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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、戦略のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 戦略のおすすめ本・書籍│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』
- 2位. 戦略のおすすめ本・書籍│『実務で使える 戦略の教科書』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『実務で使える 戦略の教科書』
- 3位. 戦略のおすすめ本・書籍│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』
- 4位. 戦略のおすすめ本・書籍│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』
- 5位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略思考コンプリートブック』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略思考コンプリートブック』
- 6位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』
- 7位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略読書日記』
- 戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略読書日記』
- 戦略のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 戦略のおすすめ本・書籍│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』
この本で気になった戦略を別の本で深堀していけば、成功の確率は上がります。
日本の会社のトップは「トヨタ生産方式」すら学んでいないのが現状です。
販売業ですら余剰在庫をゼロに近づける「カンバン方式」を学ばず、売れない在庫を抱え込んでいるからです。
日本の社長や管理職は全員、この本で戦略の基礎を学んで会社に生かしていかないと衰退していくだけでしょう。
「行動が知識を上回る」「常に弱者に攻撃をかける」「小さな市場を独占してから拡大する」「人は情報で次の行動を決める」など、各戦略の要点だけ解説しているのでわかりやすいです。
特に『君主論』の「部下に正しい行動をして欲しければ、まずはあなたが目標を掲げるべき」は日本の会社の問題点を突いています。
ただ戦争の戦略が4分の1ほどしかなかったのが残念です。
まぁ、戦争の戦略は技術革新ごとに起こっているので、ビジネスの戦略よりも少ないのは当然でしょう。
「戦略はなんだか難しい」と忌避感を持っているサラリーマンにオススメです。
戦略のおすすめ本・書籍『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』を読みたい方はこちら↓
2位. 戦略のおすすめ本・書籍│『実務で使える 戦略の教科書』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『実務で使える 戦略の教科書』
戦略立案は、巷に溢れる便利なテンプレートに情報を入れれば出来る、ということでは決してありません。しかし、第一歩は形から入らないと奥には進めない、というののも現実。そのレベルを超えた人にお奨めの書だと思いました。
私としては「ストーリー」に最も多くの気づきがありました。確かに、実際にビジネスを行う上では必ず考えることなのに、いままでほとんど戦略の実現課程の議論がなされていなかったと思います。中計は、ある程度の期間を持っているので、実現過程であるストーリーを描くためのキャンバスとしての意味があることも、気づかされました。
戦略のおすすめ本・書籍『実務で使える 戦略の教科書』を読みたい方はこちら↓
3位. 戦略のおすすめ本・書籍│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』
この姿勢こそがまさに戦略構築に携わるものとしてとても重要であることがとてもよくわかりました。
自らに驕ることなく、謙虚に、しかし着実に進んで行こうと思いました。
戦略のおすすめ本・書籍『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』を読みたい方はこちら↓
『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』を読む
4位. 戦略のおすすめ本・書籍│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』
戦略には打ち手のつながりが重要だという著者の指摘には強く同意できる。
ガリバーなど、よく知られた事例を用いつつも、打ち手の繋がりを鮮やかに解明しており、こんなビジネスを作ってみたいと思わずにはいられない。
顧客のためになり、自社の強みが活かせて、パートナーも喜ぶような、打ち手が合わさって、揺るぎない競争優位が作られている。
一方で、果たして本当に、例えばガリバーが、最初からそこを狙っていたかどうか?無数の打ち手の試行錯誤の後、成功したものを後ろからみたら、ストーリーとしてつながっているのでは無いか?
その意味で、後付けの解説書という面はぬぐえず、この本を読めば優れた戦略が出来るというわけではないと思う。しかしながら、優れた戦略がどのようなものか、かなりはっきりとしたイメージを与えてくれるのは間違いない。
最初はむずかしそうだなとおもったけれど
グイグイ引き込まれた。
「ブランディング」というものが議論されるようになって久しいが、
ストーリーなくしてはブランディングは成り立たないと感じた。
チームメンバーの自尊心を鼓舞しやる気を引き出すもの、
経営者と社員を結び付けるもの、
顧客の忠誠心を引き出すもの、
企業と顧客を売る側・買う側という対立関係から、
同じ文化を共同創造する共犯者として同じ船に乗らせるもの…
それがストーリーの力なのだと実感した。
読んで本当に良かった本の一冊である。
面白かったのは、戦略における部分最適と、戦略のストーリーである全体最適の論理展開。
個別の戦略(部分最適)では、明らかに非合理的である戦略が、戦略ストーリ―全体の中では、肝になるという点。この論理展開には、感銘!逆張りの発想の本質は、これかと思いました。
部分最適では、非合理的であり、全体最適においては、合理的という事が、他社が真似のできないストーリーとしての競争戦略になる。
