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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、東芝のおすすめ本・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)』
- 2位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝はなぜ原発で失敗したのか』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝はなぜ原発で失敗したのか』
- 3位. 東芝のおすすめ本・書籍│『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』
- 4位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝 原子力敗戦 (文春e-book)』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝 原子力敗戦 (文春e-book)』
- 5位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』
- 6位. 東芝のおすすめ本・書籍│『企業不正の研究』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『企業不正の研究』
- 7位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝事件総決算 会計と監査から解明する不正の実相』
- 東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝事件総決算 会計と監査から解明する不正の実相』
- 東芝のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
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1位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)』
自分は小さな会社に勤めるサラリーマンだから、東芝のような大企業とはユーザーとして以外、接点すらない。
だけど、ひとつひとつの選択の積み重ねがその後の人生(というと多少大げさかもしれないけど)に影響するという点においては誰にでも当てはまることなので、人生の教訓として考えさせる内容でした。
東芝のおすすめ本・書籍『東芝の悲劇 (幻冬舎文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝はなぜ原発で失敗したのか』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝はなぜ原発で失敗したのか』
東芝が原発事業で失敗した理由を、ずばり、GEにウエスティングハウスとその最新型AP1000を押し付けれられたせいであると看破している。すべてを東芝の経営者に押し付けた他の東芝本(例:東芝の悲劇)とは一線を画す内容であり、秀逸な見解だ。
私が最も注目したのは、この本の後半にある、戦後の日本人物理学者と原子力発電との関係である。戦後の日本の素粒子物理学研究については、ノーベル賞を取った湯川、朝永、南部あたりは様々な本が詳しく述べている。しかし、益川らを含めてその他の素粒子物理学者が何をしていたのかは、何か霧がかかったようなベールにつつまれていた。P128には次のような記述がある。「素粒子論グループの隠れた教義は「量子力学とマルクス理論を組みあわせて、高度な理論考察を行うことで、世の中のすべての解答を得る」というものだった。」これこそが戦後の物理学者を席巻した思想だった。これがわかるだけでも、この本を買う価値がある。
東芝のおすすめ本・書籍『東芝はなぜ原発で失敗したのか』を読みたい方はこちら↓
3位. 東芝のおすすめ本・書籍│『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』
まず驚いた。世界初のノートパソコンを作った東芝だがその製品を売りまくった人物が本書の西田氏というのが
更に驚く点で異分野に転身してもバイタリティが衰えなかったのは凄い。
東芝のPC部門はシャープに買収されてしまったが、今は亡き西田氏は何を思うのだろうか。
また東芝の混迷ともリンクする日本の電機業界の低迷はいつまで続くのだろうか?
光の部分が眩しいだけに転げ落ちる闇のせつなさが際立つ。ある意味、東芝、いや日本という小さい器では収まりきれなかったのかもしれない。
(補足)レビューを見直した際に、配慮に欠けた表現に気づきました。申し訳ありません。一文削除して表題も変えました。
東芝のおすすめ本・書籍『テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅』を読みたい方はこちら↓
4位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝 原子力敗戦 (文春e-book)』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝 原子力敗戦 (文春e-book)』
私が所属する会社も最近はチャレンジに近い話もある。
出世欲に駆られた奴らは万国共通でロクでもない事も良くわかったし、今現在実感としても持っている。
人のふり見て我がふり直せには非常に良い本。
自分の心の中でも同じことが言えると思いました。
東芝のおすすめ本・書籍『東芝 原子力敗戦 (文春e-book)』を読みたい方はこちら↓
5位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』
人間、誰しも失敗から目を背けたくなるものだ。政治も同じだ。
ところが、実はNTTと電力会社の庇護の中でぬるま湯につかっていた業界で、徐々にその競争力を確実に落としていったことが本書を読んで良くわかりました。
日本の戦後復興は、国や電電・電力などの庇護があったおかげで急速に実現できたという「功」の部分も大きいですが、その結果、ある時期から井の中の蛙になってしまい競争力を培うことを忘れてしまったという「罪」の部分が大きくなったようです。
しかし、いまだにそういう大会社を安定の象徴として就職口に選ぶ人が多いということは、会社だけでなく、人までもが競争力や野心を失っている証拠なので、これからの日本は大変だ、と思います。
東芝のおすすめ本・書籍『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』を読みたい方はこちら↓
『東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)』を読む
6位. 東芝のおすすめ本・書籍│『企業不正の研究』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『企業不正の研究』
専門用語が多くやや硬い内容に傾きがちながら、動物園のたとえ話など、イラストも交えたわかりやすい解説が混じり、硬軟のバランスが良いと思った。
ディフェンスライン・・・等々
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7位. 東芝のおすすめ本・書籍│『東芝事件総決算 会計と監査から解明する不正の実相』
東芝のおすすめ本・書籍レビュー│『東芝事件総決算 会計と監査から解明する不正の実相』
東芝の問題は、会計・監査の知識・経験がないと、その実相は理解しにくい。著者はできるかぎり平易な解説を試みているが、会計不正の内容を理解するにはやはりある程度の専門知識が必要であろう。これまでの東芝本では、ここのところのファクトの分析が徹底的に欠けている所以でもある。いずれにしても、プロによる客観的で冷静なアプローチの手本となる、すぐれた力作と言える。
単に会計上の問題に留まらず、監査、内部管理等多岐にわたり検討がなされている(筆者の経歴を見て納得)点で勉強になりました。
また、企業結合会計基準を平易に説明しそれを東芝事案に当てはめることで、実務上の検討課題を浮き彫りにしている点が良かったです。
公認会計士を目指す人が「実際の監査」とはどういうものかをイメージすることにも役立つのではないかと思います。
そのためか?本人による取材は一切なしで、プレスリリースや第三者委員会の報告書など、オープンなリソースを使ってのみの解説。
会計の勉強のための好材料でもあるが、連結や引当金など、ある程度の会計知識がないと厳しいと思う。
初心者にとっては専門性が高く、骨太すぎるので、その点で星一つ減。
中を開けて見ると、会計学のプロから見た事件の分析が中心でした。
従って素人の私には、数字的な意味合いはあまり判りませんでしたが、理詰めで事件の背景に迫って行くプロの手法に納得すると共に、ある意味「alternativefacts(別の事実)」が作られて行く過程などはとても興味深く読む事が出来ました。
また知らない専門用語が出てくるたびにググったりする事で少し知識が増えたことも嬉しいです。
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東芝のおすすめ本・書籍ランキング│まとめ
『東芝のおすすめ本・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった東芝の本・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!