【2023年】磯田道史のおすすめ本・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、磯田道史のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

目次

\30日間 無料体験中!/
小説 ビジネス書 ライトノベル
40万冊を「無料体験」で聴く

1位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 NHK出版新書』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 NHK出版新書』

レビュー
穏やかで妥当な指摘を平明な文章で綴られてゐると感じました。そして、司馬遼太郎の文学が今までの先人の中でどう位置づけられるかを的確に述べられゐるのには驚きました。具体性を帯びた動態的なもので、その歴史観が歴史にまで影響を与へてゐるとの言は成程と思ひました。司馬遼太郎の原体験である軍隊経験の痛切な思ひが明治時代、江戸時代、戦国時代へと遡って「国盗り物語」を「花神」をといった小説に結実してゐるとの考察は見事なものであります。筆者がまとめた司馬遼太郎の願ひが「共感性ある自己の確立」を為した日本人であれといふ結論は噛みしめるべきメッセージだと存じます。今後は、磯田氏の指摘を踏まへて司馬作品を味はひたいと思ひます。分かりやすく日本といふ歴史世界の可能性を評してくれて心から感謝です。
レビュー
磯田さんの本を初めてよんだ。TVと同じように分かりやすい表現だった。司馬遼太郎の本を読む楽しみを補完してくれた。
勝海舟が咸臨丸が随伴艦だったことなど、知らなかったこともあり、ためになった。
坂の上の雲は2回読んだが、読みきるのが苦しかったため思い入れはなく、磯田さんが昭和に係わる説明を懸命にされてもあまりぴんとこなかった。
レビュー
花神について調べていくうちにこの本にたどり着いたのですが、司馬歴史観とそこに至った遼太郎と昭和初期の時代変遷を(定説ではありますが)わかりやすく解説してあり、筆者の司馬遼太郎愛も感じられます。
磯田氏の若さでは司馬遼太郎をかたるには早いかと思っていましたが、見直しました。
この本を横に、司馬遼太郎の本を読み直そうと思っています。
司馬ファン、磯田ファンには特にオススメします。
レビュー
タイトルのように、司馬作品を大方読んだ人にとっては無理のない解釈が受け入れやすい。作品の前に読んでもよい案内となると思う。

磯田道史のおすすめ本・書籍「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 NHK出版新書を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 NHK出版新書』を読む

スポンサーリンク

2位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『日本史の探偵手帳 (文春文庫)』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『日本史の探偵手帳 (文春文庫)』

レビュー
かなり読み応えのある本でした。

『私は歴史家だからショックなことがあると、古文書を徹底的にたぐって歴史の中を歩いてみる。』
という著者だけあって、戦国武将、明治維新の立役者、江戸時代のアイドル、イケメン、整形などなど、興味深い話が満載でした。
そして現代に起こっていることと、多かれ少なかれ共通点があることは予想してはいたけど、改めてびっくりします。

古文書が発見されるたびに歴史が変わること。
史実とは違う!なんて言っていられません。そんなこと言ったら自分の勉強不足が露呈してしまうということを本から教えられました。

