【2023年】筒井康隆のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、筒井康隆のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を紹介していきます!

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1位. おすすめ作品・書籍│『時をかける少女』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
課後の理科実験室で、ガラスの割れる音がひびいた。床の上で、試験管から流れ出た液体が白い湯気のようなものをたてていた。甘くなつかしいかおり…、そのにおいをかいだ芳山和子はゆっくりと床に倒れふしてしまった―。それ以来、和子のまわりで不思議な事件が次々と起こった。夢をみているのかしら、それともこのわたしだけ時間が逆もどりしているのかしら?和子は同級生の深町一夫と浅倉吾朗に相談するのだが…。

おすすめ作品・書籍レビュー│『時をかける少女』筒井康隆

レビュー
2006年に公開された映画(アニメ)がとても面白くて、原作を思わず買ってしまいました。

確かに時代を思わせる台詞や描写が多々ありますが、そんなこと気になりません!映画版とは主人公のキャラが違い、これはこれで新鮮味がありました。私もこの小説が短編だと知って驚きました。でも結構内容は濃く感じ、それでいてしっかり少年・少女向けの小説であることを知って納得させられました。これを読んで映画も観たらより一層面白くなると思います。

レビュー
少年少女を主人公にした3つの短篇が収められたジュブナイル小説集。

表題作は、何度となく映像化されてきたため長編小説だと思い込んでいたが、100頁あまりの短篇だということに驚かされた。巻末にこの作品の出自が載っているが、収録された作品の初出はいずれも少年少女向けの雑誌だったということで納得した。

これら少年少女たちのまっすぐな気持ちがあらわされた作品は、主人公たちと同じ年代からは共感をもって受け入れられ、大人には懐かしさをもって受け入れられるだろう。

言葉づかいや登場人物の名前に時代を感じるところもあるが、好奇心をかき立てるSF仕立ての作品そのものが持つ物語の面白さは、現在でも風化することなく健在だといえる。

レビュー
もはやコメントする意味もないほど同感です。
僕が読んだ最初のSFであり、最高のSFであります。
なんという清廉な透明感。恋に未体験な少年少女であってすら共感出来るであろう切なさ。
そして「ケン・ソゴル」という,21世紀になって尚未来を感じる響きのネーミング。
マンガ化され、映画化されても、原作本から醸し出て来る胸キュン的香りは絶対に表現できましぇーん。。。 
このような路線の学園SFドラマは数多くあれど、唯一無比の孤高の存在。それが元祖「時をかける少女」なのです。

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おすすめ作品・書籍│『時をかける少女』

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2位. おすすめ作品・書籍│『旅のラゴス(新潮文庫)』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か? 異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

おすすめ作品・書籍レビュー│『旅のラゴス(新潮文庫)』筒井康隆

レビュー
主人公が旅に出てそこで色々な人と出会い様々な経験をしていく物語です。その1つ1つに面白みやしんみりと来るところがあり良かった。後半のゼーラやドネルのような別れは別れを惜しむと同時に新たな道を進もうと応援してくれる感じで旅の最終に相応しいと思った。また主人公の残せるものはきちんと残していった点も良。次に向けて清々しい気持ちになりました。

本作の主題である旅について主人公は旅の目的はなんだっていいといい、旅する上でやりたいことがあり、それが終わればまたやりたいことをする。
自分の人生なんだからとかく考えず自由にやりたいことをやっていきたいなと思いました。

レビュー
才能ある作家が、新しい試みと研究を怠らず、
規制の枠に挑戦し、体制とも戦いつづけて、
そんな50年を経過すると、こんな小説がかけるようになる、
そんな印象でした。

穏やかな、シンプルな枯れた筆致の先に、
筆者の透徹した人生観に照らし出された、
人々の情感や情念が丹念に描き出されています。

筒井作品としては異色かもしれませんが、
過去か未来か、宇宙の果てか別の次元かもわからない、
しかし確かな実感のある世界観へと、
グイグイ引き込まれていくドライブ力は、
まちがいなく筒井作品です。
文句なしの星五つです。

