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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍ランキング5冊を紹介していきます!
目次
- 1位. おすすめ作品・書籍│『陰翳礼讃』谷崎潤一郎
- おすすめ作品・書籍レビュー│『陰翳礼讃』谷崎潤一郎
- 2位. おすすめ作品・書籍│『痴人の愛』谷崎潤一郎
- おすすめ作品・書籍レビュー│『痴人の愛』谷崎潤一郎
- 3位. おすすめ作品・書籍│『細雪 全』谷崎潤一郎
- おすすめ作品・書籍レビュー│『細雪 全』谷崎潤一郎
- 4位. おすすめ作品・書籍│『春琴抄』谷崎潤一郎
- おすすめ作品・書籍レビュー│『春琴抄』谷崎潤一郎
- 5位. おすすめ作品・書籍│『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)』谷崎潤一郎
- おすすめ作品・書籍レビュー│『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)』谷崎潤一郎
- 谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. おすすめ作品・書籍│『陰翳礼讃』谷崎潤一郎
【作品・書籍の内容】
人はあの冷たく滑かなものを口中にふくむ時、あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。
-西洋との本質的な相違に眼を配り、かげや隈の内に日本的な美の本質を見る。
おすすめ作品・書籍レビュー│『陰翳礼讃』谷崎潤一郎

蛍光灯の生活に慣れたわたしにとって、著者の陰翳を賞賛する視点はとても新鮮だった。と同時に、古い日本家屋や寺社仏閣に入ったときに感じる「なんとなく落ち着く」感覚のルーツを発見したような気になって、うれしく思った。日本人としての美意識はわたしにもちゃんと残っていたんだな、と(笑)。古い寺などをまわる前にもう一度読もうと思う。

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2位. おすすめ作品・書籍│『痴人の愛』谷崎潤一郎
【作品・書籍の内容】
「つまりナオミは天地の間に充満して、私を取り巻き、私を苦しめ、私の呻きを聞きながら、それを笑って眺めている悪霊のようなものでした」独り者の会社員、譲治は日本人離れした美少女ナオミに惚れ込み、立派な女に仕立ててやりたいと同居を申し出る。我侭を許され性的に奔放な娘へ変貌するナオミに失望しつつも、その魔性に溺れて人生を捧げる譲治の狂おしい愛の記録。谷崎の耽美主義が発揮された代表作。
おすすめ作品・書籍レビュー│『痴人の愛』谷崎潤一郎


計画はすべて順調に進んでいるかに思えたが…。
少女から女に変化する過程に、理想の女どころか一人前の悪女に成長したナオミ。
裏切られ、痛められるほど、魅了され溺れていく。
サディスティックな関係と言い切れない、日本人男性ならではの弱さが実に上手く表現され、「これぞ谷崎!」絶対オススメの一冊です。
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テキストをフラットに聴くことにより、文章や論理の構造まできれいに頭に入るので、本がまるごと頭の中に入るような喜びが体感できます。
それによって話すことがうまくなり、言葉も出てきやすくなるので、本を耳で聴くのはおすすめですよ。


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3位. おすすめ作品・書籍│『細雪 全』谷崎潤一郎
【作品・書籍の内容】
小説『細雪』は、いまの世の中では殆ど見かけられなくなったと思われる美しい4姉妹の、妖しい息づかい、微妙な相剋、宿命的ともいえる孤独感が、関西独自の風習や、季節の移り変りのなかで見事に描かれている。谷崎文学の頂点として昭和文学史を華やかに彩る、名作長篇初の豪華全一冊本。
おすすめ作品・書籍レビュー│『細雪 全』谷崎潤一郎

なんとはなしにめくっては読む日常。
古書店で手に入れた初版本から文庫本から全集まで
その時、その時に購入して
ボロボロに成ってもその本の匂いに捨てられない。
魔力を秘めたというか
読んでいるあいだじゅう、うつらうつらと
まどろんでいるような極上の心地よさの中にいる気がする。
永遠に目を閉じたときは一緒に葬ってくれと家人に伝えてある。


私は同じ本を3分冊の文庫本や文学全集の中の「谷崎潤一郎集」として数冊持っているが、物語の分量を実感しながら、しかも持ち歩きやすい、この中公文庫版がベストだと思う。
物語自体の評価は定着しているが、私には柔らかな関西弁とのんびりした風俗描写で心が安らぐ精神安定剤になっている。
谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍『細雪 全(谷崎潤一郎 著)』を読みたい方はこちら↓
4位. おすすめ作品・書籍│『春琴抄』谷崎潤一郎
『春琴抄(谷崎潤一郎 著)』は、○を紹介しています!
【作品・書籍の内容】
盲目の三味線師匠春琴に仕える佐助の愛と献身を描いて谷崎文学の頂点をなす作品。幼い頃から春琴に付添い、彼女にとってなくてはならぬ人間になっていた奉公人の佐助は、後年春琴がその美貌を何者かによって傷つけられるや、彼女の面影を脳裡に永遠に保有するため自ら盲目の世界に入る。単なる被虐趣味をつきぬけて、思考と官能が融合した美の陶酔の世界をくりひろげる。
おすすめ作品・書籍レビュー│『春琴抄』谷崎潤一郎

とてつもない、「風景の鮮明さ」ということに尽きます。
文体は独特の読点「、」で刻んでいくモノになっていますが、流れるような美麗体でうっとりします。
春琴の佐助に対する”仕打ち”は、まるで読んでいるこちらのほうに、三味線のバチが飛んでくるよう・・・。
晴れて”同族”となった佐助と春琴のランデブーは、なんとも言えない「人間の極限の愛の姿」を感じます。

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5位. おすすめ作品・書籍│『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)』谷崎潤一郎
『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)(谷崎潤一郎 著)』は、○を紹介しています!
【作品・書籍の内容】
エスカレートする遊びの中で、少年と少女が禁じられた快楽に目覚めていく「少年」、女に馬鹿にされ、はずかしめられることに愉悦を感じる男を描く「幇間」、関東大震災時の横浜を舞台に、三人の男が一人のロシア人女に群がり、弄ばれ堕ちていく「一と房の髪」など、時代を超えてなお色鮮やかな、谷崎文学の真髄であるマゾヒズム小説の名作6篇。この世界を知ってしまったら、元の自分には戻れない。
おすすめ作品・書籍レビュー│『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)』谷崎潤一郎

タイトルの通り、マゾヒズムに焦点をあてた作品6編が収録されている。
最も印象に残ったのは「少年」である。
10歳を過ぎたばかりの少年少女達が、快楽を快楽と理解しないまま、危険な遊びに取り憑かれ、次第にエスカレートしてゆく様が描かれている。
悪いことのような気がする、でも病み付きになる、といった後ろめたさ。
マゾヒズムとエロティシズムの違いすら理解できない幼さ。
無邪気な子供であるがゆえの危うさ。
読んでいて引き込まれた。
読者の嗜好がどうあれ、この一編だけでも読む価値はある。
収録作品の大部分が初期の谷崎作品である。
ゆえに、後に発表される日本のマゾヒズム文学の金字塔「痴人の愛」の布石ともなったであろう作品集。

谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)(谷崎潤一郎 著)』を読みたい方はこちら↓
谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ

『谷崎潤一郎のおすすめ作品・書籍ランキング5冊』いかがでしたか?
ぜひ、気になった谷崎潤一郎の作品・書籍を読んで、あなたの人生に役立ててみてくださいね!
