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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、原爆のおすすめ絵本ランキング5冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. 原爆のおすすめ絵本│『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』
- 原爆のおすすめ絵本レビュー│『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』
- 2位. 原爆のおすすめ絵本│『8月6日のこと』
- 原爆のおすすめ絵本レビュー│『8月6日のこと』
- 3位. 原爆のおすすめ絵本│『ちっちゃい こえ (単品紙芝居)』
- 原爆のおすすめ絵本レビュー│『ちっちゃい こえ (単品紙芝居)』
- 4位. 原爆のおすすめ絵本│『ヒロシマに原爆がおとされたとき』
- 原爆のおすすめ絵本レビュー│『ヒロシマに原爆がおとされたとき』
- 5位. 原爆のおすすめ絵本│『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』
- 原爆のおすすめ絵本レビュー│『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』
- 原爆のおすすめ絵本ランキング│まとめ
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1位. 原爆のおすすめ絵本│『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』
原爆のおすすめ絵本レビュー│『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』


絵本としても、原爆の知識も本格的に詳しく描かれています。作者の話も聞いたことがありますが、作者自身も当時広島にいたという経験を持ちながら、客観的に事実を伝えることに徹した本だということでした。
ずっと保存していきたい本だと思います。

広島の歴史に始まり、戦前・戦中に至るまでの間の変貌、そしてあの日。
戦時下とはいえ確実にあった人々の日常が、実に丁寧に克明に描かれている。それがたった一発の爆弾により、一瞬にして崩壊する様もまた残酷なまでに克明だ。
地獄。
体験者の証言を元に再現されたこの地獄図は
絵だからこそまだ正視の余地があるのかもしれない。ただ一枚一枚に描かれた無数の凄惨な事象が、全て絵空事ではなく実際に起きた残酷である以上、そこから先は読み手の想像力が試されるだろう。その点では大人より子供の方が素直に受け止めるかも知れない。
後半は復興と世界の核の状況が述べられる。
この辺りは多少データが古くなっているが、
核が相変わらず存在し、やや潜在的な傾向になりつつも脅威を示していることに変わりはない。
この一冊で原爆被害のベーシックな知識はほぼ得られると言っても過言ではないだろう。
ただこれ以上を知ろうとするならば、相応の覚悟が必要になることは肝に命じておいた方がいい。

新しい版ほど新知見が盛り込まれているみたいなので、できれば新しい版を購入した方がいいと思います。
本当は☆5をつけたいのですが、初版から20年以上も経ち、データがところどころ古いので☆-1にさせていただきました。
原爆のおすすめ絵本『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』を読みたい方はこちら↓
2位. 原爆のおすすめ絵本│『8月6日のこと』
原爆のおすすめ絵本レビュー│『8月6日のこと』


けれどこの本を読み聞かせるだけで、絶対心に響くものがあるはずです。
こういう本がたくさん発刊されて欲しいです。。8月に読むとタイムリーとてもいいです。

そして、その是非にばかりこだわる人々は、
原爆を落とされれば、いいか悪いかは関係なく、
多くの人間が死ぬという事実には、
あまり関心はないように見える。
しかし、普通の人間にとって大事なのはこっちの話である。
この本は、勝ち負けや正義にこだわりがちな子どもの目を、
この大事な話の方にまっすぐ向けてくれる。

いまでは親になって、子供たちにとっては戦争や原爆投下は「歴史の中の出来事」になっています。私た
ちがおじいさん、おばさんから伝えてもらった大事な、しかも伝えていかなければならないことを子供に
分かりやすく伝えるためにとてもよい本だと思います。
原爆のおすすめ絵本『8月6日のこと』を読みたい方はこちら↓
3位. 原爆のおすすめ絵本│『ちっちゃい こえ (単品紙芝居)』
原爆のおすすめ絵本レビュー│『ちっちゃい こえ (単品紙芝居)』


原爆のおすすめ絵本『ちっちゃい こえ (単品紙芝居)』を読みたい方はこちら↓
4位. 原爆のおすすめ絵本│『ヒロシマに原爆がおとされたとき』
原爆のおすすめ絵本レビュー│『ヒロシマに原爆がおとされたとき』


語りの良さと画の記憶。それを忘れないように。
あんまし説明はしたくないです。
観て、聞いてやってください。
分かるから。

1945.8.6、広島の市井の人々の現実を
偽りなく描かれた(大道さんの肉声CD付き)画集とも呼べそうな絵本です。
大道さんによる生々しい数々の絵を
到底1ページの文字数には収まりきれない熱く力強い語りを聞きながら
見ました。
原爆によって最後を迎えた大勢の人々のやるせない気持ちに寄り添いました。
大道さんは1909年広島に生まれ、2010.9.14、101歳で死去されています。
兄は「原爆の図」の丸山位里さん。
大道さんは「原爆の図」に関して嫌悪感を隠さなかったそうです。
兄夫妻が広島に入ったのは原爆投下数日後であり、
「兄さんたちは見てないから描けるんだ」とも漏らしていたそうです。
一方で、この批判は、作品が神聖化されることから救ったともいわれています。
そういうエピソードからも、
作者の並々ならぬ思いがこめられた力作です。
原爆のおすすめ絵本『ヒロシマに原爆がおとされたとき』を読みたい方はこちら↓
5位. 原爆のおすすめ絵本│『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』
原爆のおすすめ絵本レビュー│『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』


原爆記念館の地下の展示にあるようなものを想像していて、構えていた分だけすこしインパクトが小さかった。

いわさきちひろさんのやわらかいカット。
でも、そこにあるのは 胸に突き刺さる、悲しいとかの言葉では済まされない記憶の記録。
なかでも、トマトの詩は 強烈に心に焼き付いて、夏になると、心の中で繰り返されます。
年をとるにつれ、原爆が落ちた年はどんどん過去になっていくのですが、
この詩だけはより明確になり、この詩の中で悲しむ人を苦しめている戦争というものを
強烈にしていきます。
原爆のおすすめ絵本『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』を読みたい方はこちら↓
『わたしがちいさかったときに―原爆の子 他より (若い人の絵本)』を読む
原爆のおすすめ絵本ランキング│まとめ

『原爆のおすすめ絵本ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になった原爆の絵本を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!
