューツリーの説明では、プロのコンサルでも
何十枚と書きなおすんだと実際そう簡単にいかない点も書かれており、「そっか、
私が初めから上手く書けなくても当然だな。」といい意味、前向きに読めました。
子供達が社会人として出発する際には是非とも読ませようと思える本でした。
私も何度も読み返してみるつもりです。

レビュー
分かりやすかったです。本著か学んだ内容をあてはめつつ、自社の戦略を振り返ることができました。
レビュー
問題解決で効率が良いとされている仮説思考とissue思考。どちらも使ってみると、難しいです。しかし、本書では、具体的に練習問題や解説が詳しく載っていて、使いやすいように解説されています。
レビュー
著者がコンサルタント時代に仕事に使っていたであろう智恵が、ぎっしりと詰まっています。戦略思考というと堅い本を想像してしまいますが、この本は(帯にあるように)「使いこなす」方法をとにかく伝えようとしていて好感が持てます。有名なツールの紹介とかでも、「これは使えない」とか、ズケズケと言い切っています。経験に基づく自信のなせることでしょうか。
私のような初心者でも、戦略思考を使いこなせる気がしてきました。お薦めです。

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6位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』

戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』

レビュー
仕事に忙しい中、読破するには少し冗長にも感じる。

でも、もしも戦略史を自分で漏れなく重複なく総括しようとすると、どれだけ手間や時間がかかるか?を考えれば、非常に内容の濃い書籍。

扱う範囲は非常に広いが、著者のプラグマティックな視点には一貫性があり、読者の考えると余白を残すようなシンプルな文体、翻訳にも好感がもてる。

クラウゼヴィツのような著名な戦略家だけではなく、その周辺や時系列的に前や後の人物も併記する事で、その戦略の哲学が「どういう環境、背景で生まれたのか?」また「どういう敗北とともに変化していったのか?」も見えてくる。

起業に際して読むべき本ではない。スピード感はない。
でも、大きな指針を自身で感じとり、判断する力を養う意味でも、時間がある時に読み込んでおくべきだったと残念にも思う。

学生にこそオススメしたいです。

レビュー
戦略の起源は古代アテナイで、戦争が複雑化し、兵士個人の英雄的行為に頼るものではなくなり、(組織的な)協調や計画が必要になり、アテナイ軍事会議を構成した10人の「ストラテーゴイ」、即ち、前線に立って軍を指揮し、最善を尽くして戦うという将としての器にあると云う。
戦略という言葉が一般的に使われるようになったのは19世紀初め、人間の活動の中で最も常軌を逸したものである戦争を研究の対象とし、合理的な説明を追求する中で出て来たものとされる。

上巻では、戦争を通して「戦略」の歴史を見ている。特に孫子の兵法(紀元前500年頃とされる)、19世紀初めのプロイセンの軍人クラウゼヴィッツによる「戦争論」などをベースとし、様々な歴史的な事象(国家間の争い)に考察を加えている。

「戦略的思考とは徹底的なものであり、包括的な思考である。各要素とそれらのあいだの関係、つまり過去、現在、そして予測される未来においてお互いにどのように影響を及ぼしあうかに目を向けることにより、各要素の相互作用がいかに全体を構成するのかを理解しようとする思考だ」という言葉が象徴的である。

レビュー
内容はローマ・ギリシャ時代の戦略の言説から、クラウゼヴィッツ、ナポレオン、そして現代経営戦略に至る戦略の歴史書である。

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『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』を読む

7位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>』