乃木希典の読書法の記述は、日本史に興味なくても読書好きなら共感できるかもしれません。乃木希典が本を読んで何を考えていたのか想像する時間は楽しかったです。

レビュー
古文書などの歴史資料を読み漁った「(自称)歴史探偵」の歴史作家の磯田さんが、その豊富な知識をもとに、型にはまった歴史学者の方では書けない独自の視点で歴史の面白エピソードを綴った解説本兼エッセーといった趣の一冊。磯田さんのファンはもちろん、普段歴史の本を手に取らない方でも、とても楽しめるおすすめの本です。ただ、タイトルに「探偵手帳」とあるので、巷の歴史本で時折見かける「歴史上の○○事件の真犯人は△△だ」といった自説を展開する謎解き本と思われる方がおられるかもしれません。この本はそういう本ではありませんのでその点はご注意を。
レビュー
磯田先生の古文書を調べて磯田史観を述べるエッセイ。といっても、故文書から解読されたなっとくさせられる話が多く、大変楽しく読ませていただいた。若干、内容が何度も被って説明される部分もあり、また、である調の中に、急にですます調が現れたりと、磯田先生が格式張って書かれていないのがなんとなくわかります。それにしても、あれだけテレビ番組や授業、調査をされて、これだけの本を読破し、いろいろなことを記憶され、歴史を広範囲にわたって語れることに驚愕です。正直、すごい人だと思います。個人的な満足度は100点満点中84点といったところです。(^ー^)各題名のつけかたにもセンスがあるとおもいます。
レビュー
“古文書から見るほんとうの日本の歴史”おもしろいです。これお薦めです。

磯田道史のおすすめ本・書籍日本史の探偵手帳 (文春文庫)を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『日本史の探偵手帳 (文春文庫)』を読む

3位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『オランダ商館長が見た 江戸の災害 (講談社現代新書)』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『オランダ商館長が見た 江戸の災害 (講談社現代新書)』

レビュー
オランダのハーグ国立文書館にある商館長の日記を、日本の資料と突き合わせて、解説しています。
私は、第三章のタント商館長の記述に興味をひかれました。
主に、地震による大火災について、江戸時代の人々がどう対処し、どのような行動をとったかが、書かれています。
ふと、現代人ならどのように、対処するか?。
自分なりに考えました。
自転車に乗り、勢おいつけて、火の中を走って、突破する。
アマゾンで、2万円ぐらいの防火服を買っておいて、その服を着て、火の中を突破する。
シュミレーションをして、災害に備えるのは、大切だとこの本を読んで思いました。
水害も、大変だが、火災が一番あぶないな。
磯田さん解説は、11か所あり、ぺージ数にすれば、1割弱書いてあります。
レビュー
江戸期に発生した日本の災害を、長崎に赴任したオランダ商館長達が綿密に書き残してくれた記録が発掘された
江戸参府時に明暦大火に遭遇してしまった第一章がもっとも面白いが、他も面白いの一読を勧めたい

ただ、ほぼ触れられていないに等しい宝永富士山噴火の記録は無かったのだろうか?
江戸市中にも火山灰が降り積もった大噴火を直接遭遇している・いないにかかわらず書き残していないとは思えないのだが、続刊に廻されたのでしょうか
もしそうなら、早めの刊行を願いたいものです

レビュー
面白かった。同時代の異国人から見た江戸の災害が現在進行形で伝えられる感覚でした。
レビュー
日本史の教科書では扱わない「災害の一面」を知ることができました。

磯田道史のおすすめ本・書籍オランダ商館長が見た 江戸の災害 (講談社現代新書)を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『オランダ商館長が見た 江戸の災害 (講談社現代新書)』を読む

スポンサーリンク

4位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『江戸の備忘録 (文春文庫)』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『江戸の備忘録 (文春文庫)』

レビュー
朝日新聞で連載していただけあって、各トピックのボリュームもほどよい。色々な話をさくさく読み進めたい人には良いかも。

「史実は、どこにでも転がっているから、歴史を学んだり調べたりする道は、登山道と同じように、いくらもある。しかし、せっかく歴史を見物するのであれば、なるべく見晴らしのよい歴史の散歩道をのぼってゆきたいものである。わざわざ、人生の大切な時間をついやして、読むならば、いろんな歴史的意味が、そこに含まれているような史話であったり、その人物のことを考えることによって、われわれが生きている現代の社会にものすごく大きなヒントがあたえられたりする伝記であったほうがよい。」

