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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、親鸞のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『はじめての親鸞(新潮新書)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『はじめての親鸞(新潮新書)』
- 2位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『歎異抄』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『歎異抄』
- 3位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』
- 4位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞 (ちくま新書)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『親鸞 (ちくま新書)』
- 5位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)』
- 6位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』
- 7位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』
- 親鸞のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『はじめての親鸞(新潮新書)』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『はじめての親鸞(新潮新書)』




スピノザのいう神とは、大日であり、阿弥陀であり、自然であり、宇宙である。
この世界が生まれてから、すべては必然にして諸行無常。
ただただ、その神の腕の中に身を委ねる感覚こそ、信仰心というものなのではないか。
難しいことを考えても、厳しい修行をしても、瞑想しても、
結局行き着く先は親鸞聖人でした。
親鸞のおすすめ本・書籍『はじめての親鸞(新潮新書)』を読みたい方はこちら↓
2位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『歎異抄』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『歎異抄』

漫画になったということで、こちらも読んでみました。虚実ないまぜになった様々な人物が登場します。あっという間に楽しく読めてしまいます。「こういうのもありだなあ」と感心しました。
救われない魂を持ったまま死罪になる人物、僧侶に恋をする娘、そして元気いっぱいに描かれる唯円など、この漫画に登場する人物を思い浮かべながら原文をまた読んでみようと思います。
歎異抄入門には最適です。オススメします。

歎異抄を読んだことは無いのですけれど、これを気に読んでみたいと思いました。


「極楽浄土に行きたいという気持ちすら湧いてこねぇ」
と弟子の唯円が問う。
「われら念仏者の心に起こる(これらの)雑念もすべて、
阿弥陀様は最初っからお見通しってことだ」
と親鸞は答える。そして
「往生を喜べない自分の心を嘆くよりも、
それでも見捨てずにお救いくださる阿弥陀様の悲願を頼もしく思いなさい」
深い…
阿弥陀様のお慈悲、親鸞さまの御心、唯円様の嘆き。
おもわず合掌をする。
親鸞のおすすめ本・書籍『歎異抄』を読みたい方はこちら↓
3位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』

親鸞に就いて知りたいと言うので、
母に送るために、Amazon発注。
目下、闘病中なるも、手に取ること請け合い。
知識欲強き母、息子として、敬服している。

親鸞という単行本を読んでそのあたりの関係を知りたくて購入しました
とてもいい対応で商品もすぐに届くし 満足です


親鸞のおすすめ本・書籍『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』を読みたい方はこちら↓
『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 (PHP文庫)』を読む
4位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞 (ちくま新書)』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『親鸞 (ちくま新書)』

できなかったが、読み進むにつれて親鸞聖人の思想の歩みに惹きこまれていった。
本の中身は簡単にまとめられないが、読めば読むほど彼の人となりに興味を覚え
る。恐らくその思想の普遍性は、彼が人一倍煩悩強く、おのれを鋭く見つめる自意識
の持ち主だったことによるのだろう。彼の悩みは、あらゆる人の悩みを包みこむ。
私が彼を好きなのは、宗教者でありながら、不可思議なものの存在を疑う目を持っ
ていると感じるからだ。そしてその上で彼は信じるのである。また、本の中に「法然の
場合も、親鸞の場合も、彼らが存命中には、けっして教団という組織を目指す動きは
なかった」とあるように、人とのつながりは大事にしても、むやみやたらと徒党を組まな
い姿勢も共感できる。
彼はこの世を低く生きることを心がけたのではないか? それこそが人一倍煩悩強く、
鋭い自意識を持つ人間の居場所だと自分に言い聞かせて。

その一方で、親鸞の聖徳太子信仰の考察は、筆者の反天皇制思想がもろに出てしまっており全く参考になりません。佐々木正氏や梅原猛氏の著書で補完しましょう。
親鸞のおすすめ本・書籍『親鸞 (ちくま新書)』を読みたい方はこちら↓
5位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)』
親鸞のおすすめ本・書籍『親鸞全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)』を読みたい方はこちら↓
6位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』



親鸞大好きというわけではないが、その思想を考えてみたいという人が上記の本を読んでみると、ちょっと「なんだかなあ」というところも親鸞をヒーローにするために帳尻合わせのような解釈が多々なされているのを発見するだろう。本書はそこを冷静に乗り越え、より親鸞への実像に迫っている。思想は一貫性がなくても、また多々現実に屈服することがあっても、それでも、それでこそ苦悩の人、親鸞じゃないかと筆者は優しく語る。

もう一つ。明治時代の神仏分離令が出た後、寺領をすべて失った後、独自で踏ん張れるだけの財政力があったのは浄土真宗本願寺派と大谷派だけ。本当に親鸞が願った教団のあり方だったのだろか、とも。「神々の明治維新」(安丸良夫、岩波新書)ご参考。
親鸞のおすすめ本・書籍『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』を読みたい方はこちら↓
『浄土真宗とは何か 親鸞の教えとその系譜 (中公新書)』を読む
7位. 親鸞のおすすめ本・書籍│『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』
親鸞のおすすめ本・書籍レビュー│『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』

その度に紆余曲折のある物語です。
崇高なイメージとは裏腹に
人間くさい、ひとつの物事に対して一生懸命な
姿が描かれています。
面白いと思います。

時代背景もしっかりしていて、当時の様子が良く分かりました。
年号を覚えるだけの歴史知識ではなく、このような小説から時代拝啓を知ることはとても大切だと思います。
五木寛之さんの、造形の深さに敬服致します。
読み切ったら、もう、夢中になれる本がありません。少し喪失感があります。


「教行信証」に手を加えている。なんともエピソードの少ない毎日であるが、
さすがに五木寛之、想像の翼を拡げてふたたび反親鸞派の黒面法師を登場させて
面白おかしく物語を盛り上げる。
それにしても親鸞が年寄りだからまわりの人たちも年寄りばかり。
つぶての弥七90歳、常吉80歳。黒面法師80歳以上。覚蓮坊70歳後半。そして
妻恵信の妹に加えて悪牛再登場。こんな「高齢化社会」は当時実際には
ありえないのだが五木の筆力と面白さであまり不自然さも感じないで楽しめる。
親鸞の死後20年たって「歎異抄」を書いた唯円が登場し、親鸞といろいろなことを
語るシーンが印象的。親鸞の率直さとそっけなさと厳しさを表わしていて興味深い。
親鸞のおすすめ本・書籍『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』を読みたい方はこちら↓
『親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)』を読む
親鸞のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ

『親鸞のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった親鸞の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
