【2023年】町田康のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、町田康のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を紹介していきます!

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1位. おすすめ作品・書籍│『記憶の盆おどり』町田康

【作品・書籍の内容】
作家の「私」は昨年の暮れに酒を断ち、もうすぐ一年になる。積年の大酒がたたって、記憶が飛んでしまうようになったために、やめたのだ。それでもなお、記憶がすっぽり抜け落ちることがある。そんな秋の頃、「私」の自宅を謎めいた美女が訪ねてくる……。洗練された文章が読む者を酔い心地にする幻想綺譚。 

『記憶の盆おどり』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『記憶の盆おどり』町田康

レビュー
往年の筒井康隆作品のような悪夢的な不条理。町田康ならではの言葉によって作られた退廃的で蠱惑的なその空間が生々しく感じられる。キャリアの中では芥川賞受賞作の「きれぎれ」に近い手触り。パンク侍以降のスラップスティックな時代物も素晴らしいが、こういう作品ももっと読ませて欲しい。
レビュー
記憶の曖昧さ、不確かさ、自己の輪郭が溶解していくような感覚が不思議な味わいを醸し出している短編だと思いました。
 

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おすすめ作品・書籍│『記憶の盆おどり』

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2位. おすすめ作品・書籍│『告白 (中公文庫)』町田康

【作品・書籍の内容】
人はなぜ人を殺すのか――。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。

『告白 (中公文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『告白 (中公文庫)』町田康

 
レビュー
時代物はなんとなく敬遠してきたのですが、なぜもっと早く読まなかったのかと後悔するほどの大名著。これは犯罪奇譚などではない、これほどまでに、私たちを含めた「ごくごく平凡な人間の自意識の中の中」までを描き切った作品がほかにあるだろうか。最後は嗚咽が止まらなかった。傑作。
レビュー
小説のなかで、私にとってはどうでもいいことでだらだらぐるぐると考えをめぐらす主人公の熊太郎。自分だったらこうはしないのに!とか、熊太郎の馬鹿!とか思えるのは、それだけ熊太郎が小説の域をこえて、私にとって本当の人間として動き出した証拠のようにも思えます。ほか登場人物に関しても、怒りが込み上げすぎて、しばらく読みたくなくなっちゃったことも、この小説のすごいところなんだろうと思います。
最後のシーンは、もうやりばのない気持ちで、涙がだらだらと流れました。本当に良い小説。人間はたったひとりでも絶望出来ると思ったら、どうしようもなくなりました。
 

町田康のおすすめ作品・書籍告白 (中公文庫)(町田康)を読みたい方はこちら↓

『告白 (中公文庫)』を読む

3位. おすすめ作品・書籍│『パンク侍、斬られて候 (角川文庫)』町田康

【作品・書籍の内容】
江戸時代。ある晴天の日。街道沿いの茶店に腰かけていた牢人は、そこにいた、盲目の娘を連れた巡礼の老人を、抜く手も見せずに太刀を振りかざし、ずばりと斬り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われた牢人・掛十之進は、かの老人が「腹ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき厄災をもたらすに違いないから事前にそれを防止した、と言うのだった……。圧倒的な才能で描かれる諧謔と風刺に満ち満ちた傑作時代小説!!

『パンク侍、斬られて候 (角川文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『パンク侍、斬られて候 (角川文庫)』町田康

レビュー
 普通時代小説って凄く立派な人と悪辣な人と糞餓鬼とド助平と間抜けしか出て来ないのだけども、これはアホがいっぱい出てきて非常に愉しかった。そして流石が日がな一日時代劇を視聴し、夕方から酒を飲んで机の上で踊り出すという町田町蔵だけあって、おおこれは、あああれだな、というテレビ時代劇のパロディがあって、大変嬉しい。真鍋五千郞が乳母車に乗って殺戮という件、中村敦夫を思い出さずにはいられない。ジュディ・オングはいないのだけども。金子みすずであれほど笑ったのは初めてだ。
 
 

町田康のおすすめ作品・書籍パンク侍、斬られて候 (角川文庫)(町田康)を読みたい方はこちら↓

『パンク侍、斬られて候 (角川文庫)』を読む

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4位. おすすめ作品・書籍│『猫にかまけて 猫にかまけてシリーズ (講談社文庫)』町田康

【作品・書籍の内容】
気位が高く威厳に満ちたココア、犬の血が混じっているのではないかと思うほど人懐っこいゲンゾー、遊び好きで無邪気なヘッケ、並外れて気の強い奈奈――縁あって共に暮らした、ちょっと面白い奴ら。手を焼かされ、言い負かされ、それでもいつも一緒にいた。写真と文章で綴った、猫たちとのいとおしい日々。

『猫にかまけて 猫にかまけてシリーズ (講談社文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『猫にかまけて 猫にかまけてシリーズ (講談社文庫)』町田康

レビュー
町田康の独特の語り口で、猫との生活が描かれています。よくある猫日記とはひと味違います。こまかな猫への観察眼は、やはり作家だからでしょうか。まるで猫もしゃべるのではないかというような、いきいきとした描写です。町田ワールドにひきこまれ途中でやめることができなくなってしまいました。猫を飼っている人は、そうそうそうだよねーと思ってにやにやすることが多いだろうし、飼っていない人は自分が飼っている気分で笑って泣けるのではないでしょうか。後半に描かれている捨て猫ヘッケを拾ってから、死ぬまでや、ココアの死の部分では涙なしには読めません。どうしても避けられない同居人たちの死別の悲しみと再生を描いています。
 
レビュー
ちょっと特異な文体でとっつきにくいですが、慣れれば大丈夫でしょう。
家族(猫)との、いや猫に振り回される私(町田氏)の
日常が書かれています。全て保護猫。怪我していたり、病気を持っていたり
さまざまな状態の子達をそのまま受け入れて真正面から向き合っています。
著者の素直な心根がそのまま表現されているのではないでしょうか。
 

