【2023年】室生犀星のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、室生犀星のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

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1位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『室生犀星詩集 (新潮文庫)』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『室生犀星詩集 (新潮文庫)』

レビュー
いつ読んでもよい
レビュー
福永武彦の編集だけあって、よく選ばれています。ただ、私の探している詩はなかったけれど。
レビュー
娘のリクエストで、抒情詩集がほしいと言うことだったのですが、この小さな文庫本にちゃんと入ってました。安くてきれいで良かったです。
レビュー
新鮮な詩でした。ファンになりました。小説は読むかは微妙ですが、詩には惚れました。お薦めですよ。

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2位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)』

レビュー
原作ということでガッツリ入手しやすくなったのを機に購入しました。
やっぱり赤子ちゃん可愛いです。最強のコケットリー。
レビュー
蜜のあわれ映画化に伴い購入。映画を見に行くか原作を読むか迷っていたのですが映画の予告での効果音がちょっとイメージとは違ったので原作にしました。金魚の赤子ちゃんは3歳で金魚としては高齢の17歳。イメージとしては琉金でしょうか。
多額のおこずかいをせがんだり、わがままを言ってみたり、おぢさまにいろいろ注文をつけるのですがおぢさま全然動じない。まさに大杉漣さんのイメージですね。
死を意識し、死に向かっている中で人生を艶やかにする余裕というかあがきというか…。
対話で書かれ地の文がないところも素敵です。
レビュー
室生犀星が過去の文人とは思えない。いま読んでも恐ろしいくらいに新鮮だし、刺激に富んだ文章だ。
レビュー
ファンタジックなのか、生々しいのか、「蜜のあわれ」は官能的でどこか退廃的な味わいが何ともいえない。日本語を愛する人は一読してもらいたい佳作。収録の「火の魚」もこの一編を裏打ちする内容で、読むとより味わいが深くなる。「われはうたえどもやぶれかぶれ」も、老いた作家の悽愴が漂っている。端的に言って、ぜひ読んでほしい。

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3位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『我が愛する詩人の伝記 (講談社文芸文庫)』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『我が愛する詩人の伝記 (講談社文芸文庫)』

レビュー
室生犀星と親交のあった詩人や文人を回顧する本です。
個人的に折口信夫(釈超空)とのかかわりが知りたくて読みました。
全編を通して、あの詩人や文人はこんな素敵なエピソードがあったのか! と興味深いです。
近代文学ファンにとってとてもいい作品ではないでしょうか。
レビュー
「ふるさとは遠きにありて思ふもの・・」の詩で知られる室生犀星(1889-1962)は明治の終わりから昭和の半ばにかけて多彩で旺盛な作家活動を展開した。だがその本質はあくまで詩の真髄を追い求める詩人であった。この本は彼が詩作を通じて出会い、そして彼よりも先に死んでいった11人の詩人の回想記である。昭和33年、婦人公論に連載された。
 北原白秋、萩原朔太郎、高村光太郎、釈迢空(折口信夫)、島崎藤村、堀辰雄、立原道造、津村信夫、山村暮鳥、百田宗治、千家元麿。有名、無名さまざまな詩人たちの風貌を犀星は心に浮かぶままの闊達自在な筆で描き出す。才能があり、書くことには強かったが報われることの少なかったかれら。忘れがたい数々の詩を残し、「正直な、玲瓏とした生涯を送って逝った」かれら。犀星の眼差しはとりわけこうした詩人たちに向けられて暖かく哀しい。
「詩人は早く死んではならない。何が何でも生き抜いて書いていなければならない」とは先立った同士を惜しむ彼の言葉だ。
 この伝記は犀星が晩年に書き上げたみごとな長編悼詩である。
レビュー
「我が愛する詩人」といっても、犀星は本書に登場するすべての詩人を愛することができたわけではない(愛そうとはしたかもしれないが)。そして当然のことながら、彼が心の底で憎んでいた相手ほど、(表現はやわらかくとも)怜悧な思考でするどく切り刻んでいく。もちろんそこには犀星自身の劣等感が存在していることを彼自身よく自覚していた。なんと切なく、そして美しい本だろう。
レビュー
室生犀星と交流のあった詩人たち、たとえば立原道造、堀辰雄、津村信夫などとの心温まる交流を描いている。かつて日本にもこんな心美しい人たちが存在したのだと思うと、救われるような気がした。現代の日本なら、こんな人たちは一日も生き延びられないだろう。食うものと食われるものという図式が成り立つ現代社会で、繊細すぎるもの弱過ぎるものはどんどん弾きとばされていく。子供のときから醜い現実に遭遇せざるをえないのだ。経済的利潤を追い求めるあまり、日本は一番大切なものを失ってしまった。つくづくそう思う。

