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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、堺屋太一のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』
- 2位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『平成三十年 (上) (朝日文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『平成三十年 (上) (朝日文庫)』
- 3位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『団塊の後 三度目の日本(毎日文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『団塊の後 三度目の日本(毎日文庫)』
- 4位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫)』
- 5位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』
- 6位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『平成三十年 (下) (朝日文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『平成三十年 (下) (朝日文庫)』
- 7位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『鬼と人と (上) 信長と光秀 (朝日文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『鬼と人と (上) 信長と光秀 (朝日文庫)』
- 堺屋太一のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』

なぜなら、本書には「知価革命」という用語が一度も出てこないからです。『知価革命』は、1980年代に刊行された堺屋氏のベストセラー。その後の堺屋氏の社会経済評論では必ずと言ってよいほど引き合いに出されてきました。その「知価革命」を(少なくとも表面的には)封印して、新たな視点から時代を語ったのが本書です。
時代の変遷やそれを引き起こす要因を知り、世の中を見る眼を養うのにもってこいの一冊です。ここ何年かの堺屋氏の発言内容をまとめたような内容ですが、新しく聞く話もあり、新作感はあります。もう少しページ数があってもよかったかなとも思いますが、コンパクトにまとまっているといえば、それはそれでよいかもしれません。
本書は堺屋氏が亡くなる前の2018年12月に書き終えていたようで、遺作ですが未完成ではなく、最後まで完成した作品となっています。



堺屋太一のおすすめ作品・書籍『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』を読みたい方はこちら↓
『三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて (祥伝社新書)』を読む
2位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『平成三十年 (上) (朝日文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『平成三十年 (上) (朝日文庫)』

読み進みが遅く、まだ下巻に至ってませんが、今後が楽しみです。


今後の日本がどんどんダメになるのが,手に取るようにわかりました.

堺屋太一のおすすめ作品・書籍『平成三十年 (上) (朝日文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『団塊の後 三度目の日本(毎日文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『団塊の後 三度目の日本(毎日文庫)』



閉塞感は、豊かになった国や企業で現時点の将来に向けた施策、対策は?とこ、考えさせられました。

堺屋太一のおすすめ作品・書籍『団塊の後 三度目の日本(毎日文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫)』

常に厳しい現場にありながら秀吉を補佐したこと。しかもほとんどの場合、関係者の意思を統一したことは奨さんに値する。現在の危機管理に適用できる。したがって社員教育の参考となるので紹介した。
堺屋太一のおすすめ作品・書籍『全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 (PHP文庫)』を読みたい方はこちら↓
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5位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』




戦国時代の発展を通して、平成の停滞を解き明かしてくれます。
戦国時代は農業が2倍、商業が3倍と、意外と成長期です。
応仁の乱前後の停滞を払拭するために、戦国大名が技術や文化を他国から多く取り入れたからです。
江戸時代のような停滞に陥りたくなければ読むことを勧めます。
「戦国大名の末路」「作物VS雑草」「女房役と組む」「人を動かすのは利益と恐怖」などを通して、停滞の条件を暴き出し、混乱期の処世術が学べます。
特に3種類の戦国大名、「土着化した旧貴族」「主家乗っ取りの簒奪者」「原始的蓄積から始めて大型化した豪族」の特徴を見ると、今の主流であるホリエモン・落合陽一が「主家乗っ取りの簒奪者」であることが分かります。
時代は今、戦国末期へと近づいています。
織田信長の革命思想と豊臣秀長の女房役をベースに、新しい時代を切り開いていきたいです。
堺屋太一のおすすめ作品・書籍『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』を読みたい方はこちら↓
『歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)』を読む
6位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『平成三十年 (下) (朝日文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『平成三十年 (下) (朝日文庫)』


今の状態では,日本の将来に展望はありません.

悲観も楽観もせずに過ごせそうです。

上巻が平成三十年の未来予想が中心だったのに対し、下巻では行政改革の必要性とそれを妨げる官僚機構との対立が描かれています。
よく耳にする「改革」ですが、現状の打破には具体的に何が必要なのか?
そして官僚機構は必要なはずの「行政改革」をなぜ・どうやって妨げるのか?
これこそが筆者の最も主張したかった事ではないかと思います。
小説内の「改革に抵抗する行政」という構図は現実にもあらゆる分野で見られます。
そうした構図の実態を垣間見る事は、現実の問題を知る上でも助けとなると思います。
興味を感じてこの本を手に取り、上巻については面白いと感じた人が多いにも関わらず、下巻の主題を汲み取れなかった人が多いのであれば少し残念です。
堺屋太一のおすすめ作品・書籍『平成三十年 (下) (朝日文庫)』を読みたい方はこちら↓
7位. 堺屋太一のおすすめ作品・書籍│『鬼と人と (上) 信長と光秀 (朝日文庫)』
堺屋太一のおすすめ作品・書籍レビュー│『鬼と人と (上) 信長と光秀 (朝日文庫)』


場所と時間、出来事を史実に基づき正確に描きながら、両者の心の内を独白形式で交互に述べるという珍しい形式の小説です。
光秀と信長の心理的な距離がじわじわと離れていく様子が絶妙です。
堺屋太一のおすすめ作品・書籍『鬼と人と (上) 信長と光秀 (朝日文庫)』を読みたい方はこちら↓
堺屋太一のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『堺屋太一のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった堺屋太一の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
