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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、山崎豊子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を紹介していきます!
目次
- 1位. おすすめ作品・書籍│『大地の子と私』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『大地の子と私』山崎豊子
- 2位. おすすめ作品・書籍│『不毛地帯 第一巻(新潮文庫)』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『不毛地帯 第一巻(新潮文庫)』山崎豊子
- 3位. おすすめ作品・書籍│『華麗なる一族(上)(新潮文庫)』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『華麗なる一族(上)(新潮文庫)』山崎豊子
- 4位. おすすめ作品・書籍│『大地の子(一)』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『大地の子(一)』山崎豊子
- 5位. おすすめ作品・書籍│『約束の海(新潮文庫)』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『約束の海(新潮文庫)』山崎豊子
- 6位. おすすめ作品・書籍│『白い巨塔(一~五) 合本版』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『白い巨塔(一~五) 合本版』山崎豊子
- 7位. おすすめ作品・書籍│『花のれん(新潮文庫)』山崎豊子
- おすすめ作品・書籍レビュー│『花のれん(新潮文庫)』山崎豊子
- 山崎豊子のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. おすすめ作品・書籍│『大地の子と私』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
胡燿邦総書記との中南海での異例の会見、労働改造所、未開放地区へのはじめての取材、「三度捨てないで」と叫ぶ戦争孤児たち…。日本中を涙と感動でつつむ『大地の子』、その構想から完成までの八年間の秘話。
おすすめ作品・書籍レビュー│『大地の子と私』山崎豊子

内容的には雑誌への投稿や対談が多いため繰り返しが多いがそれでも得るものが大きいと思う。

私の興味は中国語のセリフをどうやって覚えたのか?ということでした。
この本を読んで撮影にも大変な苦労があったとわかりました。
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2位. おすすめ作品・書籍│『不毛地帯 第一巻(新潮文庫)』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
拷問、飢餓、強制労働――11年に及ぶ地獄のシベリア抑留から生還した壹岐正は、第2の人生を商社マンとして生きる事を決意する。「商戦」という新たな戦いに身を投じ、戦後日本の高度成長を陰に陽に担った男を活写する、記念碑的長編。
おすすめ作品・書籍レビュー│『不毛地帯 第一巻(新潮文庫)』山崎豊子


長編小説が苦手な私だが、モデルとなった瀬島龍三氏に興味をもち何の気なしに読み始めたが、シベリア抑留生活を描いた冒頭からどんどん引き込まれていき、4巻にわたるこの長編を一気に読んでしまった。
何がそんなに魅力なのか?それは壱岐正の研ぎ澄まされた知性とニヒリズムなのかもしれない。
山崎豊子のおすすめ作品・書籍『不毛地帯 第一巻(新潮文庫)(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
3位. おすすめ作品・書籍│『華麗なる一族(上)(新潮文庫)』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
木村拓哉主演のドラマ原作。業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構〈銀行〉を徹底的に取材した力作。
おすすめ作品・書籍レビュー│『華麗なる一族(上)(新潮文庫)』山崎豊子

取材と金融の基礎勉強に半年も費やしたとのこと。
まさに超大作です。「上」「中」「下」巻というボリュームも気にならず一気に読めます。
金融再編による銀行の合併というテーマを既に昭和48年に書いていたなんて信じられません。まさに脱帽という感じです。
親子の愛憎、妻妾同居、政略結婚など様々な人間模様も織り込まれ相当読み応えがあります。
しばらく山崎豊子の作品に夢中になりそうです。

やはりドラマの1回目を見て購入を決めたのですが、ドラマの脚本は原作を再構築しているので原作を読むときもエピソ−ドの順番を変えていたりされていて、2度楽しめます。
鉄平に焦点を当てたTVと違い、原作では大介を中心に銀平や銀行運営自体にも視線をあわせ、大経済小説の側面も大きく持っている。
ぐいぐいと引き込む文体に引きずられ、読み込んで行くうちに濃厚な内容に体力を奪われて行きそうになり、それでもやめられない面白さです(笑)
女流作家でありながら、男社会を描ききった筆力には感服です。
我が勢力を守るため、娘までを利用する大介に戦国武将の姿を見、銀行再編とはまさに戦国時代だったのかとも思います。
山崎豊子のおすすめ作品・書籍『華麗なる一族(上)(新潮文庫)(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
4位. おすすめ作品・書籍│『大地の子(一)』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
陸一心は敗戦直後に祖父と母を喪い、娘とは生き別れになった日本人戦争孤児である。日本人であるがゆえに、彼は文化大革命のリンチを受け、内蒙古の労働改造所に送られて、スパイの罪状で十五年の刑を宣告された。使役の日々の中で一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。
おすすめ作品・書籍レビュー│『大地の子(一)』山崎豊子

文化大革命の悲劇、日中合同の製鉄所完成までの過程など、豊富で緻密な取材力を基にした描写の凄さ、またそこに悲喜交々の人間ドラマを絡めていく上手さに、読者は作品世界へ一気に引き込まれます。
何より私は主人公、陸一心の生き方に感銘を受けます。度重なる困難にも信念を曲げることなく対処し、正直に真摯に生きる姿に。そして作品全体を通じ、戦争による悲劇を知ることで、平和の尊さを改めて認識させられました。