レビュー
読み終わって なんだこりゃ って感じなんだけど 他のどの本よりも 人の人生というものを感じてしまう。

人間 産まれて 生きて 死んでゆく のだけれど・・ 人の悩みとか 苦しみとか 楽しみとか・・全てひっくるめて清々しいというか
読み終わって こんな感じになった本は初めてです。
人生 旅だよね 自分の人生も ラゴスと違うけどなかなか良いのじゃないのか なんて思えてしまう
何かに 行き詰った人 必読です。

筒井康隆のおすすめ作品・書籍旅のラゴス(新潮文庫)(筒井康隆)を読みたい方はこちら↓

『旅のラゴス(新潮文庫)』を読む

3位. おすすめ作品・書籍│『緑魔の町』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
仲の良かったクラスメートも、優しい家族も、みんなぼくにつめたい目を向ける。市役所の記録からもぼくのデータが消えている。ここはいったい…!?だれも自分のことを知らない世界にいきなり放り込まれた武夫の運命は!?「時をかける少女」の筒井康隆が描くSFジュブナイル「緑魔の町」他、仲良し女の子3人組が、魔法のテレビで夢をかなえる「デラックス狂詩曲」を収録。小学上級から。

おすすめ作品・書籍レビュー│『緑魔の町』筒井康隆

レビュー
ジュブナイルであり、中学生以下が読めば単純に怖い。

浅読みしかできない大人が読めばただのお子様向け。

 お子様向けなどと言う先入観を捨て、腰を据えてじっくり読めば

根元的な恐怖にはまることができるでしょう。

筒井ホラーから、飾りや技巧をすべて取り去って純化させた作品です。

レビュー
同級生の藤田に倉庫に閉じ込められてしまった武夫。
やっとのことで抜け出すが、戻った町はどこかおかしい。
馬鹿で弱いはずの藤田に突き飛ばされ、家に帰るとかわいがってくれていた両親に「お前など知らない」と追い出されて…

内容の割に、読んでいるときは怖さを感じました。
しつこいほどの読点と繰り返される「気ちがい」という言葉が印象に残っています。
浮浪児だ、気ちがいだ、と嘲笑される町…行きたくないなあ。
ラストも、ジュブナイルにしてはかなりブラックだったと思いました。
嫌いじゃないです。

レビュー
なぜか印象に残る筒井ジュニアSF作品です。
学校の倉庫に閉じ込められた主人公。その間に地球は宇宙人に乗っ取られ、親までが乗り移られるといった導入・・・。
まことに大雑把なプロットだが、ジュニアが読めば面白いと思う。
「げっ、母親の正体がアカなめだったとは・・・」などなど、妙に印象に残る作品である。
また挿絵もいい味出している。

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それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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おすすめ作品・書籍│『緑魔の町』

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4位. おすすめ作品・書籍│『にぎやかな未来 (角川文庫)』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
「超能力」「星は生きている」「最終兵器の漂流」「怪物たちの夜」「007入社す」「コドモのカミサマ」「無人警察」「にぎやかな未来」など、41篇の名ショートショートを収録。

おすすめ作品・書籍レビュー│『にぎやかな未来 (角川文庫)』筒井康隆

レビュー
 星新一氏とはひと味違った不条理な魅力を持ったショートショート集です。

 その中での私のお気に入りは

 「亭主調理法」   冗談のような話の進み方にびっくりしながら魅了されました。

 「我輩の執念」   オチは典型的なのですが、オチに至るまでの過程がすごいです。

 「パチンコ必勝原理」肩すかし系ショートショートの傑作。

 「神様と仏さま」  力の均衡がもたらした不条理の悲劇がコミカルに描かれています。

 「お助け」     強大な力がもたらす孤独と恐怖を描いた本書の最高傑作です。!!!!

 「にぎやかな未来」 皮肉の効いたラストがすごいです!!!

レビュー
高校生の時、もっとも好きな筒井作品であった。

昭和元禄の世相を大きく反映した作品集ですが、
バカバカしいもの、シュールなもの、詩情あるもの、と作風は豊富です。

個人的には、『お助け』(ゆっくりと味わう死の恐怖:江戸川乱歩氏激賞)、『池猫』(子ども時代特有の怪奇ノスタルジー)が好きです。

今、30代なので読んだら評価が変わるかもしれませんが、
当時は『緑魔の町』とならび大好きな作品でした。

なつかしいおすすめ作品集です。

レビュー
奥の深い筒井作品の世界に入ってしまって、さて一体何から読んだらいいのか分からない・・・とお悩みのあなた、この本から入ってみては如何でしょうか?

