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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、つかこうへいのおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへい正伝 1968-1982』
- つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『つかこうへい正伝 1968-1982』
- 2位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『飛龍伝』
- 3位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへいの世界 ─消された〈知〉─』
- つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『つかこうへいの世界 ─消された〈知〉─』
- 4位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『銀幕の果てに』
- 5位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへい戯曲・シナリオ作品集〈3〉』
- 6位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『熱海殺人事件』
- つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『熱海殺人事件』
- 7位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『国ゆたかにして義を忘れ (河出文庫)』
- つかこうへいのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへい正伝 1968-1982』
つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『つかこうへい正伝 1968-1982』
つかこうへいの世界には、僕は小説から入ったくちで演劇はシアターχの「今日子」からです。観劇仲間の先輩から前はどんだけすごかったか芝居を見るたびに聞かされていました。三日間本の中に沈むように読み続けました。演劇の神様が、長谷川康夫さんに書かせた本。大作、傑作です。
つかこうへいファンの期待どおり「らしいなあ」というエピソードが時系列に沿って次々と紹介されていきます。長谷川さんの、つかさんの美学を貫いた筆致に、きっとここには書かないこともたくあるんだろうなあと想像してしまいます。
長谷川さん、そうは言うけれど、筧利夫さんと富田靖子の『飛龍伝』の千穐楽は素晴らしかったんですよ。この講演には三回行きましたが、千穐楽を見てこれがもしかしたら昔のつかこうへいの舞台の空気だったのかなと…。でもそれはやはり全く別の舞台なんですよね、もっと早く生まれて、見たかったなあ。
この作品は私小説としても素晴らしい。直木賞(そんなものもらわなくてもこの本の価値には関係ありませんが)はぜひ長谷川康夫先生に!
500頁を超える大作なのだが,一気に読了した。
続編を期待するほど大変面白かった。
(小説,エッセイ制作過程の秘話は少なからずショックを受けたが。)
「蒲田行進曲」のヤスこと長谷川康夫氏は,「銀ちゃんが逝く」のヤスとなり,
銀ちゃんことつかこうへいを愛憎入り交じった末に見事に刺しきった。
そして,刺された腹部を見て,つかこうへいは次のように言うのだろう。
「うん,いい火加減だ!」
つかファンならずともお薦めの書である。
つかこうへいのおすすめ作品・書籍『つかこうへい正伝 1968-1982』を読みたい方はこちら↓
2位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『飛龍伝』
つかこうへいのおすすめ作品・書籍『飛龍伝』を読みたい方はこちら↓
3位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへいの世界 ─消された〈知〉─』
つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『つかこうへいの世界 ─消された〈知〉─』
つかのことが必ずしも好きなファンからのラブコールではなくて、「苦手」とか「違和感ある」と表明する論者たちからの言説の切り口は鋭く、過去に自分の観た舞台を、当時の自分が気付かなかった視点で振りかえらせてくれる。
私もその一人だが、そんなつかこうへいについての小論を集めた本書は、実に面白かった。それぞれの小論について「そうそう、そうだよなぁ」とか「え~、何言っているの?」とか、「知らなかったなぁ~」などなど、いろいろな思いを持ちながら読むことができた。それだけ多角的につかこうへいを論じていると言える(読みながら思い続けていたことの一つが、芝居と脚本は別物であるということだった。乱暴に言えば、つかの登場がそれを決定づけたと言ってもいいのかもしれない)。
つかを知っている人はつかの魅力を再発見するだろうし、つかを知らない世代の人は、この書を通してつかという演劇人のことを知って欲しい。
とにかく是非読んで欲しい、お勧めの一冊である。
惜しむらくは、「北区」や「北海道」などで行ったつかの「晩年」の活動に絞った小論が欲しかった(この書の趣旨に外れることは分かるが)。
つかこうへいのおすすめ作品・書籍『つかこうへいの世界 ─消された〈知〉─』を読みたい方はこちら↓
4位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『銀幕の果てに』
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5位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『つかこうへい戯曲・シナリオ作品集〈3〉』
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6位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『熱海殺人事件』
つかこうへいのおすすめ作品・書籍レビュー│『熱海殺人事件』
奇想天外、まさしくジェットコースタームービーの走りです。
仲代達也、志穂美悦子などなどハードボイルドでアバンギャルドな映画です。今では創れません。
是非、昭和が香る映画を自宅のリビングでお楽しみください。
高いですが一家に一本。
3種類の熱海殺人事件の戯曲+小説版が収録されています。どれも生で舞台を見た時と同じくらいの衝撃でした。
来年も上演されるそうなので是非見たいです。伝兵衛部長、大好きです
つかこうへいのおすすめ作品・書籍『熱海殺人事件』を読みたい方はこちら↓
7位. つかこうへいのおすすめ作品・書籍│『国ゆたかにして義を忘れ (河出文庫)』
つかこうへいのおすすめ作品・書籍『国ゆたかにして義を忘れ (河出文庫)』を読みたい方はこちら↓
つかこうへいのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『つかこうへいのおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったつかこうへいの作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!