山崎豊子のおすすめ作品・書籍『大地の子(一)(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
5位. おすすめ作品・書籍│『約束の海(新潮文庫)』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
海上自衛隊の潜水艦「くにしお」と釣り船が衝突、多数の犠牲者が出る惨事に。マスコミの批判、遺族対応、海難審判……若き乗組員・花巻朔太郎二尉は苛酷な試練に直面する。真珠湾攻撃時に米軍の捕虜第一号となった旧帝国海軍少尉を父に持つ花巻。時代に翻弄され、抗う父子百年の物語が幕を開ける。自衛隊とは、平和とは、戦争とは。構想三十年、国民作家が遺した最後の傑作長篇小説。
おすすめ作品・書籍レビュー│『約束の海(新潮文庫)』山崎豊子

連載途中に亡くなられたため遺作となった本作ですが、完結していれば新たな代表作になったものと残念に思います。
集団的自衛権について首相が拡大解釈をして海外での武力行使を是認するような発言をしており、必然的に自衛隊の存在がクローズアップされています。
戦争をしないための武力を私達がどうしたいのか、本作を読みながらあらためて考えさせられました。
山崎さんの作品は実在の人物をベースにすることが多くそれゆえ作品にリアリティが感じられるのですが、本作の主人公については本作オリジナルの人物のようです。それでいてこのリアリティには驚かされます。
山崎ファンとして本作の完結を読むことができず本当に残念ですが、最期まで作家であられた山崎さんに敬意と追悼の意を表したいと思います。合掌

海上自衛隊の潜水艦乗員の海難事故を頂点に動き出したばかりの物語が、時代を遡って昭和20年の真珠湾攻撃。日本軍としては初めての捕虜となる潜水艇乗員の物語に繋がっていく展開。かつての「二つの祖国」と重ね合わせられるような、奇抜な展開の物語。
全作を完読できない残念さとともに、今更ながらに山崎豊子さんの取材力と想像力に敬服の作品です。あらためて、山崎豊子さんに哀悼の意を表します。
山崎豊子のおすすめ作品・書籍『約束の海(新潮文庫)(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
6位. おすすめ作品・書籍│『白い巨塔(一~五) 合本版』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。華麗なるメスさばきでマスコミでも脚光を浴びる彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌悪し、他大学からの招聘を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとするが…。教授選挙に絡む利権をめぐり蠢く人間模様を描いた医療サスペンスの傑作!
おすすめ作品・書籍レビュー│『白い巨塔(一~五) 合本版』山崎豊子

著者の山崎豊子氏の作品はどれも面白いが、個人的には、やはりこの「白い巨塔」と「沈まぬ太陽」が双璧かなと。
個人的に印象に残った点を数点だけ。
・里見の生き方
高潔な生き方だと思ったが、彼のように生きることは自他共に大変であり、必ずしも正義だとは思えなかった。
何が正しいのかを考えさせられた。
・ガンセンターでの働き方
「これからは権威が一人で治すのではなく、各々専門家が結集して、ガンを治していく時代が来ると確信した。」
上記のようなニュアンスの描写があったが、これは医療だけでなく、様々な研究分野や仕事でも通じるのではないかと感じた。
他にも何点もあるが、書ききれないので。
非常に示唆に富んだ内容だと思う。素直に名著だと思った。
山崎豊子のおすすめ作品・書籍『白い巨塔(一~五) 合本版(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
7位. おすすめ作品・書籍│『花のれん(新潮文庫)』山崎豊子
【作品・書籍の内容】
船場に嫁いだ多加は頼りない夫を立ててよく働くが、夫は寄席道楽に耽って店を潰す。いっそ道楽を本業にという多加の勧めで場末の寄席を買った夫は、借財を残したまま妾宅で死亡する。多加のなりふりかまわぬ金儲けが始まった。金貸しの老婆に取入り、師匠たちの背中まで拭い、ライバルの寄席のお茶子頭を引抜く──。大阪商人のど根性に徹した女興業師の生涯を描く直木賞受賞作。
おすすめ作品・書籍レビュー│『花のれん(新潮文庫)』山崎豊子


いまから約60年前に書かれた小説なのに、文章は現代的で
みずみずしく、少しも古さを感じさせない。臨場感あふれる
戦前の上方の寄席小屋や大阪商人の世界にぐいぐい引きこまれた。
ヒロイン河島多加のモデルは、吉本興業の創業者・吉本せい。
大阪商人の、しかも女の「ど根性」物語であるが、それもこれも
もとをただせば商売そっちのけで芸人遊びや愛人にうつつをぬかす
だめんずな夫が原因。家庭の愛から遠ざかり、商売一筋の世界に
邁進していく主人公の人生は必死であるだけにせつない。
エンタツ・アチャコ、桂春団治などの芸人も実名で登場して
ノンフィクションの趣きもあり、知恵と度胸の商売法のヒントは
ビジネス書としても、エンターテインメントとしても面白い。
山崎豊子のおすすめ作品・書籍『花のれん(新潮文庫)(山崎豊子)』を読みたい方はこちら↓
山崎豊子のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『山崎豊子のおすすめ作品・書籍ランキング7冊』いかがでしたか?
ぜひ、気になった山崎豊子の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!
