【2023年】田山花袋のおすすめ作品・書籍ランキング7冊!年400冊読む書評ブロガーが紹介!

こんちわ、柿田ぴんとです!

今回は、田山花袋のおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!

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1位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『田舎教師 (新潮文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『田舎教師 (新潮文庫)』

レビュー
某新聞の書評を読んで購入しました。ストーリーが特に面白いわけでもなく、涙を流したり大笑いしたりドキドキしたり、そんな場面はほぼありません。逆に、特別でも何でもない事をこんなに滑らかに綺麗に表現できる事は素晴らしいと思います。日本の美しい風景とそれを表現する日本語の美しさをあらためて感じることができます。外国語への翻訳は不可能だろうと思いますが、間違いなく日本文学の名作です。
レビュー
これは本が大好きな祖母へのプレゼントです。とても、読みたかった本みたいで・・すごく、喜んでくれました。
レビュー
この作品が初めて読む田山花袋の作品です
まず、この作品を読んでの感想は、小説もかなり幅が広いのだな〜と思いました。
自分は今まで、いわゆる流行りものの小説しか読みませんでした。ストーリーの面白い物が良い小説だと決め付けていましたが、この作品の風景画のような描写や現実的で切実な生活感のある文章に惹かれてしまいました。
明治文学というと漢字ばかりで読みにくいという印象がありましたが割とすらすら読めました。
他にこのような作品があるのであれば読んでみたいです。
レビュー
The 文学という感じでした。文章を読むだけで、田舎の風景や学校、田畑が脳裏にありありと描くことができました。素晴らしい作品だと思います。

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『田舎教師 (新潮文庫)』を読む

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2位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)』

レビュー
「蒲団」はまずまずだが、「重右衛門の最後」は抜群に面白いですねえ。
レビュー
「蒲団」は既に他書により読了済みであったことから、「重右衛門の最後」を本書で読んだ。私小説の流れの上にある「蒲団」とは異なり、自然(藤田重右衛門と少女)と社会(典型的因習村落としての塩山村)の相克をモチーフとするストーリー・テリングの才には、生硬な文体はさておき、(大袈裟に云えば)後の菊池寛や横溝正史の諸作につながるような煌きを感じた。また、いわゆる若衆宿の記載(168頁)も興味深く読んだ。
レビュー
本書は、『破戒』と並ぶ、日本近代文学の出発点の一つですが、ぶっちゃけ、内容はフツーです、現代の小説では。

田山本人を投影した主人公の小説家が、美しい弟子と「子弟」「男女」の両関係で苦悩し、その関係を清算した後に、ひとり、失恋の悲しみを爆発させる(多分にオヤジくさい色欲も交じっていて、いい具合に気持ち悪い)のですが、ストーリーとしては、現代小説だとごく普通のメロドラマ。

しかし、この暴露本は、当時の永井荷風や尾崎紅葉といった「西洋に感化された文学」としての在り方を根底から覆してしまったのは何となくわかります。というのも、当時は、文学の芸術性がようやく日本の中で認められようとしていたさなか、「こんないかがわしいもの」と鼻をつままれてしまえば、日本における文学のステータスが揺らぐ可能性もあったのではないか、と思うのです。少しオーバーかもしれませんが。

とはいえ、苦悩する”オヤジさん”の内面描写は見事であり、小説としての魅力は本物だとは思います。

レビュー
内容等については 皆さんが書かれておられる通りで
特に触れませんが…。

自然の描写が非常に美しいと思いました。二編ともに。
確かに昔なので 自然がたくさんあり風情がありましたが、
現在の作家が 東京以外の田舎の風景を描くのには
少々表現力がない感じがします。
都会生まれ育ちの方が多いせいかもしれませんが…

ここまで美しく見えるような描き方をされ、その世界に
ふっくりと入り込めるのがいいと思います。

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『蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)』を読む

3位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『蒲団・一兵卒 (岩波文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『蒲団・一兵卒 (岩波文庫)』

レビュー
“女のなつかしい油の匂いと汗のにおいとが言いも知らず時雄の胸をときめかした”←おまわりさん、この人です。そう今ならツッコミをしたくなる本書だが、自然主義を【勘違い輸入】し、後の赤裸々告白系の私小説の流れに大きな影響を与えた事実に滑稽さを越えた驚きを感じてしまう。

個人的には【女弟子】の相手役が、奇しくも同じ母校、同じ姓というのもあって、何だか、作中で罵倒される都度に居心地の悪さというか。奇妙な気分になりつつ。(著者自身をモデルにした)時雄のあまりに激しい表裏に、うわあとドン引きしてしまったり。

私小説の先駆けを知りたい誰か。あるいは好きな女性の持ち物にクンカクンカした事のある誰かに(こっそり)オススメ。←通報しません。

レビュー
引っ越し荷物の中になぜ布団が残っていたのか不思議であるが、時雄の芳子に寄せる情愛は尋常ではなかった。兎に角田中にだけは芳子を取られたくはなかった。ただ田中と芳子は既に肉欲の関係にあったのでその点は田中に及ばなかった時雄。そのことに激昂する時雄。その恨み辛みや芳子への憐憫の情を残された布団に残っている残り香を嗅ぐことで満足させようとする。しかし芳子はありきたりの候文を送ることで時雄を突き放そうとするだけである。
素晴らしい男女関係の機微を描いた小説。明治40年によくぞこんな小説が描けたと感心する。私なら恥ずかしくてとても描けない。
レビュー
「蒲団」は著者の分身である主人公の中年作家の哀愁が滲み出た作品です。当時自然主義文学の傑作と言われただけあり、文章と描写の上手さは一級品で、女学生に恋をした中年作家のどうしようもない心の葛藤が哀しみを帯びて伝わってきます。
異国の地で病死する青年兵士を描いた「一兵卒」も短いながら余韻の残る作品です。苦痛にもがきながら日本に残してきた母や妻の顔、故郷の光景を思い浮かべる兵士の描写が強烈に印象付けられます。実際に戦場で犠牲になった多くの兵士たちも同じような心情で死んでいったことが想像でき、戦争の不条理に胸が詰まる作品です。
レビュー
イメージに反して?めちゃ面白いです。主人公のゲスぶりが正直すぎるほど伝わるところが素晴らしい!ここまで隠さずゲスぶりをさらけ出せるところが、文学なのでしょう。一気読み!

