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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、ソクラテスのおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)』
- 2位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』
- 3位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)』
- 4位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『史上最強の哲学入門』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『史上最強の哲学入門』
- 5位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテス (岩波新書)』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテス (岩波新書)』
- 6位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』
- 7位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『面白いほどよくわかる! 哲学の本』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『面白いほどよくわかる! 哲学の本』
- ソクラテスのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)』
解説はもちろんすべての答えを語ってくれるわけではありませんが、自分の考えを広げるきっかけに富んでいて興味深かったです。
正直、新訳といえども古臭いところは時代的にあるものの、嫉妬・無理解など人間の本質は普遍的だということを知るにはむしろちょうど良いのかもしれません。
Kindle版で読みましたが、解説や注釈にジャンプでき、またすぐに本文に戻れるので読み進めるにも苦はなかったです。電子書籍ならではの近代技術で古典を読む、これもまた感慨深いものがありますね。
アテナイ人諸君、私は諸君の知性を眠らせないための「アブ」なのだ。
諸君は、諸君の安眠を邪魔する、私と云うアブをはたき落としたことで安らかだと思うだろうが、それは大きな過ちである。やがて諸君は若者たちからのもっと強い力によって、諸君の眠りを破られることになるだろう。
ここに書かれていること、そのことが以後の哲学となり、テーマとなり、哲学史となって今日に至っている。ソクラテスが持ち出したテーマそのものも大事だが、より重要なのは、それは何かを問い続けること=「哲学すること(動詞)」=「アブを飼う」ことである。
ソクラテスは自らを「アブ」だと云ったのだが、それは僕たちに対する警告でもある。
この本を読むことは心の中に「アブ」を放し飼いにする事でもあるのだが、果たして自分の「アブ」は元気に飛び回ってくれるのだろうか。行方不明、餓死、圧死、監禁、不躾などがあれば、そのことが僕の人間としての危機なのだとそのアブは教えてくれるのだから、そうならないように、大事に世話しなければならない。これはソクラテスの僕に対する遺言でもある。
[「知らないこと」(不知,άγνοια,Agnoia,アグノイア)を自覚していない状態(p.129)]
は恥ずべき醜態(cf.p.42,24D~E)
我々読者が「アテナイの皆さん」でありソクラテスの生死を決める「正義の裁き手である」裁判員(cf.p.99,40A)
ソクラテスが示したのは、知を愛し求めるあり方,つまり哲学者であることが,人間として生きることだ,ということ
(cf.p.214)
ソクラテスのおすすめ本・書籍『ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』
とてもわかりやすく、ソクラテスに興味をもちました。
武井荘さんの動画を見てこの本を知ったんですが
読んで良かったです。
マンガだからわかりやすかったかも。。
高校の時、授業で聞いて難しいことを言う人だなという印象があったからだ。
しかし、本書はすごく読みやすく分かりやすい。
また、ソクラテスってすごいなーって心底思うことができた。
やはり偉人です。
一番印象に残っているのは、
「いい建物を建てるとき、あなたはどんな人に頼みますか」
「腕のいい大工に頼みます。」
「クジでは決めないのですか」
「決めません」
「では、なぜ政治家や裁判官はクジで選ぶのですか」
「・・・。」絶句。
ソクラテスは、巧みにたとえ話を用いて、相手を説得します。
詭弁とはよく言ったものです。
ソクラテスのおすすめ本・書籍『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』を読みたい方はこちら↓
3位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)』
