【2023年】安藤忠雄のおすすめ本・書籍ランキング７冊！年４００冊読む書評ブロガーが紹介！

深い尊敬の念を抱いている。

癌のために５つも臓器摘出をしても尚、精力的に仕事をされているので心配。

普通に考えたら膵臓や脾臓などの重要な臓器がなくて、元気に活動している

こと自体が奇跡としか思えない。

だけど、安藤忠雄氏にはその普通とか常識とかは幼少期からなかったようだ。

最近は食事や適度な運動などで健康管理もしっかりされているようで、少し安心しました。

生涯現役で若い世代に建築だけでなく、多くのものを伝えて欲しいので長生きして頂きたい。

今後も安藤忠雄氏の奇跡を世界中に発信して、日本を代表する建築家として生涯現役

を貫き通して頂きたい。

建築はやはり実際に体験するべきもので、
長い文章で表現するものでは無いと思うのでこれで良いと思います。

気になる建築があれば観に行くべし！

安藤が、ものづくりの感覚を身体化したのは少年時代であるが、それだけで建築家になれるわけではない。二十代の頃、建築において自分の言葉を発見する。自分の言葉とは何か。即ち建築とは理性の力（数学・幾何学）によって秩序化された空間であると。

判り易くいうと、俳句のような建築を目指すべきではないか。俳句は五七五の小さな詩句の中に、大きな世界を内包している。しかもリズムが明確で、季語によって季節感が読み込まれている。安藤は明晰な幾何学の中で、移ろいゆく季節が醸し出す詩情（空間）が好きなのだ。

本書は著者の専門上、内容的に建築論、都市論に重心がおかれ、一般の読者にはいささか難解なのは否めないが、「安藤忠雄」という類まれな対象を中心に据えて語っているので、至極面白い。

由美子夫人に、どうして安藤さんと結婚したのですかとの著者の不躾な問いに、「こんな人には会ったこともないので、ビックリして結婚を決めてしまった」と返ってきた答えが全てを語っている。

古典絵画などは鑑賞するだけですが、現代アートは体験してこそ楽しめます。
本の中に絵や写真はありませんので、ネット検索しながら読み進みました。
こういう読み方も現代アート体験の一種なのかもしれません。

読み応えある1冊です。

人が一度きりの命を燃やせるものと出会う。
それが仕事であるなら、どんなに幸せなことだろう。
この幸せを手に入れるためには、タナボタを待っていてはダメだ。

夢を抱き、その夢に向かって突き進む。
その道程で必要なのは、知恵、勇気、諦めない強さ、他者を尊ぶ心、状況によっては作戦を変更する柔軟性、
誰かと気持ちをつなぐことができる人懐っこさ。
そして自分の信念に対する忠誠心。

時には傷つくし自尊心が潰されそうになるし、すべてを投げ出したくなるくらい絶望的にもなる。
信じていた相手に裏切られることもあるだろう。
それでも何度でも立ち上がり、前に進み続け、ついにはひとつの大きな夢を形にした。
秋元雄史さんの仕事っぷりを、これから社会に出る者たちに私は知ってほしい。
ここには、ゆるくて甘いものからは決して得られない幸せがある。