レビュー
歴史好きな人にふる小話にちょうどよいような、歴史のまめ知識が並んだエッセイ集です。
個人的には江戸時代の衆道本の話が印象に残りました。性癖のマニアックさという点ではなかなかレベルが高く、
現代のその手の本がお決まりのシチュエーションに囚われていることに比べ、またしても昔の日本人にたいする尊敬の年を深めました。
レビュー
本当に分かりやすく面白い。子供の頃に学校で習った年号をひたすら記憶するだけの歴史と大違い。もし著者のような観点で、日本の学校で歴史を学べていたら、歴史への興味や理解が高まり、過去の学びを活かした社会作りが出来るかもしれないと、本気で思った。
レビュー
古文書第一主義の歴史家で、それだけに説得力あり今迄の日本歴史ってなんだったのかとも思う。江戸時代を庶民から大名までもその考え方、習慣、社会経済等多方面のことが、あたかも目の前に見えてきそうな感じがする。著者の日本、日本人を肯定的に捉える姿勢に大いに共感する。

磯田道史のおすすめ本・書籍江戸の備忘録 (文春文庫)を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『江戸の備忘録 (文春文庫)』を読む

5位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層』

レビュー
西郷隆盛の行動がいまひとつわからなかったのですが、勝海舟と命がけの交渉をして、江戸が破滅するのを防いだということで、感銘しました。
究極的には、西郷には悲劇が訪れますが。
レビュー
初めに、この本のタイトルを見たとき、英雄たちの選択で、「勝海舟の秘策 江戸城無血開城への道」、「女たちの江戸城無血開城 和宮と篤姫 大奥の闘い‬」、「戦うべきか?退くべきか?最後の将軍 徳川慶喜の決断」、「西郷隆盛の苦悩 なぜ西南戦争は勃発したのか」を見た人はあまり買う意味がないと思いました。実際本屋で手に取り中身を見ると、テレビで放送した内容を、そのまま活字にしたのではなく、磯田さんが初めて読む人にも分かりやすく書き下ろしてくれています。本のサイズA5で、実質、磯田さんの新作の本であると、磯田ファンの私は思いました。
レビュー
勝麟太郎だけの手柄ではないことがよく分かりました。
江戸無血開城に関しては一番分かりやすい本だと思います。
でも高校生はこの本理解するだけでも一か月はかかると思いますけどね。
日本も植民地化されてたかもしれないところをよく救ってくれました。
こんなことの積み重ねで現代があるのですから、みんなももっと学問に励んで欲しいと思います。
国民の基礎学力を上げれば日本は変わりますよ。川崎市19人殺傷事件なども無くなります。
その希望を持って僕も図書館行政にメスを入れていきたいと思います。

磯田道史のおすすめ本・書籍NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層』を読む

スポンサーリンク

6位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― (新潮新書)』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― (新潮新書)』