町田康のおすすめ作品・書籍猫にかまけて 猫にかまけてシリーズ (講談社文庫)(町田康)を読みたい方はこちら↓

『猫にかまけて 猫にかまけてシリーズ (講談社文庫)』を読む

5位. おすすめ作品・書籍│『夫婦茶碗』町田康

【作品・書籍の内容】
金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。それはメルヘン執筆。こんな〈わたし〉に人生の茶柱は立つのか?! あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行「人間の屑」。すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く! 日本文藝最強の堕天使の傑作二編。

『夫婦茶碗』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『夫婦茶碗』町田康

 
レビュー
「夫婦茶碗」も良いけれど、
併録されているもう一編「人間の屑」がまた面白い。

どうしようもなく労働できない主人公。
これがまさに人間の屑なのだけれど、
屑の弱い心にも優しい部分があり、それが妙にリアル。
ラストにエアガンを連射しながら「僕は和牛だ、わぎゅう」とわめきながら、
やくざの集団に攻撃を仕掛けるシーンはまさに圧巻。

“和牛”という一言で日本人全体を象徴するかのように錯覚させられてしまう。

これは必読の書です。

 
 

町田康のおすすめ作品・書籍夫婦茶碗(町田康)を読みたい方はこちら↓

『夫婦茶碗』を読む

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6位. おすすめ作品・書籍│『浄土 (講談社文庫)』町田康

【作品・書籍の内容】
「私はあなたと別れます。なぜならあなたが途轍もない馬鹿だとわかったからです。足は臭いし、チンポが臭いくせにフェラチオしろと言うし」誰もがみな本音しか言わないすがすがしい街「本音街」、突然現れ日本を大混乱に陥れる巨大怪獣「ギャオスの話」他全七篇。奇想あふれる破天荒なる爆笑暴発小説集!

『浄土 (講談社文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『浄土 (講談社文庫)』町田康

レビュー
 「告白」をまだ読んでいないので何とも言えないんですが、
これを読んで「やっぱり町田康の醍醐味は中短編だ!!」と
思いました。特にこの短編集は町田さん特有の「抜群のリズム感」
「虚無感」が満喫できる仕上がりになっています☆
 特に気に入ったのは「ギャオスの話」。東京に突然ギャオスが
出現…。ありえないんだけど妙にリアルなんです。
「パンク侍斬られて候」と同じく、虫けらのように殺されていく
人たちを、不必要なまでに描写する手法が好きです。
実は町田さんは「命」を大切に思っていると感じます。
レビュー
 町田康さんの本を読むのはこれで数冊めなんですが、相変わらずわけがわからない展開に、いつものごとく圧倒されてしまいました。
 これ普通の人が書くと意味不明の何が言いたいのか理解不能の短編集なのですが、町田さんが書くと、なんとなく意味がわかり、なんとなく言いたいこともわかるような気がする、面白い短編集です。
 ただ好みもあると思いますのですべての人に面白いというものではないと思いますが、我慢して読み進めていくときっと面白さがわかると思うので、ぜひ一読はしてもらいたい書です。
 なんとなく理解しかかったぞー、と読んできたのですが、最後の「自分の群像」で、あえなくまたまた脳みそにしわをよせる意味不明短編。この作品だけはよく理解できなかった。さすが町田先生。ただでは終わらせない(笑)。
 

町田康のおすすめ作品・書籍浄土 (講談社文庫)(町田康)を読みたい方はこちら↓

『浄土 (講談社文庫)』を読む

7位. おすすめ作品・書籍│『ギケイキ 千年の流転 (河出文庫)』町田康

【作品・書籍の内容】
はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪――千年の時を超え、現代に生きる源義経が、自らの物語を語り出す。古典『義経記』が超絶文体で甦る、激烈に滑稽で悲痛な超娯楽大作小説、ここに開幕。

『ギケイキ 千年の流転 (河出文庫)』の詳細内容はこちら

おすすめ作品・書籍レビュー│『ギケイキ 千年の流転 (河出文庫)』町田康

 
レビュー
連載は読んでないが、一気読みした。
パンク大河ドラマというか、町田の掌で物語を延ばしたり、ちじめたりすればよいので、こういうのは書くほうも読むほうも楽だなw
ただ、丁寧に書いてる部分と締め切りに追われて、ずばっと飛ばしてる部分が未調整で、編集が泣いているとは思う。
(弁慶の四国話はちょっと冗漫だった) 漫画でいうと、昔のしりがありみたいな感じかなぁ 音楽でいうと、やはり、町蔵時代の先の読めないステージ回しみたいな粗さは感じる。
ヨシツネは成長できるのか? 兄頼朝はどういうキャラとして登場するのか? 途中で飽きないで最後まで書いてほしいところw
 
レビュー
「告白」とか比べると味が薄いかな。
源義経って人物の存在感の薄さのせいかも。
なんかこう、「あかんかった」ひとですよね。
町田さんは「あかんかった」人物を描くのが得意だからな。
作中で印象に残ったのは木曽義仲。そういえばこの人もあかんかったクチだな。
最後まで読んで「あ、これって続くんじゃんけ」と気が付いた。
ここまでは助走ね。
次はいつ出るのか。楽しみですね。
 

町田康のおすすめ作品・書籍ギケイキ 千年の流転 (河出文庫)(町田康)を読みたい方はこちら↓

『ギケイキ 千年の流転 (河出文庫)』を読む

町田康のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『町田康のおすすめ作品・書籍ランキング7冊』いかがでしたか?

ぜひ、気になった町田康の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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