ソクラテスの最後は生・性と対立する点で、民衆からの感情的な反発を得るだろう、それは今日の人々からをも反発を招くと思われる。それは、クリトン篇において、ソクラテスよりもクリトンに共感することからも明らかだろう。
ここで、ベンサム以降の現世的功利主義と鋭く対立する。その実感的な差異を考究することが、現在の倫理・政治・経済・社会・法において、重要であるようにおもう。
本自体が分厚いものではないので、
哲学を学んだことがない初心者の僕にもすごく分かりやすく読む事が出来ました。
ソクラテスのおすすめ本・書籍『ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『史上最強の哲学入門』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『史上最強の哲学入門』
アマゾンのレビューが良かったので購入したのですが、表紙の絵があまり好みではなく、中身を開くまで正直内容が不安でした。
一言で感想を言いますと、1冊目の入門書としては「最高」です。
とにかく、内容が非常に分かりやすいです。
哲学ど素人でも分かるような言葉・表現しか使われていませんし、分かりにくい記述にはイラストを用いて説明しています。
また著者のユーモラスな表現も多用されており、すっかり著者のファンになってしまいました笑
他の本も是非読ませて頂きます。
・でも読み始めるとめちゃめちゃ面白い
・バキを知らなくても、哲学に詳しくなくても、スラスラ読めます
・今風の例えが多いので若者でも楽しめる
・高校の倫理の授業受ける前に読みたかった
・意外と哲学者に(元)不埒者が多いことを知った
・東洋哲学版も即買いしました
発売当初、表紙のバキの絵で、なんじゃこりゃ?って思い敬遠してしまいました。
表紙で損してる気がします。
冒頭でのバキ感が半端なく、最大トーナメント風に哲学者を紹介していく様はワクワクしますよ。
作者の指摘通りで間違った読み方をして、哲学を小難しく考えてとらえていました。
古代ギリシャから現代まで、順番に読んでいかないと哲学って理解出来ないんですね(^^;
どんなに頑張ってもわからなかったのに、こんなに少ないページの本でなんとなくですが理解出来ました。
頭に残っています。これくらいの分量のほうがわかりやすいです。
この本を読んでから、専門書を読んだほうが、絶対に理解出来ると思いました。
無知の知って、無知を知ってる事は凄いってことじゃなかったんだ(高校ではそう習った、笑)とか。
なんとなく知っていた人名と名言を、なんとなくじゃなくしてくれました。
何よりも人物のつなぎ方、構成が興味をひきやすく、素晴らしいと思いました。
また、哲学の紹介にとどまらず、読み応えのあるハっとするような作者の考察も楽しめます。
民主主義の腐敗を指摘していたアリストテレスの章は現代の私たち必見です。
ソクラテスのおすすめ本・書籍『史上最強の哲学入門』を読みたい方はこちら↓
5位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『ソクラテス (岩波新書)』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『ソクラテス (岩波新書)』
そんな単純な動機から読んでみた
何度も読み直さないと、真髄の理解は難しそう
論語、法華経と本書とは、何度も読み直したい古典です
と、本の帯に書いてある。それに釣られて、なぜそうなった?のか、その背景は?とかいろいろ興味をそそられた。しかし、やっぱり最後まで読むと本の帯に書いてあることそのままズバリなのだと思う。著者の明快でわかりやすいナビゲートに導かれ、読者も謎解きのような興奮を覚えつつソクラテス像に近づけるかもしれない!!!
ただ、ソクラテスを知ろうと努力して、ここまで纏まてある本に今まで出会わなかった。
この本からプラトンの著作に触れていくと、主題や問題点がわかりやすくなることと
思います。
ソクラテスのおすすめ本・書籍『ソクラテス (岩波新書)』を読みたい方はこちら↓
6位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』
ソクラテスのおすすめ本・書籍『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』を読みたい方はこちら↓
『哲学の誕生 ──ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫)』を読む
7位. ソクラテスのおすすめ本・書籍│『面白いほどよくわかる! 哲学の本』
ソクラテスのおすすめ本・書籍レビュー│『面白いほどよくわかる! 哲学の本』
外に持ち出しが出来ないのが残念ですね。
ソクラテスのおすすめ本・書籍『面白いほどよくわかる! 哲学の本』を読みたい方はこちら↓
ソクラテスのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『ソクラテスのおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったソクラテスの本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!