レビュー
磯田さんの初期の頃の作品です。読んでいて感じたことは、最近出されている本と比べても、書き方も、磯田さんの訴えたいことも、同じようにかんじます。つまり、15年前の本であるのに、古さを感じない。正月にテレビで映画版「武士の家計簿」を先に見てから、この本を読みました。「無私の日本人」のように小説風に書いてあるのかと思いましたが、他の磯田本と同じく、古文書を元に解説されています。この本読んで、武士も大変だなと思いました。私は現代は超個人主義で、大変な時代に生まれたなとずっと思っていました。50年後も読まれる名作。
レビュー
いや~期待通りの内容です。特に以下の記述が大変気に入りました。家禄奉還時、猪山家の家禄(年収)は約135円(今なら405万円)であったが、申請して一括で受け取ったとある。武士の家禄(年収)をやめ退職金を受け取ったということである。
家禄135円の6年分で810円(今なら2,430万円)となるが、これを現金405円と公正証書405円(年利8%)に分割して受け取っている。
ん~ん、会社員の退職一時金と年金に似てるな~と思った次第。
それにしても、八代 猪山成之の海軍省課長の年収が1,235円(今なら、3,600万円)とは凄まじい、対して、官員になれなかった民間企業の士族は年収144が48円(144万円)とある。官民格差です。今の大企業社員と非正規社員の格差もここまではいかない。
レビュー
 岩波新書大石慎三郎著江戸時代の最後の方に廃藩置県が成功した理由としてこの当時藩および武士は経済的に破綻していたという指摘があります。ではそれはどういう風に破綻していたかを考証しているのがこの本です。維新を挟んでいる所が素晴らしい。また磯田先生が資料読解の人であられたことも素晴らしい。他の学者さんの言説も交えつつ磯田史観と言うものを形成していらっしゃいますね!
それに金銭出納帳を徹底的に読み込むことにより人の営為というものを浮き彫りにしていく手法は面白くまたそれだけの記録を後の世に残した一家の存在も言わねばならぬところです。一体他の誰がこんな記録を残そうとするでしょうか。多分算用の御用で暮らしを立てていた家系だからこその奇跡とも言える快挙でしょう。そこにそれを繙く人物が現れた。これは正に稀有の本です!
レビュー
私は「鬼平犯科帳」で時代劇の楽しみの虜になり、「半七捕物帳」「銭形平次捕物控」「剣客商売」など次々と全巻読破いしています。
そんな中で、時代考証の優劣は無論大きく存在しますが、それ以上に、通貨の価値と、一般の武士階級とその他階級の収入と支出を記述した部分で、時代考証以上にチャランポランになっているのが、日本の時代劇の特徴だと思われます。
そんな問題意識を持ちながらも、そんなことは枝葉末節と読み飛ばしていたのが、偽らざる実情です。
そんな日本の時代劇ジャンルに、まさに物差しを提供し、反省を即すかのような本書の価値は、大きなものがあると思います。
この書を座右におきながら、時代劇を楽しんでいこうと新たな決意をしています。
貴重な書物を提供いただき、ありがとうございます。

磯田道史のおすすめ本・書籍武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― (新潮新書)を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― (新潮新書)』を読む

7位. 磯田道史のおすすめ本・書籍│『災害と生きる日本人』

磯田道史のおすすめ本・書籍レビュー│『災害と生きる日本人』

レビュー
災害と戦争から日本史を語っていてとても面白く読んだ。
レビュー
災害を忘れることが多いですが、何が起きても不思議でない日本列島に関する意識を強く持ちました。
レビュー
著者のこれまでの本は気に入り読みましたが、この本も大変内容が理解しやすいと感じましたので、友人達にも勧めています。
レビュー
世紀で見れば、我々日本人は災間で生きている。常に災いを意識した生活を送る上で、先人達が残した歴史から、生き抜くために必要な知性、理性、悟性を鍛練して行かなければならないと考えさせられた良書である。

磯田道史のおすすめ本・書籍災害と生きる日本人を読みたい方はこちら↓

レビュー・口コミの詳細を見る

『災害と生きる日本人』を読む

磯田道史のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『磯田道史のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった磯田道史の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
【Amazon】本を無料で読む方法!

 本を読むときは『Audible』の
『30日間無料体験』がおすすめです!

ライトノベル・小説・ビジネス書など、
400,000冊以上の本が聴き放題!

ぴんと
毎日の料理やジョギング、通勤中など、いつでもどこでも好きな時に聴けるので、1日1冊ラクに本が読めちゃう!
ぴんこ
再生した後でも何回も交換OKだから、
実質無料の「聴き放題サービス」ね!

また、あのメンタリストDaiGoさんも
本を聴くことで1日に3冊は読めるとおすすめしています!

読書やPC作業で目が疲れたときもインプットが続けられますし、移動時間も無駄にならない。

通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

さらに、人気俳優・声優のボイスが、
本の魅力をさらに引き出しているので、
スキマ時間を有効活用したい人は、この機会をお見逃しなく! 

 
\忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる!/

小説 ビジネス書 ラノベ
40万冊を無料体験で聴く!

スポンサーリンク
スポンサーリンク