短編集ですから、興味を持ったタイトルから次々読んでいくと・・・あら不思議、最後まで読み切ってしまいます。

拒絶反応がなければ、短編集を幾つか読まれたらいいでしょう。どれも病みつきになります。

1年後、貴方は「ツツイスト」と呼ばれるようになっていることでしょう。

筒井康隆のおすすめ作品・書籍にぎやかな未来 (角川文庫)(筒井康隆)を読みたい方はこちら↓

『にぎやかな未来 (角川文庫)』を読む

5位. おすすめ作品・書籍│『パプリカ (新潮文庫)』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
同名アニメ映画の原作。精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者・サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する!

おすすめ作品・書籍レビュー│『パプリカ (新潮文庫)』筒井康隆

レビュー
「無意識」が、ヒソカに流行っているのでしょうか。

この本も、映画化されるそうです。

かなり昔に書かれた本ですが、古さを感じさせず

おもしろく読めました。

ユングやフロイトをかじったことがある人が読むと

いっそうおもしろい、と思われます。

もちろんかじってなくても、グイグイひきこまれて

ひっぱっていかれそうです。

夢の怖さ、不思議さ。ワケ分からん中にも、

実は意味があったりすることが、興味深く

描写されてます。

主役のパプリカちゃん、魅力的ですね。

余談ですが、バーテンダーさんたちの生き方は、

実はかなり貴重なものなのかも?と思わせ

られました。(心理学者の河合隼雄さんも

「ただお皿を洗ってるだけで幸せな人がおられる」

と、著書で言われてましたし)

レビュー
個人的にアニメから入った作品だが、17年の時を経た今読んでも新鮮なおもしろさを感じさせる。またSFミステリー的な作品ながら、作品を読む自分自身も夢に対していろんなことを想像させられた。改めて完成度の高さを感じた。
レビュー
筒井作品を読むたびに、この人は天才なんだな、と痛感する。テンポの良い文章、大衆受けする話しの練り方・・・。
今回の作品も、本当にそんな世界が繰るような錯覚に陥ってしまう。最後の終わり方が勧善懲悪気味だったのが多少気になったが、やはり私はこの人の文章のとりこだと思った。

筒井康隆のおすすめ作品・書籍パプリカ (新潮文庫)(筒井康隆)を読みたい方はこちら↓

『パプリカ (新潮文庫)』を読む

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6位. おすすめ作品・書籍│『七瀬ふたたび (新潮文庫)』筒井康隆

七瀬ふたたび (新潮文庫)(筒井康隆)は、を紹介しています!

【作品・書籍の内容】
生まれながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生まれてはじめて同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持ち主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と壮絶なバトルを繰り広げる!

おすすめ作品・書籍レビュー│『七瀬ふたたび (新潮文庫)』筒井康隆

レビュー
前作『家族八景』では超能力者・七瀬は主人公というよりは狂言回しであり、彼女が住み込む個々の家庭の住人たちが真の主人公でした。しかし、筒井康隆は七瀬をそれだけの存在にしておくには惜しいと思ったようで、彼女を本当の主人公に据えた続編を書きましした。それがこの『七瀬ふたたび』です。NHKでドラマ化されたりもして、私も見てました。
本作は超能力者が登場する一般的なSF小説とは大きく異なります。七瀬を初めとする超能力者たちがバッタバッタと敵をなぎ倒すなんてことはありません。ひたすら描かれるのは、現代社会において超能力者が生きていくのがいかに大変なことかという、その苦労です。その辺りは筒井康隆による内部からのSF批判ととれないこともなく、ひねくれ者の筒井らしい作品と言えますね。
レビュー
家族八景の続編。美貌の女性火田七瀬は、相手の心を読むことのできる能力をもつ。そんな七瀬が出会う、いろいろな超能力者。そして七瀬たちの抹殺を狙う謎の集団。次々やられる仲間たち、七瀬たちは、生き残れるのか・・・。
孤独な超能力者たちの邂逅、追い詰めながらも必死で反撃する七瀬の可憐さが、「追われる系の話」の暗さの中で光ります。
これまた、何度読んでも、その度に、強い印象が残る本です。たぶん、一生忘れない本でしょう。
レビュー
家族八景、七瀬ふたたび、エディプスの恋人、この三作品を全て読むきっかけになったのがこの作品。超能力者である「七瀬」の物語なのだが、彼女は様々な「美しさ」を備えている。「七瀬」が触れ合う人物達との葛藤、自身との葛藤で魅せる美しさに、ドップリハマった思い出の一冊。