なぜ、スターバックスが、金がかかるのに、フランチャイズではなく直営を選んだか・・・デルがなぜ、自社工場での組み立てを選んだかなど、具体的な例もあり分かりやすかった。
また、外部環境ではなく、コントロールできる戦略に着目している点もよかったと思います。今後、仕事に役立つであろう名著の一冊に加わりました。
戦略のおすすめ本・書籍『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』を読みたい方はこちら↓
『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』を読む
5位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略思考コンプリートブック』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略思考コンプリートブック』
この本がピカイチ』と書いていますが、正にピカイチだと思います。
同ジャンルで有名な本に「問題解決プロフェッショナル『思考と技術』」がありますが、
圧倒的に本書の方が分かりやすいと感じました。
特に冒頭の「本書で学ぶこと」で問題解決のステップを、あとは本書の構成を
非常に分かりやすく図示しており、「そうか、本書では問題解決のこの部分を
学び、その学びはこうやって進んでいくんだな。」と俯瞰できて腹に落ちます。
MECEやイシューツリーなどももこの手のどの本でも書かれていますが、本書は
勘所が書かれています。またイシューツリーの説明では、プロのコンサルでも
何十枚と書きなおすんだと実際そう簡単にいかない点も書かれており、「そっか、
私が初めから上手く書けなくても当然だな。」といい意味、前向きに読めました。
子供達が社会人として出発する際には是非とも読ませようと思える本でした。
私も何度も読み返してみるつもりです。
私のような初心者でも、戦略思考を使いこなせる気がしてきました。お薦めです。
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6位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』
戦略のおすすめ本・書籍レビュー│『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』
でも、もしも戦略史を自分で漏れなく重複なく総括しようとすると、どれだけ手間や時間がかかるか?を考えれば、非常に内容の濃い書籍。
扱う範囲は非常に広いが、著者のプラグマティックな視点には一貫性があり、読者の考えると余白を残すようなシンプルな文体、翻訳にも好感がもてる。
クラウゼヴィツのような著名な戦略家だけではなく、その周辺や時系列的に前や後の人物も併記する事で、その戦略の哲学が「どういう環境、背景で生まれたのか?」また「どういう敗北とともに変化していったのか?」も見えてくる。
起業に際して読むべき本ではない。スピード感はない。
でも、大きな指針を自身で感じとり、判断する力を養う意味でも、時間がある時に読み込んでおくべきだったと残念にも思う。
学生にこそオススメしたいです。
戦略という言葉が一般的に使われるようになったのは19世紀初め、人間の活動の中で最も常軌を逸したものである戦争を研究の対象とし、合理的な説明を追求する中で出て来たものとされる。
上巻では、戦争を通して「戦略」の歴史を見ている。特に孫子の兵法(紀元前500年頃とされる)、19世紀初めのプロイセンの軍人クラウゼヴィッツによる「戦争論」などをベースとし、様々な歴史的な事象(国家間の争い)に考察を加えている。
「戦略的思考とは徹底的なものであり、包括的な思考である。各要素とそれらのあいだの関係、つまり過去、現在、そして予測される未来においてお互いにどのように影響を及ぼしあうかに目を向けることにより、各要素の相互作用がいかに全体を構成するのかを理解しようとする思考だ」という言葉が象徴的である。
戦略のおすすめ本・書籍『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』を読みたい方はこちら↓
『戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス』を読む
7位. 戦略のおすすめ本・書籍│『戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>』
戦略ストーリーや経営者論はもちろん面白いのだが、やはり一番感銘を受けたのは、著者の「書籍との向き合い方」だ。
著者は本書で「センスがいい人のそばにいても、その本質を見破らなければ相対化できず、自分のセンスを磨くこともできない」と言っているが、本書そのものがまさに、「センスがいい人の書籍からそのセンスを相対化し、自分のセンスを磨く」プロセスだ。
こうした知的作業のプロセスを覗くことができるというのが、本書の最大の価値のように思える。
内容、ボリュームともに大満足の一冊。
最後のインタビューのみちょっと蛇足感があるが、その中に出てくる著者の「妄想の世界」については、もうちょっと聞いてみたかった(笑)。
橘玲氏の『読まなくてもいい本の読書案内』などもそうだが、「本を語る本」はハマると本当に面白い。
彼自身が経営”論”者として出会ってきた数多もの本の中から、厳選された本を紹介している。
個人的には、「ストーリーとしての競争戦略」などの著書を読んだ後に本書を読むことをおすすめする。
本書を通して、彼の思考、論理を深く理解することで、他の著書の理解も深まるのではないかと思う。
非常に文体もユニークで、読み進めやすい。
著者の仕事に対する考え方が好きで、自分のこれまでの仕事やこれからの仕事を考える際の新しい視点を与えてくれます。特にスキルとセンスはまったくの別物とする考え方は、仕事の中で感じていたもやもやをすっきりさせられました。
著者の言いたいことがより記憶に残る一冊。
「ばかなる」(「そんなばかな」→「確かになるほど」の変化がストーリーには重要と著者は説く)や
「自分が熱くなるストーリーを語ること」などの実例が幅広いジャンルの本から照会されている。
戦略のおすすめ本・書籍『戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>』を読みたい方はこちら↓
戦略のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『戦略のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった戦略の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!