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4位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『田舎教師 (岩波文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『田舎教師 (岩波文庫)』

レビュー
熊谷中を卒業した主人公が家庭の事情で進学もままならず、母親の情にもほだされて小学校の先生になる。文学や音楽を通じた社会的な栄達を夢見ながら現実との狭間で悩み、親友の恋が成就した結果自身の恋に破れ、やがて堕落の味も覚えていく。人間的に成長していく過程をたどりながらも、最後はほろ苦い結果だ。救いのないようにも思えるが、実は様々な人間関係や利根川に代表される自然や風土に主人公が支えられていいたのが分る。弥勒や中田といった地名は今でもほぼ現存する。もちろん当時をたどる術もないかも知れないが一度訪れたくなる。それにしても作者の視点は他の作品でもそうだが、社会のマイノリティの側から見つめられ、そしていつも暖かい。
レビュー
清三の志しは貧弱なもので、早々と挫折するが、当時の情報の少なさからすれば、かなりのプロセスであったと思われる。
レビュー
行田に40年住んでいますが、今回初めて読みました。主人公が亡くなりがっかりです。ハッピーエンドにしなかった
田山花袋先生も主人公を気の毒と思われたのでしょうね。無料本ありがとうございました。
レビュー
昔読んでよかったのでまた読みたかった。無料であったのはびっくり。よかったです。

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5位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『東京震災記 (河出文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『東京震災記 (河出文庫)』

レビュー
田山花袋が作家としてまた記者としての目で関東大震災を記した良い作品だった。
残念ながら、作家としてある程度事件などについても意見を述べてほしかった。

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6位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『温泉めぐり (岩波文庫)』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『温泉めぐり (岩波文庫)』

レビュー
北は津軽の大鰐温泉から南は霧島の栄之尾温泉まで、これが書かれたのが今から約百年前ということを考えると、よくぞこれだけの温泉に行ったもんだと思います。しかし、花袋本人が温泉は別府が日本一!と言っているわりには九州の温泉はチョロッと舐めた程度の紹介。近畿、中国、四国の温泉もほとんどありません。東北はそこそこ。大部分を占めるのは関東甲信越の温泉で、ぱっとページを開くと「四万は・・伊香保よりぐっとすぐれていて」とか「吾妻の温泉の中で・・河原湯の谷が一番」とか(その川原湯が間もなくダムの底に沈んでしまうと知ったら、花袋はどう思うでしょう)、「別府に比べたら、熱海や伊東などは殆ど言うに足りない」とか、万事こんな調子で主観100パーセントのランキングが目白押し(笑)。この独断と偏見を笑って許せるならば、本書は「買い」でしょう(笑笑)。
レビュー
田山花袋がこんな仕事をしていたのか、と興味半分で購入しました。
昭和2年出版の改訂増補3版の復刻版だそうです。当時の広告もそのまま、活版の乱れもそのままです。
あまり文学的ではなく、本当に温泉ガイドです。
地図を手元に於いて読んでいます。台湾や満州の温泉も含まれているのが、時代を感じます。
昔の人は良く歩いた様です。
レビュー
最高です。とても良いです。とてもよいです。とてもよいです。 。
レビュー
あの田山花袋による温泉ガイド、といったもの。
もちろん当時は実用書としても使われたのだろうが、そこは田山花袋。
しっかりと一編の文学となっている。

温泉場でのほんの一瞬の人との出会いから物語をつむぎだしたり、何気ない風景に詩情を感じてみたり。
ちょっと文章がワンパターンな気もしないでもないが、単なるガイドに留まらない内容になっている。

とはいえ、そんな詩的な部分だけでなく、気に入らない温泉については、
「行く価値はない」
「俗っぽい」
などとばっさり。

自分の好きな温泉がけなされると気分のいいものではないが、まぁここまでばっさりやられるといっそ爽快でもある。

取り上げられている温泉は全国にわたるとはいえ、詳述されているのは関東近辺のものばかり。
あとは比較的駆け足なので、関東近辺の在住者の方が楽しめるはず。
また、電車がまだ通ってないところがあったり、「馬車鉄道」なるものがあったりと、当時の交通事情が垣間見られるのも面白い。

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7位. 田山花袋のおすすめ作品・書籍│『お金本』

田山花袋のおすすめ作品・書籍レビュー│『お金本』

レビュー
昔は文筆で生計を立てることが、いかに難しいことだったかがわかる。
今も本が売れなくなって、先祖がえりしているようにも感じる。

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田山花袋のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『田山花袋のおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?

ぜひ、気になった田山花袋の作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!

ぴんと
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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通勤に時間がかかる人なら、少なくても1日1冊分は聴けるんじゃないでしょうか。

テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。

それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。

引用:なぜDaiGoは「目より耳」で本を読むのか

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