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4位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『愛の詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『愛の詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)』

レビュー
金沢を詠った詩もあり、以前からほしかったもの。手に入って嬉しかった。
レビュー
「ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの」…著者の室生犀星という名を知らなくても、誰でも一度は何処かで読んだ或いは口ずさんだであろう詩集「抒情小曲集」を筆頭に、本書は室生犀星が生涯書きつづけて来た膨大な数の詩の中から特に良い作品を選りすぐった書籍である。本文も読みやすいので、室生犀星の詩が好きな方はもちろん、犀星の詩に興味がある方で読んだことが無い方はぜひ一度目を通される事をお勧めしたい。
レビュー
若い頃は逃げるように出てきた田舎。
田舎を離れて15年経ち、同じ地元の出身者の人とおしゃべりするのが、とても楽しい時間になっています。方言やイントネーションを聞くと、自然と落ち着くんですね。

そのたびに
『  ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの  』

『小景異情』におさめられたの詩を思い出して、しんみりとした気持ちになります。

こだわりが解けていったから分かること、問題と離れたから気付くことって意外と多いのかもしれませんね。

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5位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『杏っ子 (新潮文庫)』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『杏っ子 (新潮文庫)』

レビュー
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犀星の代表作のひとつである「杏っ子」は、おそらくは著者の思い入れが十二分に込められた作品であろう。

作品の構成は、主人公(杏っ子の父・・・著者の分身である)の幼少時からの追憶と、やがて成長して上京した後に授かった女の子(=杏っ子)の青春、そして結婚などが書き連ねられてゆく。

特筆されるのは、前段の、貧しかった幼少時の、日本海側の町の、暗く陰翳に富んだ追憶部分である。犀星の持つ作家の心の裡のやるせない哀感が、しめやかに、そして煌びやかに、天から降り注いでくるような、鮮烈な印象を受ける。

後半の、作家として成功した歩みのストーリー・テリングの部分も、もちろん力作ではあるが・・・幼少時の、もの悲しい、貧しい家庭を描かせると、この作家は余人を以て替え難いともいうべき哀感を漂わせ、その筆力を発揮する、といった印象を強く抱く作品である。

レビュー
金沢三文豪の一人である室生犀星の最長の長編ですが、もともと新聞小説であったため、一章の区切りが現在の新聞小説と同様に短いので読みやすく、2週間ほどで読破できました。室生犀星の自伝的小説で、芥川龍之介などの実在の人物が実名で登場します。犀星の幼年時代からの話も前半にありますが、中心は娘が生まれて、結婚してからの話です。結婚生活をすぐに諦めて投げてしまう人物と苦しみを重ねても結婚生活を続けていく人物が対照的に描かれています。こうした中で、犀星がモデルの主人公は、苦しんで生涯の損をするところから芸術とか学問とか映画というものが作り出される、人間は一生不幸であってたまるものか、と語ります。困難にたたきあげられて強くなっていく登場人物の姿勢は感動を呼びます。
レビュー
室生犀星の自伝的な小説という。生まれ落ちた境涯の記述からはじまり、
娘、杏っ子の不幸な結婚生活を父親として支え、破綻をも静かな目で
見守る姿が描かれる。

びっくりするのは、書かれた当時、児童虐待やDVという言葉も
概念もなかったのであろうが、描かれているのは、児童虐待であり、
DVなのだ。室生犀星がこの境涯から、優れた文学者になったこと、
が奇跡に思える。
また父親として、娘と息子を見守るまなざしには、時代の限界もあるが
人間としてとても誠実なものを感じた。DV被害という言葉もない時代
暴力を受けてなお離れることができない娘の見守り方は背景に経済力が
あるとはいえ、あっぱれであった。しかし、女性が男性に依存せず
生きていく方策がいかになかったかが忍ばれ、暗澹なる気持ちになった。

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6位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『深夜の人・結婚者の手記 (講談社文芸文庫)』

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7位. 室生犀星のおすすめ作品・書籍│『室生犀星句集』

室生犀星のおすすめ作品・書籍レビュー│『室生犀星句集』

レビュー
犀星が生前編んだ「魚眠洞発句集」(武蔵野書院刊)、「犀星発句集」(野田書房刊)、「犀星発句集」(桜井書店刊)、「遠野集」(五月書房刊)の4つの句集と、随筆集「泥孔雀」(紗羅書房刊)に収録された発句を中心に610句が掲載されています。
巻頭には4句集と1随筆集の5冊の初版本の書影も掲載されています。
四六判変形のコンパクトな1冊ですが、犀星の発句の集大成の1冊であり、非常に愛おしく感じます。

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室生犀星のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『室生犀星のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった室生犀星の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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