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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
- 2位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について―人生論―(新潮文庫)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について―人生論―(新潮文庫)』
- 3位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について (光文社古典新訳文庫)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について (光文社古典新訳文庫)』
- 4位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『意志と表象としての世界II (中公クラシックス)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『意志と表象としての世界II (中公クラシックス)』
- 5位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『意志と表象としての世界I (中公クラシックス)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『意志と表象としての世界I (中公クラシックス)』
- 6位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『存在と苦悩 (白水Uブックス)』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『存在と苦悩 (白水Uブックス)』
- 7位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について』
- ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『読書について (光文社古典新訳文庫)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『読書について (光文社古典新訳文庫)』

本を読み続けている人はすでに欲求の真っ盛りであり、自分で考える人とは対極の位置にいると思われるので、
いくら説いたとしても寝耳に水の話となっていると思う。


私は、この本を読んでそう思った。

古典だからと身構えたが読みやすい。
読書は他人の考えを模倣する事、自分で咀嚼出来なければ意味が無い。流行の本では無く古典を読め。誤った言葉遣いは、正しい意志の伝達を妨げ、文化を貶める。匿名で批判する事は、恥ずべき事である。等、今でも十分通用する考え方のオンパレード。
余談だが、著者のフランス文化を毛嫌い振りには笑ってしまった。
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍『読書について (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について―人生論―(新潮文庫)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について―人生論―(新潮文庫)』

アインシュタインがこの本を愛読したというのも、わかるような気がする。
ものごとを深く考えるための本。


一方、アランでは自らアクションを起こすことで、自身が幸福になり、他者をも幸福にすることが可能であると論じた。幸福を待つだけでは、幸福は手に入らず、逆に負の感情を生み、それは病と同じく身内や周りに伝染すると主張している。
現代社会ではアランの主張が好まれるように感じたが、ハウワーの論もとても面白くユーモアが溢れておりおすすめである。

人生の参考書。
天才の養成学校。
簡潔に要点を記すと、
・孤独を愛し、一人の時間を楽しめるようになり、卑俗で煩わしい人間関係を避け、静かで知的な生活をすること。
・健康は他の全ての幸福の基盤であるから、これを優先して大事にすること。
・「他人にどう思われるか」よりも「自分が実際にどうであるか」の方が大事。
・お金と時間に余裕のある人は、その自由な余暇を活用して、人類全体に普遍的な価値のあるものを産み出すべきであること。
ショーペンハウアーは正直な認識者であることがわかる。そしてリアリスティックな思想家でもある(世間一般で言う「現実主義」とは違うけれども)。
ショーペンハウアーは一つの学校なのだと思う。この学校で学んだ人には極めて優秀な人物が多い。
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍『幸福について―人生論―(新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について (光文社古典新訳文庫)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について (光文社古典新訳文庫)』




ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍『幸福について (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
4位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『意志と表象としての世界II (中公クラシックス)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『意志と表象としての世界II (中公クラシックス)』



特徴は、明朗さである。
例えば水道美術の所では、噴水が目に見えるようだし、詩作にお
ける「限定的形容語」への言及など、学びの享楽に他の余勢がない
ことを確認させられるのである。
音楽においては、その創作は、彼の説によるとある種の世界創造
に類すると言えるが、私はその創造者たちに敬意を払ってきた者で
ある。
人も言うように、この巻は、読んでいて非常に楽しい所である。

した議論がメインであるため、読む人にとってはイマイチかもしれ
ないませんが、この巻の途中から、ショーペンハウアーが後代に名
を残すことになった「メイン」の部分が始まります。読みやすく哲
学的エッセーのように読めることでしょう。
ちょっと毛色はちがいますけど、ドイツでモンテーニュの「エセー」
に相当する本はこれでは?とおもいました。
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍『意志と表象としての世界II (中公クラシックス)』を読みたい方はこちら↓
5位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『意志と表象としての世界I (中公クラシックス)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『意志と表象としての世界I (中公クラシックス)』


時間がないのならば、中巻の途中から始まる四章からでも、ショーペンハウアーの哲学を感じることができます。

正しいことが書かれているので、現代の科学の発展と
矛盾しないばかりか、最新の脳科学の結果が
ショーペンハウエルの思想を力強く補強しているように
すら見えます。
ショーペンハウエルは、「哲学とは世界が
何であるかを概念を使って正しく再現すること」と
言いました。この平易な言葉の深さには感嘆します。
1巻では表象の分類と根拠の説明がわかりやすく
なされます。そして物理学、数学、論理学の限界と
直観との関係などがさらけだされます。
2巻では、表象の相関を調べて外堀を埋めて行くだけでは決して
到達できない物自体(エネルギー、生命)を、力強く「意志」と
名づけました。物や植物、動物を始め
我々は等しくこの意志の表れだというわけです。この意志は
目的を持たない永遠の努力であり、人間においては
生殖において最も強くこの意志が見られると。
3巻以降ではこの意志からの脱却の方法と
純粋な愛の形である共苦が語られます。

新書サイズの3分冊になったこの本では、以前の西尾幹二氏の解説に代えて、新たに鎌田康男氏による解説が加わった。この魅力的な解説が、この本の面目を一新している。鎌田氏は、西欧近代市民社会がはらむ「自由であるがゆえに孤独でなければならない運命」をわれわれ現代人とも共有する19世紀の先駆者にして同時代人として、この哲学者を再認識するよう迫る。
この解説を読んでから、改めて本文を読むと、ペシミスト・ショーペンハウアーとは別の、ポスト・モダニスト・ショーペンハウアーの姿が浮かんでくる。古いイメージに憑かれた読者にとって、これは新鮮な体験であり、「ドイツ観念論」という哲学史理解の枠組みそのものの変更を迫るような衝撃である。
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6位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『存在と苦悩 (白水Uブックス)』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『存在と苦悩 (白水Uブックス)』

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7位. ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍│『幸福について』
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍レビュー│『幸福について』

だまされたつもりで読んでも損はしない一冊、おすすめ!


ショーペンハウアーの頑固じじいぶりが良く、照れてる場面では微笑ましかった。

ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍『幸福について』を読みたい方はこちら↓
ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『ショーペンハウアーのおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったショーペンハウアーの本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