筒井康隆のおすすめ作品・書籍七瀬ふたたび (新潮文庫)(筒井康隆)を読みたい方はこちら↓

『七瀬ふたたび (新潮文庫)』を読む

7位. おすすめ作品・書籍│『おれに関する噂(新潮文庫)』筒井康隆

【作品・書籍の内容】
テレビのニュース・アナが、だしぬけにおれのことを喋りはじめた―「森下ツトムさんは今日、タイピストをお茶に誘いましたが、ことわられてしまいました」。続いて、新聞が、週刊誌が、おれの噂を書きたてる。なぜ、平凡なサラリーマンであるおれのことを、マスコミはさわぎたてるのか?黒い笑いと恐怖にみちた表題作、ほか『怪奇たたみ男』など、あなたを狂気の世界に誘う11編。

おすすめ作品・書籍レビュー│『おれに関する噂(新潮文庫)』筒井康隆

レビュー
筒井氏の作風が、時期によって大きく変化していったことは有名ですが、本書は、「メタモルフォセス群島」や「宇宙衛生博覧会」などとならんで、ウェルメイドなSF短編を量産していた時期の代表作と言えると思います。(この後は、徐々に実験的色彩が強くなっていきます。)
表題作は、筒井氏の得意としていたマスコミものですが、もちろん、当時はインターネットなど影も形もなかった時代で、これや「48億の妄想」などを今読みかえすと、当時は純粋なギャグであったものが、もはやあまりシャレになっていないことに驚かされます。そういう時代背景を考えて、筒井氏の予見力を鑑賞してみるのも一つの読み方ではないでしょうか。
レビュー
筒井氏の作品は、あまり読んでいないのですが、若い頃に読んで圧倒されたのが、この傑作短編集です。「おれに関する噂」、「熊の木本線」、「怪奇たたみ男」など、当時の筒井氏のパブリック・イメージを創り上げた傑作短編ばかりで、超面白いです。中でも、一番好きなのが、夢SFの傑作である「だばだば杉」です。この作品の最後のオチには、《愕然》としました。今でも、この《オチ》は、鮮明に心の中に焼き付いています。筒井氏の数多い作品の中でも、十本の指に入るぐらいの《傑作短編集》だと思うので、未読の方には、ぜひオススメします。
レビュー
20歳当時はただただ爆笑しながら読んだが、
40年ぶりに再読してみると、作家の予知能力に畏怖さえ覚える。

表題作「おれに関する噂」はSNS(に振り回される人々)を見事に予言しているし、
「養豚の実際」もまた、AIの出現をズバリと言い当てている。
「だばだば杉」はある種の覚せい剤効果ともとれないこともないし、
不謹慎を承知で書くと「幸福の限界」はあの花火大会歩道橋事故を髣髴とさせ、
「通いの軍隊」はPKOをすら想起させる。

予知予言の類いではないものの、「YAH!」「心臓に悪い」についても
その笑の奥に、現代社会に住むストレス多き私たちが抱える潜在的不安が見え隠れする。

いやまったく恐ろしい、しかし実に面白い。
 

筒井康隆のおすすめ作品・書籍おれに関する噂(新潮文庫)(筒井康隆)を読みたい方はこちら↓

『おれに関する噂(新潮文庫)』を読む

筒井康隆のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『筒井康隆のおすすめ作品・書籍ランキング7冊』いかがでしたか?

ぜひ、気になった筒井康隆の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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