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こんちわ、柿田ぴんとです!
今回は、ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍ランキング7冊を、高評価レビューも加えてご紹介します!
目次
- 1位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『コクトー詩集 (新潮文庫)』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『コクトー詩集 (新潮文庫)』
- 2位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)』
- 3位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『雄鶏とアルルカン: ジャン・コクトーの音楽小論 (MyISBN – デザインエッグ社)』
- 4位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『大胯びらき (河出文庫)』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『大胯びらき (河出文庫)』
- 5位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『評伝ジャン・コクトー』
- 6位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『白書』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『白書』
- 7位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『おかしな家族』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『おかしな家族』
- ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
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1位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『コクトー詩集 (新潮文庫)』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『コクトー詩集 (新潮文庫)』
想像を掻き立てられます。
高校生のときにこれを読んで感動しましたが、
40代後半の今あらためて読むと、さらに奥深いものを感じます。
自然に自分の感情を詩の形式に置き換えていける天才的な詩人だとおもいました。ある時は絵の様な情景になり、ある時は
小説の短編を読んでいるような楽しみを感じさせて貰えます。堀内大学の訳.素晴らしいです。
あまり詩に興味はないんですが、コクトーの詩は飴玉のように楽しめます。
原文ももちろん読みたいんですけどネ〜♪
ほぼ全ての芸術分野に関わる。舞台、映画にも及ぶ。
ココシャネルとの付き合いは、友人の域を越える。
でもご自身は「詩人」との自覚であった。
私がこの人の偉大さに気付いたのは、「耳」ーカンヌ第五ーに出会って。
今から25年前のこと。
全ての作品は、たった2行のこの詩に集約される。
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍『コクトー詩集 (新潮文庫)』を読みたい方はこちら↓
2位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)』
それを説明できるほどの読解力や表現力が無い自分がもどかしいのですが・・・・。
愛情とも憎悪とも言いがたい奇妙(あるいは不気味)な関係や、友人との共同生活、黒い毒薬を手に入れてから等、
各ポイントごとに変化していく登場人物の心情を読み取っていくのが面白い。
ところで本作の最大キーパーソンであろうダルジェロスは何者!?
最後は、雲の中から雷が落ちてきます。
そんな小説です。
『恐るべき子供たち』の主人公は、ポールとエリザベートの姉弟です。この姉弟の肉体を超越した魂の結び付きが物語を通して表現されています。コクトーはシュールレアリストと対立した人でしたが、登場人物の深層心理を掘り下げるのがとても上手です。成熟の途上にある子供たちの心理に対する洞察力に富んだ語り口は、読んでいてシュールレアリストが好んで用いる精神分析をどこか彷彿とさせます。挿絵のイラストも全てコクトーが描いています。映画の絵コンテのようにラフな絵なのですが、センスが良いイラストばかりです。コクトーとラディゲは恐るべき才能の持ち主だと思いました。
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍『恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)』を読みたい方はこちら↓
3位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『雄鶏とアルルカン: ジャン・コクトーの音楽小論 (MyISBN – デザインエッグ社)』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍『雄鶏とアルルカン: ジャン・コクトーの音楽小論 (MyISBN – デザインエッグ社)』を読みたい方はこちら↓
『雄鶏とアルルカン: ジャン・コクトーの音楽小論 (MyISBN – デザインエッグ社)』を読む
4位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『大胯びらき (河出文庫)』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『大胯びらき (河出文庫)』
といってももちろんコクトーのこと、普通の青春小説ではありません。
甘酸っぱいより辛口で、読む人のハートをつかみます。
読んだ後は、なんだかやりきれないような、もどかしいような感覚に襲われます。
でも、だからなのか、また読みたくなってきます。
既存の青春小説に飽きた人にどうぞ。
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5位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『評伝ジャン・コクトー』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍『評伝ジャン・コクトー』を読みたい方はこちら↓
6位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『白書』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『白書』
監修は三島由紀夫の最後の装丁画家村上芳正さんでした。
で、当時、薦められるままに、資料として買い求めたジャン・コクトーの「白書」を開いて仰天。
イラストとは言え、もろだしの男性性器や、男同志の性描写に肝をつぶしました。
が、卑猥さではなく、官能的で、頭から水を浴びせられたカルチャーショック!
同時に、これ、世の中に出回って良いの?と心配になり、
そして、このようなエロチシズム溢れる男性ダンサー・俳優になりたいと
決心したきっかけを頂いた大切な本になりました。
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍『白書』を読みたい方はこちら↓
7位. ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍│『おかしな家族』
ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍レビュー│『おかしな家族』
Cocteau本人のデッサンと、原文ものっているのがよいです
デッサンは、手を加えずそのままもう少し大きく載せてもらいたかったな〜
というタイトルだが、実に、おかしな物語である。
つかみどころのない、シュールな、具体的で、しかも抽象的な物語。
ヘタウマ的な、コクトー自身の手による挿絵も、この物語の奇妙さを倍増させている。
単純に読んでいくと、「えっ、うそ、こんな話なの?」
という感じである。
でもジャン・コクトーが書いたのだから、きっとなにかトテツモナイ裏があるのではないだろうか。
と、何度も読み直し、しまいには半分もわからないフランス語(原語つきである)をじっと
見つめる始末。
敬意をこめて4つ星にしたが、1か5のどちらかだろう。
きっと凡人である私の理解を超えているのだろう。
それともそういう反応をする人見たくて、あえて余興で書いたのかもしれない。
とにかく、かのコクトーもこんなおかしなものを書いた(描いた)のか、ということを
知っただけでも大満足である。
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ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍ランキング│まとめ
『ジャンコクトーのおすすめ作品・書籍ランキング』いかがでしたでしょうか?
ぜひ、気になったジャンコクトーの作品・書籍を読んで、あなたの実生活に役立ててみてくださいね!